田村優之のレビュー一覧

  • 月の虹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     落ち着きのある京都を舞台に、二人の男女が描かれた作品。ラスト、本当に涙腺が緩みました。
     テーマは恐らく、彼女の心の不安定さと人の心底に潜む暗い部分、それから作中でも触れられているように、国籍に関すること。男性の女性に対する大人な恋情が胸を打ち、女性の明るさが胸を締め付ける。何と言いますか、胸が締め付けられるような作品でした。
     ただ、テーマがテーマなだけに内容の温度が急激に上がったり下がったりというのはなく、例えるならば作中にあったような、船で静かに水面を滑っていく作風となっています。そういった作風が苦手な方は多いと聞いたことがありますので、私自身は結構好きでしたが、読書があまり好きでない

    0
    2015年08月28日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    国債とか経済の話はちょっと難易度が高かった。男の人からの仕事と恋愛の話なので、バランスの問題なのかな。
    ストーリーが進むにつれ、男の友情が熱く描かれていて後半は一気読み。

    0
    2015年08月23日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    「企業戦士がこの本を読んで泣いています」がキャッチフレーズ。
    なぜ企業戦士なのかは読み始めてすぐに分かるし、物語後半には読者を泣かせようという意図まるみえの文章が密度濃く散りばめられている。これで泣かなきゃ人間じゃないというほどに。
    そもそも、悲しいことがあったり、苦しかったり、痛かったりした場合に泣くのが人間の常。ま、笑いすぎて泣くこともあるけれど。
    しかし、そういった状況ではなくても、自分から進んで泣きたくなることもある。感涙小説を読むのはまさにそんな時だ。つまり、泣くことにはある種の快感が伴うのではないか。だからこそ、自分の生活において泣けることが無い場合に、わざわざ泣ける小説を手にとっ

    0
    2015年06月10日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    うーん、これは。
    感動系で売り出すのはどうかと。

    話の流れもスムーズでストーリーも面白いんです。
    だけど、青春の思い出!男の友情!
    感があまり好みではなかったです。

    私が主人公だったとして、最後の事実を知ってしまった後、立ち直れる気が全くしない。
    爽やかな題名と割とポップな表紙と内容がマッチしない。

    0
    2015年06月07日
  • 月の虹

    Posted by ブクログ

    ★★★☆☆
    強く儚い者たち
    【内容】
    新聞記者の瀬尾は、日韓ハーフの静音と付き合うようになった。しかし静音には色々な問題があった。2人の純愛物語。

    【感想】
    「月の虹」は夜に出る虹のこと。

    純愛と言って作品で、セカチュー系統です。
    メンヘラちゃんと付き合うのも、嫌韓時代に韓国系のハーフと付き合うのも、大変だと感じた。

    世界が様々な人種で薄まるのではなく、互いが互いを尊重し合える世界になればいいな。
    2人の未来が幸せになること願うばかりだ。

    0
    2015年05月19日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『今、いちばん泣ける文庫です。』という宣伝文句に惹かれ、この本を購入しました。
    現役新聞記者の作品というだけあり、中身の半分以上が経済に関することでした。読んでいて自身の知識不足のせいか、理解するのに苦労しました。しかし、現社会の実態や経済に対する懸念を作品によって示唆する作者の思いも何となく伝わります。

    純子と修一と有賀の事件の真相が作品の最後に明らかになり、なるほどと腑に落ちる展開ではありました。しかし、その後の余韻は感じられず、期待以上の感覚は得られませんでした。

    駿や、美加の子どもの今後を考えて涙が出ましたが、心に響くというよりは、経済についての感心が少し高まるような作品だと思いま

    0
    2015年04月15日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    アナリストの主人公と、その高校3年最後の夏の出来事を巡る話。

    文中の所々に金利や債券の細やかな話が出てくるけど、必要だったのか…?
    陰鬱な空気のトンネルを抜けた先は、少し前を向く主人公の背中。でも、やっぱり重い。。

    「たられば」の主人公。最期まで貫き生きた親友の有賀。
    対比させると、本当に主人公の弱さが露わになって、ちょっと辛い…。
    もう少し救いがあっても良かったのでは?

    読後感の爽快感は得られず。。

    0
    2015年02月24日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    経済のお話は少し飛ばして読んだ。
    友情ものは筋がわかってしまってもグッとくる。
    こういう話を読んだ後に、思う相手が自分にとって大切な友達なんだと思う。
    最近のことは忘れても、あの時代のことは昨日のことのように思い出せることが不思議。

    0
    2015年02月08日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    アナリストの修一と新聞記者の有賀。高校時代のある事件をきっかけに絶縁していた二人の再会。現在と過去を描きながら、事件の真相が明かされるという話。

    事件の真相自体は驚きに満ちたものではなくベタな話。しかし、修一の仕事がアナリストであることから、国債発行や経済情勢、金融機関や財務省の思惑等が織り交ぜられていて話に奥行があった。経済小説などを全く読まない人には理解しづらい部分かもしれないが、個人としての仕事へのプライドと組織の論理との間で苦しむ現在と、仕事に理想を抱いていた青い時代がリンクしていて、良い構成だと思った。

    仕事に対してアツい気持ちを持ち続けられる男性って素敵だな。周りの評価に甘えて

    0
    2015年01月14日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    みんな書いてるけど、確かに帯に騙された感。
    泣きはしなかった(~_~;)
    純子は不幸だったけど、何があったかは予想できたし、アナリストの仕事のくだりは飛ばし読み。
    男の友情はかっこよかったけど、有賀はルックスも頭もよく、出来過ぎ〜
    ラストが気になり一気に読んだら、最後はえー、そこまでそのせいなのか、と。
    ビジネスマンはこの本読む暇ないでしょう。

    0
    2015年01月05日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    百田尚樹の「影法師」を思い出してしまった。何十年も会えなくても、どんな誤解があっても、ずっと相手を想っている友ってすごい。 でも、経済の話がちょっとむずかしくて、その部分はあまりおもしろくなかった。修一の仕事の様子を描くのに必要であるとは思うが。

    0
    2014年11月25日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    このストーリーに経済がどうとか金利がどうとか細かい内容が結構多いが、この話にどういう効果をもたらしているのだろうか?この辺りの話はもっと簡略化した方が読みやすいと思う。ラストはストーリーに引き込まれた。

    0
    2014年11月21日
  • 青い約束

    Posted by ブクログ

    平積みしてあったので手にした本。(今、いちばん泣ける文庫です。)って、帯にある。まぁ、確かに泣ける。でもそんなにいいなぁーとは思わなかった?なんでだろ、作られた感じがしたからか!?

    0
    2014年11月20日