田村優之のレビュー一覧

  • 青い約束

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    青春ってなんでもう戻れないんだろう。戻りたいしやり直したいことだらけ、でも今を生きているんだなって気持ちにさせてくれる

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    2023年05月19日
  • 青い約束

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    面白くて一気に読んでしまった。債券アナリストとして活躍している主人公が、二十年以上前の恋人の自殺から疎遠になっていた高校時代の親友と再会するところから物語がスタートする。実在の大手証券のアナリストからの情報なのか、金利動向の考え方やアナリスト業務についてなど、細部にわたりリアリティーがある。経済問題と二人の関係が上手く絡み合って展開し、感動のラストまでスピードアップして読んでしまった。

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    2020年10月26日
  • 青い約束

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    「絶対に泣ける」との帯封に惹かれました。泣きはしませんでしたが、泣きそうになりました。ここまで自分は出世できてはいませんが、なんとなくダブる感覚もあり、切なさと、やるせなさを感じつつ、前に向いて、希望を持って歩むことの大切さを感じました。
    読んでよかったです、心が洗われました。

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    2017年05月31日
  • 青い約束

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    内容(「BOOK」データベースより)
    アナリストとして活躍する修一は、高校時代の親友・有賀と再会する。二人の仲を引き裂き、恋人を永遠に奪った“あの事件”からすでに二十年以上の歳月が流れていた…。現役新聞記者ならではの経済問題への鋭い切り込みと、骨太なストーリーで話題を呼んだ傑作が遂に文庫化。

    正直経済の部分に関しては良く分からないですが、国債と金利の関係が何となく分かってきました。
    さて、それ以上にこの表紙と題名に象徴される青春の光と影(死語?)に僕の年代の男は魂揺さぶられると思います。僕は揺さぶられました。
    僕はあまりこういう友情的な事が学生時代に無かったのですが、やはり友情っていいなあと

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    2016年10月29日
  • 青い約束

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    ネタバレ

    「仕事」×「失った恋」×「友情の再生」がテーマと思える物語でした。高校時代に何故、恋人と親友を同時に失ったのかを軸に、現代日本の経済動向を交えた内容は読みやすく、もう少しエッジが効いていても良いかなと思えるほどバランスが良かったです。「親友」という言葉に嫉妬を覚えるくらいアツいのは間違いないかと。

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    2016年04月26日
  • 青い約束

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    ぅん。なかなか面白かった。
    絵から、勝手に、the青春の話かと思ったら、そう遠くはなく、結局はそこに話は帰っていくものの、実は一番初めに財務省の話とか出てきて、へっ??って思った(笑)。大してあらすじも読まずにジャケガイしてしまいましたからのぉー。
    でも、なんていうか、社会人へのエールになる本、っていうか。良かったと思います。じーんと来るし。





    ※ネタバレ※
    高校時代の親友3人組。
    付き合う2人とあと1人の男の子。
    女の子の自殺事件を機に、関係が崩れ、今に至る…。
    それを、もういい年した大人になった今、解決の糸口がほどけていく…そんな物語。

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    2015年06月07日
  • 青い約束

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    修一と純子が喧嘩した後のくだりが面白い
    有賀の送った修一への手紙で真実を語る勇気と修一に心配かけまいとする気遣いに感動した

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    2015年05月08日
  • 青い約束

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    高校時代の輝く日常から一転して親友と恋人を失ってから二十数年…

    「青春は二度と戻ってこない」

    わかってるけど歯がゆい。

    親友の死の前に真実を知って尚更歯がゆい…。

    経済のことはよくわからないが、熱い人間模様が描かれた小説だというのは充分に伝わってくる。

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    2014年11月29日
  • 青い約束

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    高校生の時の恋と友情、そしてそのどちらも壊れ、大人になってからその理由が判明する。
    これだけだと青いお涙頂戴の物語のようだが、そこに経済の話が交錯し、読みごたえのある内容だった。
    帯に「今、一番泣ける文庫です」と、あまりいただけないキャッチコピーがあるが、なるほど終盤は目がちょっとうるうるでした。

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    2014年11月28日
  • 青い約束

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    墓場まで持っていくつもりの秘め事。

    しかし、自らの命が終わりを告げると知り、その秘密を明かす。

    その秘密を聞かされたものは。
    自分のせいで、あるものの命が失われたこと。
    失われた命は、自分を守ろうとしていたこと。
    秘密を保持していたものを怨んでいたのに、実はその秘密保持者も自分を守ろうとしていた。

    経済アナリストと経済新聞記者の物語。

    作者自身が現役の新聞記者とのことで、作中の経済問題への切り込みが鋭い。
    2007年の作品だが、作中で懸念されている日本経済への懸念が2023年現在、ほぼ描かれるようになっている。

    中年にも若かりし頃はあり、人の数だけ歴史あり。
    読み手が若ければ、青

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    2023年01月12日
  • 青い約束

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    ネタバレ

    新聞も経済面をスルーする私には
    アナリストの主人公の話しが難しかった。
    著者は経済新聞の記者だそうだ。

    でもストーリーは青春時代の懺悔のようで
    イタイけれど 入っていけた。

    人間的な深みもそなえた主人公
    ビジネスマンとしての活躍を期待します。

    ≪ 親友と 呼んでいいんんだ これからも ≫

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    2021年06月20日
  • 青い約束

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    ネタバレ

    青春小説であり経済小説であり回顧本であり善悪の話だ。
    まぁ一番は経済小説だろう。とても為になった。
    そしてその経済の話にノスタルジーをまぶして、泣かせる話も織り込んだと。
    この経済の仕組みに興味のある年齢まで人生を進んだ人にはこのノスタルジーも沁みるだろうか。誰にでも青い光はあるもんなあ。
    誰も悪くないのにすべてがハッピーにはなれないんだと、概念ではなく事実として知るのはいつの頃だったか。
    まさにコントロールできない経済のように。

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    2021年04月04日
  • 青い約束

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    青春の過ちを中年になって後悔するという、ありがちな設定ではあるが、それでもページをめくる手が早くなるのは展開のうまさであろうか。経済の話は少し重い気もするが、ついていければそれなりに楽しめるはず。ついていけなくても大丈夫だけど。四十代後半から五十代前半のちょっと疲れている中間管理職の方にお勧め。

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    2018年05月12日
  • 青い約束

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    全く泣けなかった。金融アナリストの見解の話が延々と続くが、その話がしたくて、ストーリーはおまけ的感じがした。
    また、子供が男の子だと受け継ぐものを残せていて、女の子だとそれが無いような記述は腹が立った。

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    2017年07月18日
  • 月の虹

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    一見明るくて爽やかで魅力的ながら、実は母親との難しい関係から心に問題を抱える女性との恋愛物語。
    作者の意図が強過ぎて、逆に陳腐な印象を受けてしまった。

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    2016年08月11日
  • 青い約束

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    ネタバレ

    作内の表現の節々(カミソリ〜とか、シャイニングの別バージョンとか…)に一つ上の世代のセンスを感じ、加えて経済の小難しい話も出てくると、理解力の乏しい私の脳はオーバーヒート。今ひとつ入り込めない気持ちがありました。

    それでも後半、有賀の手紙の内容と病院でのやりとりには、ベタだなーと思いつつもグッと来る気持ちを抑えることができませんでした。電車の中で読んでいてちょっと涙腺がヤバそうになったほど。

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    2016年05月30日
  • 青い約束

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    ネタバレ

    主人公は若かりし時の希望に満ちた未来と、現実とのギャップにじりじりと過ごしていた。修一は経済の専門家として一般的には成功した人生を過ごしていた。あるとき高校時代に決別した親友有賀と出会う。修一と有賀と純子とサチで、過ごした高校時代、ある事件をきっかけに純子は自殺し、みなばらばらになった。結局詳細は示唆されることなく、今に至る。あの時何があったのか?また修一は伯父の影響で皆を幸せにする経済の専門家を目指していたが、しがらみの中で、よくある経済の専門家として成功していた。親友との再会で、理想を目指しだす。2つのストーリーはあまり関係ないですが、経済の方は興味深かったですし、青春時代の話もありきたり

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    2016年05月24日
  • 青い約束

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    組織の論理と自分の信念の間に揺れる金融アナリスト、という経済小説としてはありがちな設定。
    さらに高校生当時は知らなかった真相は、前半から不自然に隠されていたので「もしや」とは思っていたものの、本当にこんな陳腐なものだったとは…
    読みやすい文体だと思うので、もう少し深いアイデアを入れられるようになるのを期待したいです。

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    2015年12月20日
  • 青い約束

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    男が泣く恋愛小説とあり惹かれる。40前後という年齢の社会的な心理やそれだけではない諸々の描写が丁寧に描かれていて、好感が持てる。

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    2015年10月17日
  • 青い約束

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    現代版「こころ」ということだったので、読んでみました。
    若かりし頃の純粋さや夢。
    今の現実、変わってしまったもの。
    でも、変わってないものもあると思えるような一冊。
    友情や恋愛や仕事や色々がまとめて詰まってた。

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    2015年09月20日