安武信吾のレビュー一覧
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ネタバレがんによって若くして亡くなることを余儀なくされた女性と、がんを患った後で授かったはなちゃんたち一家の足跡を辿る一冊。
著者の一人、千恵さんは20代の若さで乳がんを発症、闘病しながらその日々の様々なことをブログに記録していた。発症後、抗がん剤治療などを経て一旦はがんが消え、その間に最愛の娘・はなちゃんを授かる。がんの再発や免疫を抑えるために別の病気を発症するリスクなどとたたかい、ギリギリまで葛藤して産むことを決意。その心の揺れる様も赤裸々に綴られている。
千恵さんはいずれがんが再発し、幼いはなちゃんを置いて死んでしまっても、はなちゃんが生きていくことができるように、まだ幼い時からはなちゃんの身の -
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100人いたら100通りの治療方法
24時間テレビで見たドラマのイメージと違って、お涙頂戴な感じじゃなかったのが良かった。
小説のつもりで読んだけど、事実が書かれているような本だった。はなちゃんに対する気持ちと事実がつらつらと書かれていたようにみえた。薬学部に入って少し薬とか病気とかに興味を持っていたから、実際に癌になったひとの気持ちを知れたのが良かった。薬で治ると思ってたけど、本人の自然治癒力とか生活習慣とかの代替療法をよく知れたので良かった。
自分に子供がいたとしたら、この子に何を残せるだろうって考えながら、千恵さんに感情移入しながら読んじゃうだろうなぁ -
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ネタバレけんぶち絵本の里大賞受賞作
絵…★3
文…★3
テーマ…★5
テーマが勝っている印象。読者としての子どもという視点は抜けていないか?
絵は、パステル調?若干人物がマンガっぽい。
文は、原作があるようなのでそれをそのまま持ってきたのかな。
母親を亡くした少女が、生前の母にならったとおりにおだしを引いて毎朝お味噌汁を炊く、という光景は美しい。母の思いを継いで、毎日規則正しく健やかに暮らしている少女と父親の様子は、女性だったら感じ入るものは多いと思う。話自体は感動的である。
けど、なんのためにこの物語を絵本にするのか。だれに向けた話なのか、よくわからなかった。大人の自己満足にも思えてしまう。 -
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むなかた宗像市 脂肪の塊 乳房全摘 ロッキー山脈 レイク・ルイーズ エメラルド色の湖 カトリック洗礼 長崎県大村市 改宗 非常勤 社会から隔絶された感覚が襲ったのだろうかアビスパ福岡 三浦泰年 じんぞう腎臓は沈黙の臓器 血液透析 ジャスパーは雪景色だったが 刻々と表情を変える自然を見ていると 二者択一 妊娠は神秘だから その血が母乳となって 大濠公園の花火大会 その人の生き方が間違っているというサイン 自然治癒力を最大限に引き出す ブラックジャックが黒い液体の入ったアンプルを見せた 帰りには馬刺しや牡蠣を手渡された 夜十時就寝を心がけた 低体温状態から抜け出せたみたいです 娘への暴力 早良区さ
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ネタバレ24時間テレビをきっかけに手に取った本。
総合司会のうちの誰かを主役に据えなきゃいけないのは判るけど
ずいぶんとまぁ大胆に設定変更したもんだと(爆)。
親子のありようを読むにはいい本だとは思う。
ただ、扱う内容が代替医療、民間療法の類なので
闘病記として手に取った場合、
かなり危険な部類に入るのではないだろうか。
こういうやり方もあるんだ、という参考例ならともかく
藁をも掴む、の藁にならないことを心から願う。
自分は旦那も子供もいないのであれだけど
家族ができると自分の為だけに生きるんじゃなくなるんだなぁ
ということをつくづく実感した本だった。
はなちゃんはえらいしよく頑張ってると思う。