馬屋原吉博のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
教科書の内容に対応しつつも、細かい内容は省略されているので、
①要点を抑えていて、歴史の全体像を掴みやすい
②時代が大きく変わる出来事とその背景、出来事の前後での変化が分かる
の2点がクリアになっている気がする。
教科書的な学びの課題として
・ただの暗記科目になって、知識がつながらないことによる、『歴史=つまらない』というイメージが強くなっていること
・各時代ごと、ジャンル(政治、文化、外国との交流など)ごとにやっているため、ぶつ切りになりがち
全体像を掴む→細かい内容
時代×ジャンルで分けて進めていく
なぜそうなったのか?の背景をきちんと理解する
事実だけでなく、人の感情にも注目する -
Posted by ブクログ
参議院選挙…ということで、改めて政治を学び直し!
良いタイミングにprime reading対象になっていた本書をよんでみた。
この歳になってやっと政治とは何かを理解できてきた。政治がもたらすことを理解するには、自分で働いてみて、お金を稼いでみて、子供ができたり、いろんな町に住んだりしてみて、経験・比較してみないとなかなか腹落ちできなかったと感じる。
本書を中心に周辺知識を学ぶことで、自分の投じる1票が影響する意味を考えさせられた。
にしても、中学受験で必死になって丸暗記した単語たちが線になった気分。その当時、理解してた小学生がいたならすごすぎる笑 -
Posted by ブクログ
こういう本は色んな方が書いたものをつまみ食いするような読み方が好き。同じ問題が取り上げられていれば重要度がわかるし、そうではないものは視野を広げたり、違う角度の見方に気付かせてもくれる。既視感があるから斜め読みでも良いだろうし、何かを発掘したり再確認したりする目的にも適している。
現在、世界には約200の国が存在する。国際連合に正式に加盟している国が193、日本が国として承認している国が日本を含めて196、という初歩的な認識からスタート。承認されていない台湾やパレスチナなどの争点を際立たせる。世界の国々は政体によって「共和制」の国と「君主制」の国に分けられる、という話も。共和制の国は君主を置