リチャード・シェリダンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
エクストリームプログラミングのラクティスをうまく活用し、顧客と開発者に喜びを実現できている。
人の成長スキルアップ(=スケールアップ)は容易ではない。
ペアプロをすることでスキルアップを助けるとともに、チームの人数拡大(=スケールアウト)ができる。
開発者はテーマから離れること(=スケールイン)でドメイン知識を忘れてしまう(スケールダウン)が、
自動テストを整備しておくことで、専任者がいなくなってもフォロー可能になる。
これによって変化の激しいビジネス環境に柔軟に対応できる。
エクストリームプログラミングの重要性を改めて認識した。
見積もりをコミットにして、見積もった人にやりきるのがプロの -
Posted by ブクログ
従業員、顧客、そして自分自身の全て人が日々の仕事に喜びを感じる会社を作った人が自分の会社の活動・設備・運営について教えてくれる本です。
なのですが、見る人からみたら全力でAgileをやっている会社が自分たちのプラクティスを割と詳細に教えてくれる本です。
Agile関連の本を色々読んでみたけど具体的にどうしたらいいんだろう、ってモヤモヤしている人には物凄くおすすめです。
「これってXPのことだよね」とか「これってリーンの話だ」など思い当たる箇所が随所に出てきます。
「Agileって何?」という人には、1つの会社の中で文化がどのように醸成されていくのか、それを守るにはどういったことが必要なのかなど -
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Posted by ブクログ
ネタバレアメリカのソフトウェア開発会社「メンロー・イノベーション社」、そのCEOであり共同創業者である著者が語る、喜びが感じられる職場たる同社の働き方。
個室やパーテーションがなく、レイアウト変更が自由、ペアを入れ替えながらの作業、一週の5日間の日別の作業承認ボードに貼られた計画おりがみとドットシールによる全体の作業内容と進捗状況の見える化、毎朝10時の全員によるデイリースタンドアップ、おーいメンロー!ですぐできる全体会議、顧客を巻き込んだショウ&テル。
本書では強調されていないが、アジャイルソフトウェア開発手法の適用ということで、訳者にはアジャイルコーチなどの肩書の方が並んでいるのだろう。ただし、単 -
Posted by ブクログ
日本でいうサイボウズやソニックガーデンがそうなのかな?アメリカ・メンローイノベーションズ社のカルチャーと開発手法を紹介している。
スクラムやXPをベースに少しずつフィットする形に変えていったのが分かる。喜びや幸せという言葉はスクラムでも使われる。小恥ずかしい言葉だけど、私は好きだ。
■メンロー社からの問いかけ
喜びに溢れる意図を持った文化とは何か?
どうすれば壊れた文化を作り替え、喜びにたどり着けるか?
そうした試みをしながらも利益を出せるのか?
■新しい手法による新しい報酬
・プロダクトがちゃんと動き、期日通りに出荷して、トラブルも起きない
・こちらの提案を対象ユーザーが楽しんで使って -
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Posted by ブクログ
13章の最初の引用「二つの自由のあり方がある。間違っているのは、人は自由に好きなことをしてよい。正しいのは、人はすべきことを自由にやってよい。」というところが印象に残っている。みんな好きなように楽しくやる、というのではなく、"曖昧さ"はなく、秩序があって、それでいて自由に、そして楽しく働いている。この違いはすごく大きい。ビジョンを共有し、ルールや手順が明確になっているから、それに沿って頑張れる。真面目に頑張っている人、正直な人が損をしないシステム。
業種が違うと活かせる部分とそうじゃない部分はあると思うけど、メンローという組織のあり方はすごく理想的だなと感じた。 -
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Posted by ブクログ
みんなで学び合う文化を作る。
この本に早めに出会えればよかったなー、そうすると前職でもっと違う施策をとってだと思う。こういう文化を一から作り、改善が実感できていくのは楽しいだろうなー。
エースを作らず、皆で必要な無駄を取り入れて成長する
ペアプロ、デイリースタンドアップミーティングなどなど
二重投資が実は最短で低コスト、というマインドと自負を持つべきですね。
あと、ルールと計画に厳格なマネージャーではなく、恐怖によらない説明責任のもと、皆で改善して将来の計画を作っていこう、という雰囲気を作るチーム作りが大事と痛感。
これを肝に命じて、自分の仕事を見直していこう。だから、今の会社はマネージャ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ喜び(joy)のある組織の作り方をメンロー・イノベーションズ社が行なっている取り組みを通じて紹介した本。
アジャイル、スクラム開発に沿った経営をしている。
常にペアでの作業を行い、一人のheroによる解決を許さない仕組みは長期的にみて非常に有効。取引先にもその分の費用を出してもらっているというのが素晴らしい。
取引先はだいぶ選ぶことになるので、日本で行うのは難しい印象を持った。
社内で動かせる部分から試していきたい
p180 ボスではなくリーダーを育てる
リーダーシップとは、核となる価値観を都合のよいときだけふりかざすことではない。価値観が崩されそうなとき、立て直しに参加することも意味する。