加賀まりこのレビュー一覧
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女優のエッセイを読むのが好きなんですが、中でもこちらは別格。すごくカッコいい。加賀まりこというひとりの女の生きざまが爽快で、芯の通った性格が小悪魔とよばれた若き頃からブレないのがすごい。楽しく一気読みしました。Posted by ブクログ
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「純情ババァになりました」っていうタイトルはちょっと自虐的かも。だって加賀さんはオイラ的にはババァではない。人は年齢を重ねたからといって性格が丸くなったり人格者になったりしないと思う。そうあるべき、そうなりたいと思う人だけがそうなるだけだ。19歳の加賀さんは『私は、自分のしたいことをしてるだけ。ほん...続きを読むPosted by ブクログ
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こどもの頃より今の方がずっと、加賀まりこをいいな、好きだなと思う。その理由が解明されるようなエッセイ。
女優の顔こそ、履歴書なのだと思う。Posted by ブクログ -
彼女自身による今までの恋愛遍歴。あまりに純情で情熱的で胸が焦げそうな語りに引き込まれた。何歳になっても何回も恋愛を経てもつらいものはつらい。Posted by ブクログ
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この生き方でいきたい!純情ババァになりたいと強く思った。
加賀まりこさん20代の頃の映画作品なども改めて観ようと思った。Posted by ブクログ -
加賀まりこのエッセイ集。加賀まりこて!って思うかもしれないけど、すごくおもしろかった。色んなことに対して僕より2歩くらい踏み込んでいるんだなった思った。人生楽しそうなんだもん。でも、その分の“はねっかえり”もちゃんと受け止めているのがすごくて。行き詰ったらまた読む。Posted by ブクログ
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昨日会った自動車修理工場の女性は、社長なのか社長の奥様なのか、それとも単なる事務員さんなのか、ついに聞き損なってしまったけれど、見た目は顔も首筋も手も足も(ごめんなさい、結局ジロジロ見たっていうことです)しわくちゃだらけで、普通には醜いという形容でしか表す以外に方法がないかもしれないのですが、いいえ...続きを読むPosted by ブクログ
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その昔、「安井かずみ」にハマった時期があって、その時点でご本人は亡くなられていたので、「加賀まりこ」は安井かずみワールドの親友ポジの登場人物のようで、実際にTVで眼にする女優賞加賀まりことは別物のように感じてたんだけど、長年の歳月を経て繋がった!と感じた。
若い頃の小悪魔的なかわいさもいいけど、お年...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の知らない時代のお話が新鮮で、興味深く面白かったです。
「トッポい」という言葉の意味が解らず調べてみたら、「気障で不良じみた人」生意気という意を含んで使われることが多かったそうですが、加賀さんのようなお方をそう表現するのなら、褒め言葉として使われていたんだなと思いました。
それほど本書は加賀さん...続きを読むPosted by ブクログ -
加賀まりこって美人で毒舌で頭の回転が良い人だが、どういう人なのかは良く知らない……というわけで読んでみたのだけれども、すごいな。
一応時系列なのだが、割とあっちに行ったりこっちに行ったりのエピソードが多く、慣れるまでちょっと読みつらい。
高度成長期の、勢いのある人生がまぶしい。
加賀まりこ...続きを読むPosted by ブクログ -
加賀まりこさんも格好良く好きな女優さん。
生粋の江戸っ子なのですね。
神楽坂生まれの彼女は江戸っ子である意識が強く、粋で「とんがって」いることを大切にしている。
「とんがる」という表現が、今はあまり使われないと思うけれどものすごく頻繁に使っていて印象的でした。
類は友を呼ぶというとおり、個性豊かな友...続きを読むPosted by ブクログ -
少し、勇気をもらえる。
生まれながらに恵まれている部分もすごくあって、自分とはちがうよな〜とか思いつつ、でもやっぱり加賀まりこ自身が切り開いて来たところも大きくて、憧れる。
オンナの潔さを学べて、頑張ろ、と思える本だった。
いろいろあっても、純情ババァになれれば結果オーライだな。Posted by ブクログ -
純情!一途に女優人生を生きてきた、ちょっと恰好いいお姉さんの自伝・自信のほどを嫌味なく語っている本。嫌いな人もいるでしょうが、私は好きです。Posted by ブクログ
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「キャンティ物語」を読んで興味をもちました。今の生意気な若手女優(少し古いが沢尻エリカとか?)とは桁違いの非現実的な小悪魔美少女だったんだなあ、加賀さんは。川端康成がぎりぎり寸止めのセクハラ要求をするあたりも、加賀さんは「川端先生から清潔なエロチシズム、というものを学んだ。」とまとめているが、実際に...続きを読むPosted by ブクログ
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加賀まりこの自伝。気の強いお嬢様不良の西洋野菜カガ。相当、肝が据わっている。職場のK課長に勧めたところ、「未婚の母になったときの相手の名前はわかるの?やっぱり布施明?」と聞かれた。そうか、当時はやはりインパクトがあったのだな。
映画「月曜日のユカ」と写真集「私生活」が見たくなった。写真集は復刊ドット...続きを読むPosted by ブクログ -
うじうじしたり、くよくよしていてるとき、
この本を手にとれば、まりこ様にパーンッと
気持ちよく、ぶたれたような爽快さがあるかも。
そんな読後感。
何かに向かっていくとき、何か納得できないことを
発言するとき、臆せず飛びこんでいく、発言する!
それは、自分の中で、こうだっ! という哲学が
確固たるもの...続きを読むPosted by ブクログ -
加賀まりこさんといえば、美しくてシャキシャキしていて
頭が良くって、格好いい女優さんという認識
宮本輝原作映画『泥の川』での美しさは衝撃的だったし
この頃、年を重ねて「おばあさん」といわれる役でも
やっぱりきれいで素敵だなぁと思っていました
そして、このエッセイを読んで、ますます好きになりました
ご...続きを読むPosted by ブクログ -
一目置かれる人って、こういう人じゃないか、と。
『可愛いくてほんのり甘口』よりは『可愛いいのにほんのり辛口』の方が私は好みです。Posted by ブクログ