大澤めぐみのレビュー一覧

  • Y田A子に世界は難しい
    ラノベは普段読まないので、軽快なノリで進む会話に戸惑いました(笑)
    慣れたらあとは楽しいだけ!他の作品も読みたくなった。

    小説自体が彼女のログって考えも面白かった。
  • 彼女は死んでも治らない
    学園ミステリだと思ったらぜんぜん学園ミステリじゃなかった。すごい。
    饒舌が過ぎるが脳内垂れ流したらまあこんなもんよね的な地の文、最初から蓄積する違和感とそれを一気に回収する感じ、ちょっとずつ出てくる小ネタ(寺生まれのTさんがちゃんと強いのすき)、とにかく勢いがすごい。
    初めて読む方だったがかなり好き...続きを読む
  • 彼女は死んでも治らない
     わたしの6月はゾンビ月間。
     死んでも治らないならゾンビかなと…。
     読み始める直前に知者紹介が目にとまり「おにぎり」の人かと気付く。
     この著者、もの凄く癖のある文体で記述されるので、事前に覚悟を決めていたので最初の一文からしっかり受け入れられた。
     一見読みにくそうな、みっちりぐったり文体なん...続きを読む
  • Y田A子に世界は難しい
    テンポの良い文章で楽しい!
    ロボット少女が学校に通って、友情を育みながら自分も周りも成長していく青春物語……って要素だけ抜き出せばオーソドックスなんだけど、登場人物みんな個性が際立ってて記憶に残る。
    ほんのり切ない読後感。ラストシーンの先の未来で二人とも夢を叶えられますように……って自然に思える、爽...続きを読む
  • Y田A子に世界は難しい
    漫才のようなボケとつっこみに笑いをこらえながら読んだ。その掛け合いだけでも読む価値がある。

    切ないストーリーではあるが、一応ハッピーエンドである。素晴らしい。
  • 一ノ瀬家の結婚×終幕(1)

    意外

    表紙から想像していた雰囲気とは違くて意外性がありました。お母さんの少女のような性格と娘のしっかりしている感じがなんだか癖になりました。
  • 一ノ瀬家の結婚×終幕(2)

    気になる

    お母さんの自由奔放に振り回されている娘だけれどこれから少しずつ自分をもってお話が進んでいきそうなので先が気になります。
  • Y田A子に世界は難しい
    【これから読む人に】
    ・女性AIが主人公の一人称小説。大半が口語表現で、一文が長い。
    ・AIが人間社会になじんでいく様子を描いた日常コメディ。あまり大きな事件は起きない。
    ・起伏の激しい作品に疲れた時のお口直し/おかゆコンテンツとしても良いように思う。個人的には楽に読めた。ただし終盤少し波風が立つ。...続きを読む
  • Y田A子に世界は難しい
    『Y田A子に世界は難しい』大澤めぐみ著
    自我を持ったアンドロイド女子高生が、一人称で体験する人間の世界。
    お茶の間系ロボット小説ですね✨
    ペッパー君見かけたら、そっそり話しかけてみようかな。
    笑いとしんみりで、読後感が凄く良い作品❣️
    ★5つ/5
  • Y田A子に世界は難しい
    何これ、めっちゃ面白いんですけど。

    和井田瑛子さんと平澤風香さんとの冒頭の会話の応酬からすっかりとりこになりました。

    ロボットと人間の女子高生が共に人間らしく成長していく物語。

    ロボットの方が人間より寿命が短いなんて、思いもよらなかった。
  • Y田A子に世界は難しい

    大澤めぐみの新境地

    奇才 大澤めぐみの最新作。相変わらずの圧倒される文章量。それに加えてSFともジュブナイルとも言える新たな物語が展開。JKの青春とロボットのスカした感じがメッチャ合う。くすくすと笑えながら最後は涙腺まで刺激する超良作。大澤めぐみファンにもご新規さんにも文句なく薦められる作品。
  • 6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。【電子特別版】

    先の読めない展開が見事。

    情報量の多い文章なのに読みやすい文体。おにぎりスタッバーで魅せた魅力的な文章に更に磨きがかかってます。先を読ませているのに、それを見事に裏切る展開。裏切られるのが快感になります。ハマる人にハマる、クセになる作家さんです。
  • 彼女は死んでも治らない
    特殊設定ミステリーとしてオススメされた1冊。

    『親友の沙紀ちゃんは殺されやすいけど主人公が犯人を見つければ生き返る』ところが特殊設定ポイント。
    語り口が軽快でテンポがいい。
    個性的だし、人間の闇や悪意論について展開されていくのが面白い。
  • Y田A子に世界は難しい
    ロボットなのに人間としての生活を始めた瑛子。

    人間ではあるけれど、自分の意志を持たない風香。

    対照的な存在の二人が出会うことで変化が生まれる。自分とは何なのか。自己認識の物語。

    怒涛の終盤はさすが大澤めぐみ作品。瑛子のAIの成長が切ない。
  • 君は世界災厄の魔女、あるいはひとりぼっちの救世主
    伏せられた切なさを味わう物語。

    伏線があからさまなので、普通に読んでれば展開が読めてしまうが、著者の企図するところであると思う。これは、どんでん返しをして驚かせるよりも、「もしかして」という予感と「やはり」という納得の方が、この作品のテーマに合うからだろう。

    ただ、やはり時系列が変わると、どうし...続きを読む
  • 6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。【電子特別版】
     このタイトルで、このプロローグで、この結末か。正直納得がいかない。個人的な好みであることは承知の上であるしこのレビューを読むあなたにもその点だけは念押ししておきたい。これをハッピーエンドと受け取る人もいるだろうが、私のように冗談じゃない、きちんと初志貫徹しなさいと無責任に囃し立てる人間もいるのだ。...続きを読む
  • 彼女は死んでも治らない
    殺されがちな女の子・沙紀ちゃんは、羊子が犯人を突き止めると生き返る。
    ……少なくとも、羊子はそう”認識してる”。というのが、冒頭から何となく不穏。その雰囲気はだんだん増していって、最後には生き返りの謎が明らかになります。
    他の方も言っていますが、確かにコージーミステリというよりはセカイ系小説っぽいか...続きを読む
  • 彼女は死んでも治らない
    初読み作家さん。コージーミステリ(希望)という感じだったけれど、最後はちゃんと綺麗にオチがついていたところは素直によかったと思う。ミステリ要素は確かにあったけれど本作はミステリという枠組みを借りたセカイ系に近いかな?ライトノベル的な文章というかTwitter的な文章と独特の世界観が凄まじいが、最後ま...続きを読む
  • おにぎりスタッバー
    コミュ障だが、放課後には街へと繰り出し
    男を喰いまくってる女子高生
    しかしそれが、パンクスやクラスメートや転校生などとの軋轢を経て
    人間的成長を遂げることにより
    男を喰いまくることをやめ
    最終的には好きだった先輩に告白するという話
    表紙でパンツ見せてるけどエロ無し
    タイトルにおにぎりとあるのは、おそ...続きを読む
  • おにぎりスタッバー
     ウェブ小説の書籍化で、ウェブ小説の頃に好きだったので書籍も読んでみた。

     結構ストーリーが変わっていて、変わったところが、好きだったところという、まさに好みの問題。
     やはり出版できないレベルというのがあるんだろうか。

     ただ、初見でこれを読んだらやはり面白いのだろうなぁと思う。