日本戦没学生記念会のレビュー一覧
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
改竄されているという声もあるからわからないけれども、ただ読んだところで自虐史観を持つことはなかった。考えさせられることは山ほどあったけど。私は普段ほとんどフィクションしか読まないので、この痛々しいまでのノンフィクション作品は衝撃的だった。
時代が違うというだけで、考え方、知性、感性、洞察力、文章力………こんなに差が出てしまうなんて。中身もさることながら彼らの文章は本当に見事だ。理知的に観察しているように見えても、誰もがある種の熱を秘めながら、詩的に、繊細に言葉を紡いでいる。当時の学生たちの精神の高さを思わずにはいられない。
私と同じ歳の人間も、同じ大学の人間もいた。
彼らが希求した平和を貪り -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
本書は、1995年(平成7年)に出版された、第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』の新版である。
本新版が刊行されるまでには、いくつかのステップを踏んでいるが、巻末にある日本戦没学生記念会(わだつみ会)の「新版刊行にあたって」によれば、概ね次の通りである。最初に発行されたのは、1947年(昭和22年)に東京大学協同組合出版部により編集された、東大生だけを対象とした『はるかなる山河に』で、「戦没学生が最後まで失わなかった人間性」に光を当てたものになっていた。その後、1949年(昭和24年)に遺稿の対象を全国の高等教育機関に広げた『きけ わだつみのこえ -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み
Posted by ブクログ
戦時中の書記集。どうして読もうと思ったかな?色々なところで紹介されているので、題名は知っていたが、読むのは始めて。
戦時中の時代背景情報に詳しく無いので、最初「読みづらいな」「資料としては生の声で良いものだな」と思うが、それでもパラパラと目が止まる箇所を読み進んで行くと考えさせられたり、はっとするところがいくつも。
もし戦争に行くことになったらどうするのか?を考える。今ではなく、戦時中では拒否することは難しいし、お国の為と行っただろうな。でも、もう子を持つ身の意見で、この本に登場するような若者の立場であれば、苦悩だろうね。
今であれば、自国が攻められたら、戦うかな。
兵舎でのイジメについて。 -
- カート
-
試し読み