いしわたり淳治のレビュー一覧

  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    一話一話にオチに鋭い切れ味があって面白い。
    ただ超短編集なので、一気に読む本ではなかったな。本来の連載という形で読む方が断然面白さが引き立つと思う。

    0
    2020年08月20日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ


    帯を読んで面白そうと思ったので読んだ。

    小説は面白いけど、大どんでん返しを期待しすぎていたのかあまり...。でも短い話の中でこれだけ書けるのはすごいと思った。
    エッセイはよかった!エッセイはあまり読まない方ですが、色々な考え方や視点などを知れて満足。

    0
    2020年03月19日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれたので、著者の正体も裏表紙の内容紹介も見ずに買ってみた。
    ロックミュージシャンのようですが、とても純粋で素朴、かつユニークな視点で書かれているエッセイはかなり面白い。
    一方で短篇小説はかなりブラックな印象が強く、新鮮だけど好みではなかった。

    0
    2020年01月25日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    55のエッセイまたは小説が収録されている超短編集。
    正直、短編小説もエッセイも好きではなく「読まず嫌い」なので、衝動的に買ってみて開いてみたら「あっ失敗した!」と思った本。
    そんなわけでかなり期待していなかったけれども、意外と楽しめた。

    「いしわたり淳治って作家もするんだ」ってところで始まる面白さもあった。関ジャムで解説者として出演しているもんね、関ジャム観てなかったらそこの楽しさはなかったと思う。作詞家だからなのか、言葉のテンポがいいなと思う文章に何度か出会った。そのおかげて読みやすかったし、曲にノるではなく、文章にノれた。

    読み終えて一番印象に残っているのが、いしわたり氏の野球の見るポ

    0
    2019年05月01日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    言葉の贅を尽くした どこか確信犯的とすら思える 大仰な列 紋切り型の答弁 精悍な顔つきに感銘を受けたいし 物見遊山気分で イナダとハマチは同じなんだろね カップラーメンが爆発的に広まったのは浅間山荘で機動隊が食べてたシーンが報道番組で映ったからなんて言うし 鈴木おさむ 天女

    0
    2019年03月27日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    小説を読んでいるのかエッセイを読んでいるのか分からなくなる瞬間が何度もあった。

    日常を巧く切り取って物語に仕立てあげていてプロだなあと思った。

    0
    2018年12月27日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    "小説とエッセイ集。最初の一編を読み衝動買い。
    印象に残っているのが、衝動買いをしてしまうきっかけになった、「顔色」。
    喘息の人が乗ったタクシーでの出来事「殺人タクシー」。神様にすがるときの諸注意を教えてくれる?「偶像崇拝」。など。
    私の好みと、そうでないものが混在した短編小説集。小説だけではなくエッセイも収録されている。"

    0
    2018年11月25日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    作詞家いしわたり淳治さんの短編集とエッセイ集。常識と思っていることは本当に常識ですか?と投げ掛けてくる。ブラックな感じでばっさり切られる本。日々を物語として切り取るのが本当に上手い。関ジャムのコメント時の切り方の上手さはこの感性からくるのかな

    0
    2018年03月25日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    普通のエッセイとダークなショートショートの読みやすい本。一番初めのやつと、猪を前に考える女の人のやつがよかったかな。砂浜で綺麗な貝を拾う感じで、たまにおもしいってゆう本。誰の影響かと考えるのは楽しかった!出てくる女の人が一辺倒で、バカかバカ以外ってゆう2パターンだったのが馴染まなかったけれど、読んで面白いより、居酒屋とかで聞いて面白い話だったんだと思う。

    0
    2017年10月01日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    17/09/24 (65)
    小説はダークな感じで好みではないけどエッセイのほうは好きでした。

    ・いつだって若者たちは怖がりなのに怖いもの知らずで孤独は嫌なのに人付き合いに心底疲れていて携帯電話がないと不安なのに携帯電話が煩わしいと思っていて皆より目立ちたいけども目立ちすぎたくはなくて笑わせるのはいいけど笑われたくはなくて表面上は楽しくしていても内心はナイーブで傷ついていたりして皆と違うことをする勇気はないけど皆と同じだとは思われたなくて…といった具合にとにかく複雑で、若さから来る日々の色々な問題に、若さゆえの色々と問題のある考え方で一生懸命に挑んでいる、不思議な生き物なのです。(P354-3

    0
    2017年09月23日
  • うれしい悲鳴をあげてくれ

    Posted by ブクログ

    作家いしわたり淳治さんの小説とエッセイ集。短い話ばかりなので隙間時間に読むのに最適。

    現代の世を皮肉ったような小説は、ほんの少し、星新一さんの短編を思い浮かべました。エッセイは最後の「銀色の鍋」がとても良かった。青森のご両親と将棋としゃぶしゃぶ。その様子が目に浮かぶようです。読み終えてすぐ「実家に電話しよう」と思わせてくれる話。

    0
    2017年08月02日