吉田光邦のレビュー一覧

  • 江戸の科学者

    Posted by ブクログ

    元版は1969年刊。こちらの学術文庫版は昨2021年刊。江戸期の「科学者」の伝記的な書としてはたぶん基礎的なものなのであろう。もちろんこれ以上のことを詳しくまた新しい知見を知りたければ専門書等に当たるしかないのだろうが、とりあえず一般的な興味はこれで満たされるのではなかろうか。

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    2022年02月23日
  • 江戸の科学者

    Posted by ブクログ

    渋川春海の暦改暦の話から面白そうと思って手に取った。ちょうどタイミング良く発売されたばかりで、江戸とはかくもすごいものかということと、反対に江戸の限界を感じさせる。
    今の時代はかくも科学者は生きながらえているだろうか

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    2022年02月10日
  • ロウソクの科学

    A

    購入済み

    面白かった

    高校で似た実験をしたのを思い出しました。
    内容は素晴らしいものでした。
    この本は講義録なので、
    その時に実演された実験の様子について
    想像力さ働かせる必要があります。
    そのため内容を理解するのは
    同じような実験をしたことがあるか
    まあまあ天才でないと、難しいという思います。
    あるいは、自力で同じ実験をするか。

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    2020年04月04日
  • ロウソクの科学

    購入済み

    この歳で挑戦

     あのノーベル賞を受賞された先生がこの本を子どもたちに勧めていたが全く読んだ事のない私にとってやや恥ずかしい思いで居た。書店で買うのは勇気が要るがBookLiveなら誰に気兼ねもなく購入できるので早速入手して読み始めている。今の心は将に純真な子供である。

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    2020年03月13日
  • ロウソクの科学

    Posted by ブクログ

    本書は英国王立研究所で少年少女のための実験講演を基に編纂された。化学的見地から、判りやすい言葉で読者にも語り掛けてくる。実験の様子を描いた挿絵もシンプルで判りやすい。ロウソクの燃焼で水素と空気中の酸素が化合して水が生み出されていることに、恥ずかしながら驚いてしまった。自然科学が発展していく中、市井の科学愛好家が後世に名を残す科学者となったファラデー。現代の中高生なら教科書で習う常識的な内容だが、元素の発見や検証のための薬品類も含め、先人の不断の努力の賜なのだと再認識させてもらった。

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    2017年07月29日