いしわたり淳治のレビュー一覧

  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    すべてにわかりやすい起承転結があるウィットに富んだ短編集であり、著者を知らない人にも自信を持っておすすめできる。
    もう何度読み返したかわからない、ファン目線でとにかく嬉しい一冊。こんなに分厚い本で彼の紡ぐ言葉に浸れるのは、ファンとしてはたまらない。
    興味を持ったらぜひ曲も聴いてほしいなという下心込みで、よく知人にすすめます。

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    2025年01月16日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    シニカルでシュール、目の付け所とユーモアセンス。じゅんじくんの歌詞やブログの文章がとても好きだったので単行本で読んで数年後、文庫で読み直し。やっぱり天才だな〜〜と思ったんですが意外と賛否両論なんですね。
    小説とエッセイが行き交う構成もまた面白い。

    本人も20代で尖っていた、と振り返っている通り、ボーナストラックの文章からはあらゆる意味で大人になったことによる含みと優しさ、変化と成長がありありと感じられます。
    しゃぶしゃぶのエピソードは泣けました。

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    2018年06月18日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    ネタバレ

    超面白かったです。
    と思ってネット見たら賛否両論でびっくりしました。
    いしわたり淳冶さん、一発目の「すごい顔色」読んだときはひやっとして鳥肌立ちました。
    この人小説もかけるんか!

    星新一に近い感覚をおぼえる小説もブ、ラックジョーク効いてて面白いのですが、私的にはエッセイが好きでした。考え方や感性がやわらかくて、力んでなくて緩くて、素で素敵。

    帯で鈴木おさむさんがベスト5を考えながら読んでっていってましたけど、ベスト5なんて決められませんよ。面白いもの。

    個人的にはエッセイばっかりになっちゃったし、
    読み終わったあとに目次を読んで話を思い出してアンコール的に読みたくなったのは以下13本でし

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    2017年08月19日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    星新一の現代版ってところですかね?
    そこまでSF一辺倒ではなく、ショート・ショートとエッセイのバラエティセット。
    休日にゴロ寝しながらページを繰るには最適な手軽さ。手軽だけど楽しい。

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    2023年07月29日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    ショートショートの小説とエッセイパートに分かれてますが、エッセイが非常に共感できます。そして素晴らしい!
    いしわたりさんはもと、スーパーカーのメンバーでスーパーカー時代は知らなかったのですが、大ファンになりました。
    小説の方はあまり合わなかった。

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    2021年11月20日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    短編小説とエッセイのミックスされた一冊です。
    エッセイも良かったけど、小説の方が独特な感じで楽しく読めました。

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    2020年09月05日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    ○若者や現代のおかしみを、いまの言葉でアピールしてくる掘り出し物の一冊
    55話の小説とエッセイの繰り返しの中で、若者や現代の不可思議さ、おかしみ、特徴、遊び心、嫉み、ねたみを凝縮して、若者や現代の言葉でアピールしてくる。
    と言っても、初出は2004年のロッキング・オン・ジャパンの雑誌の中だ。2004年はまぁまぁ古い。古いのだが、変わりのない景色が語られる。

    小説とエッセイを織り交ぜてつむぐこの文庫は、短編連作でもなんでもなく、一話一話が必ず気持ちよく完結する。
    一話目の「顔色」では、ある女の子を誘った男の話。話していても退屈な女の子とデートしているわたしは、女の子が自分の顔をふいにじっと見て

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    2020年05月10日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    購入済み

    よい

    非常によい。自分の好みにドンピシャの、難しくも単純で、でも難解な感じ。訳がわからないのに全てを悟れそうな感じ。エッセイ編も小説編も好きでした。

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    2020年03月08日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    短編&エッセイ集なので、ちょっとした移動時間に1エピソードずつ読み進めることができた。
    お話はどれもウィットにそんな風に展開するの?っていう驚きがあって、早く早くと次のエピソードを読みたくなる。

    作者にはもちろん会ったこともないし、この人が作詞したものをたぶん聞いたことないと思うけど、
    会ったらきっと、一見暗い人に見えるんだろうなと思った。
    あんまりおしゃべりなタイプじゃなくて、内側でなんか考えてそれを人においそれと言わなそーだなみたいな。
    でもその内側で考えてることが「愛が何より!素敵じゃないか、愛」みたいなことを考えてる人なんである、きっと。
    素敵じゃないか。

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    2019年07月13日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    2019.1.11

    うれしい悲鳴をあげてくれ

    タイトルが秀逸。それでもう十分じゃないか。
    内容はなんだか星新一とか安部公房を思い出した、どっちも教科書でしか読んだことないけどね。

    エッセイパートは「一時間、語れることがありますか?」が、グッときた。とても。

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    2019年01月11日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    いしわたり淳治のセンスが暴れる一冊。もう一回読んでみたい短編もあるが、一方で面白みを感じられなかったエピソードもあった。

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    2019年01月07日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    「誕生日が男を冷たく見返した」この表現にすごいセンスを感じる。エッセイ集だけど、ショートショート(小説)とエッセイが章ごとに交互の構成。

    「お前、ロックスター、になる、言った。十年後の、今日、武道館のステージで、必ず、おれと、会う。約束した。なのに、お前、約束、破った。」

    夢がハイエナとなりその男を食い殺す「あくびをしたら」他、妙に考えさせられるショートショートが多い。

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    2017年12月21日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者』のパンフレットでお名前を拝見するまで、著者のことは存じ上げていなかった。アーティストとして活躍される傍ら、Superfly「愛をこめて花束を」やLittle Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」等、数多くの作詞も手掛けられているという。
    本書は彼の短編小説集で、何だかキャッチーなタイトルに惹かれた。

    「世界でいちばん整頓の難しい場所は、間違いなく自分の頭の中だ」(P 107)

    普段彼が妄想していることを文字に起こしていった感じ。
    とりわけ驚愕するほどのものでもなく、一度は私も考えていそうなトピックが綴られていた。だから、彼の脳内世界

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    2025年04月12日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    2015年、一冊目。

    義理のお父さんにもらう。

    タイトルは秀逸だが、中身は凡庸。
    まぁまぁ良くできた星新一といったところ。

    退屈はしないが、そこまで面白くもない。

    何より、本書を購入する義理のお父さんの若さに脱帽。

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    2025年04月08日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    ネタバレ

    最初は好みに合わないしこまっしゃくれてんな!てなったけど後半は慣れてきたからか、読んでてへ〜なるほどね!ってなってきた
    タクシー運転手に死にますよ!と言われた実話と金縛りの血みどろ老婆をカツ丼に変えた話が好き

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    2023年03月08日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    短編小説。「一時間、語れることはありますか?」が良くて、さかなクンのくだりに共感した。「大きな時計の真実」も良かった。発想がナイス。

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    2022年11月06日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    短いエッセイが集まった作品なので、読みやすかったです。また、ところどころに散りばめられたピリ辛スパイスが、とっても良かったです。

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    2021年08月03日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    スーパーカーというバンドの人が書いている。
    アーティストというのは本を書いても面白いのか。
    独特な世界観に引き込まれた記憶。

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    2021年04月29日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    超短編のエッセイや小説

    筆者の独特な世界観を感じることができました。
    私はなかなかハマらず読むのに時間がかかってしまいました。

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    2020年11月16日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

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    興味本位で手に取ったけど、意外に面白かった。ま、あとがきで書かれてるよう、若さゆえか気負いや少々鼻白む感はあるけど。なつかしいなー、スーパーカー

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    2020年09月21日