デイヴィッド・バルダッチのレビュー一覧

  • 完全記憶探偵 上

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    ネタバレ

    主人公がかつて家族を惨殺されそれがトラウマとなってその日暮らしの探偵と過ごしている・・・という導入部の設定はありがち。しかし、他の小説と大きく違うのはそのキャラ。

    なんとアスペルガー症候群(サヴァン)の一種であり、全ての事象を記憶できるという設定で、それが後天的であるがゆえに日常生活も送れる半面、他人に対する共感力や同情心がないという設定が面白い。

    そんななかその能力を見込まれてかつての上司から高校で起きた銃の発砲事件捜査に参加することになる。ここらは唐突な感はあるが、想像通りそれが未解決の家族殺人事件に絡んできて面白くなってくる。

    主人公が一つ謎を解決するごとに新しい謎、新しい事件が起

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    2017年05月08日
  • 完全記憶探偵 上

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    なかなか面白かった。主人公がちょっと特殊で事故をきっかけにすべてを忘れることができなくなった元警官。
    冒頭で妻と子供が殺されてしまう。
    どん底に落ちてそれでも探偵として再出発したとき高校で銃の乱射事件が起きてその捜査に乗り出す。
    よく出来ている。

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    2018年11月23日
  • 完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 下

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    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。「完全記録探偵 MEMROY MAN」が面白かったので読んだ。相変わらず、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。前作より明らかに面白い。今回は、新たな注目キャラが二人。元フットボール選手で両親の殺人犯で死刑囚のメルビン・マーズとその殺されたはずの父親のロイ・マーズ。更に裏切りキャラが最初は予測できないメルビン・マーズの弁護士メアリー・オリヴァー。さてどうなるのだろうか?
    同じフットボール選手のデッカーとメルビンが親友になる最後はほっとするが、ロイ・マーズの最後が余りにも呆気ない……。でもそれでも面白かったと思う。

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    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル 上

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    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。「完全記録探偵 MEMROY MAN」が面白かったので読んだ。相変わらず、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。前作より明らかに面白い。今回は、新たな注目キャラが二人。元フットボール選手で両親の殺人犯で死刑囚のメルビン・マーズとその殺されたはずの父親のロイ・マーズ。更に裏切りキャラが最初は予測できないメルビン・マーズの弁護士メアリー・オリヴァー。さてどうなるのだろうか?

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    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵 下

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    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
    しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は

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    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵 上

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    ニューヨーク・タイムズベストセラー1位。と言う事で読んでみた。久しぶりの海外版のミステリー。しかしなかなか面白かった。展開も早く、主人公のエイモス・デッカーのキャラが面白い。謎が謎を生むストリー。最後の犯人への流れも素晴らしい。日本の作品との違いは、犯人の一人が、途中まで全く登場しない事。この辺の展開は久しぶりかな?
    しかし更に惜しいと感じたのは、デッカーの妻や娘が殺された理由が、おそらく大半の方には理解できない事だろう。本当に殺されるべきは4人だったのに、それ以外の理由なき殺人が行われた事が、理解不能だ。FBI捜査官のノーラ・ラファティはなぜ殺されたのだろうか?その殺された方も含めて余り筋は

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    2018年08月30日
  • 完全記憶探偵 上

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    題名通り、過去の事を完全に記憶した探偵。設定やストーリーは面白い。このままうまくまとまるか。下巻に期待。

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    2017年09月16日
  • 完全記憶探偵 下

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    ネタバレ

    後半になっても話のテンションは落ちず、手掛かりを追うたびに新しい謎、新しい事件が起きていき、それがラストまで続き一気読みできる。
    ただ、ラストぎりぎりまで、なぜ”主人公が狙われる”という動機を引っ張るのだけど、その割にはあまりにもそこが弱いのが残念。まあ、狂った人の思い込み、と言えばそれまでだが…。この落としどころがもうすこしスッキリしていれば文句なし。
    犯人が死んで終わり、というのはお決まりのパターンながらなかなか文章が上手く楽しく読めたし、訳も丁寧でしっかりしていて安心して読めたのも良かった。
    これは是非続編も訳出してほしい。

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    2017年05月11日
  • 完全記憶探偵 下

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    201701/上下巻まとめて。一気読み!主人公も周囲のキャラも個性あっていい。多少強引な展開もあるけど、台詞も味があって、犯人や結末のせつなさも面白かった。続編を期待したい。(イーストウッド主演で映画化された「目撃」の著者だった、そりゃ面白いはずだ。)

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    2017年01月28日
  • 完全記憶探偵 上

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    201701/上下巻まとめて。一気読み!主人公も周囲のキャラも個性あっていい。多少強引な展開もあるけど、台詞も味があって、犯人や結末のせつなさも面白かった。続編を期待したい。(イーストウッド主演で映画化された「目撃」の著者だった、そりゃ面白いはずだ。)

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    2017年01月28日
  • 完全記憶探偵 上

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    見たものすべてを忘れられない元刑事。家族を惨殺された過去から逃れられないまま私立探偵を続ける最中、いきなり犯人だと名乗る男が現れた。

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    2017年01月22日
  • 完全記憶探偵 下

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    ネタバレ

    ストーリィ的には冒頭から提起される「犯人が主人公をターゲットにする理由」が自分的には納得感のあるものでミステリ的に面白かったです。でも完全記憶という特性があまり捜査や推理に発揮されてないと思いました。別に完全記憶じゃなくてもよかったかなと。

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    2018年09月26日
  • 完全記憶探偵 上

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    ネタバレ

    原題は「Memory Man」のようですが邦題のほうがしっくりきますね。上巻を読み終わった段階では主人公はあまり魅力あるキャラクタではないです。ちょっと荒みすぎではないかと。

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    2018年09月26日
  • 完全記憶探偵 下

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    最後まで面白かったが、最後がちょっとあっけない。殺人の動機なども少し弱い印象。そこまでが面白かった分残念。訳者あとがきによると次作があるとのこと。期待。

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    2017年09月19日