平澤さえ子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夢は、待っているだけじゃダメなんだ、行動しているうちに近づくんだな、と感じた1冊。
この著者は、ブータンに興味を持ったことから、色んな縁があって、ブータンの田舎の学校で給食の改善のお手伝いをすることに。ここでの活動がその後、何度もブータンに呼ばれるように仕事(ボランティア)が次々に舞い込む。
そこには、その土地に馴染むためのバイタリティーと努力が沢山みられた。
自分も色々、やりたいことが今までにあったけれど、リスクなどを考えると踏み出す一歩がなく、夢のまま終わってしまったものが多々あるけれど、あの時踏み出せたら、また世界が別の方向に拓けたかも知れないのかな~などと考えてしまった。
著者は人生、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の平澤さえこさんは、長年給食の調理員として働いていたが、定年前の夏休みに、ブータンで食事改善指導をしてみないかと誘われる。
行先の町は治安も悪いらしく、不安もいっぱいだったが、職場の人間関係でひどく悩んだ時に、ブータンの人々の笑顔があふれる本に救われたことを思い出し、行くことを決心する。
カルチャーショックの連続…約束はあってないようなもの、よくある停電、衛生問題、栄養バランスの悪い食事…貧しい国ゆえの諸問題に直面するが、それよりも人々の明るさや、優しさ、健気さに心を打たれ、約束の3か月が終了した時には、絶対またここに来る!と心に誓い、寄宿学校の理事長にも約束させる(ブータンだけに念には -
Posted by ブクログ
ネタバレ学校給食30年以上のキャリアのごく普通の女性が
なんと ブータンで活躍する。
定年後の予定などなかった著者に
思いがけない ボランティアの仕事が転がり込んで
それを一生懸命対応していく様子が書かれていました。
ブータンにあこがれていつか行きたいが
友人との旅行でいきなりブータンへ行き、
そして ボランティアで 学校給食にかかわれるかと思いきや
違う展開にはなったものの 生徒や先生方との交流で 充実した日を過ごす。
インフラがいまいちのブータンですが
虫も色々出てきたけど
良い人が沢山。
そして学生たちのてきぱきとした動き。
読んでいるこちらも現場に行ったような感じで楽しく読めました。