藤原万璃子のレビュー一覧

  • 甘い生活。

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    下町のしがない探偵さんと、
    ピカピカエリートの弁護士。


    アクションサスペンスとして楽しみながら、
    ツンだけど色っぽい受けに翻弄されるたくましい攻め(笑)
    徐々に甘くなってくふたりの関係も楽しめて、
    満足の一冊。

    キュン3 p2

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    2013年03月31日
  • ボディガード

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     シャルル&ハルキシリーズです。

     今回の話は某区の軽井沢の保養所にシャルルと二人でハルキが休暇に行く話とバレエのトーキョー公園を見に行ったはずが事件に巻き込まれてしまう話の2つ。

     あらすじ読んだときには「何でバレエ見るためだけにヨーロッパくんだりからトーキョーまで出てくるの!?」ってなったんですが、どうやらそれだけの価値のある公演だったらしく……
     やはりお金持ちは金銭感覚が違う……

     ってまぁ、そういう問題じゃないんですけど。

     1つ目は、シャルルは純粋な休暇のつもりだったのに、ハルキが微妙に勘違いをしていてやっぱりすれ違いな二人の話でした。
     それにしても、男湯二人で入ってるのに、夫婦もクソもないよなー……と思いながら。
     これはいったいどういうことなんだろうか……? お年よりはそんなに目が悪いの??
     いやまぁ、一種のジョークなんだろうけど。

     でもって、2つ目は。
     ブラッキーに誘われて、トーキョーまでバレエの公演を見にきたら、シャルルが現れて、仕事にハルキが巻き込まれて。
     無理やり同行していたタケシが巻き込まれないために、悪戦苦闘するけど、結局巻き込まれちゃって……というような感じで。

     にしてもこれ、絶対に新たなフラグが立っているような気がするんですけど……
     この後二人はいったいどうなるのか……

     それはちょっと気になるんですが……

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    2011年11月12日
  • バースデイ・パニック!

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     今回も、閑話休題的なお話。
     本編そっちのけで、まずは「ブラックドッグ・ララバイ」というまずはアカデミーに最年少で入学した少年の話。
     その少年に「シャルルに会いたい」と言われ、シャルルをおびき寄せる為にハルキが囚われの人になる話。
     まぁ、ハルキとしてはシャルルが迎えに来てくれるなんて思ってなかったんですが……。
     ちゃんと、シャルルが迎えに来た挙句。
     普通、シャルルだけだったら断るような依頼を保留にする……ということをしてしまう。
     おまけに、結局、その少年の依頼をどうしたのかはわからないままハルキとシャルルのいちゃいちゃに移って行っちゃって……ちょっとうへぇ……感が。
     まぁ、シャルルとハルキの話なので、勝手にしてもらっても全然構わないんですが……

     個人的には、起こった事件の結末くらいは書いてもらいたかったなー……と。


     そして、2つ目が「バースデイ・パニック」。表題作ですね。
     こちらは、ハルキの誕生日を祝おうと、サプライズを仕掛けたタケシだったけれども、それ以上にハルキにアポを取ってる人がたくさんいて、結局、出遅れたタケシとブラッキーが二人で、ハルキを尾行したけれど、結局、一番おいしいところをシャルルに持って行かれる話……。
     いやまぁ、好きな人に誕生日を祝ってもらうのが一番いいに決まってますけどね。

     最後が「ビトゥイーン・ザ・パラダイス」で。
     シャルルとハルキの出会いのシーンをシャルル視点で。
     実はあのシーン、十二分に甘かったんだなー……というのを再認識。

     なんというか……。
     ハルキは気が付いてなかったけれど、シャルルがハルキに対して大盤振る舞いで甘い話がてんこもりでした。

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    2011年11月11日
  • 上海小夜曲

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     前作、ブルードラゴンで「上海での再会ってなぁに?」って疑問をまき散らした話がこちらに入っていました。
     おかしいなー……って思ってたんですよね。
     結構記憶力いい方なので、忘れてるってことはあんまりないはずなのにちっとも思い出せなくて。
     どうやら、雑誌に掲載したやつを文庫に落としてなかったみたいです。

     作者さんの後書きには「雑誌もよろしくお願いします」って書いてあるけれども、雑誌はその時期を逃したら買えないので、今更お願いされても困るなー……というのが、正直なところです。
     本は残るけど、雑誌はなかなか残らないですもんね。

     という訳で、話の内容としては。

     魔都・上海で、ハルキが出会った「上海マリィ」と名乗った謎の娼婦は、なんと単独で本当の「上海マリィ」の行方を探ろうとしていたシャルルの妹・マリィだった。
    「マリィ」という名前だけでも、いつになくシャルルが動揺するのを見るハルキの胸は切なく痛むのだったが……という話。

     外交官が娼婦に奪われてしまった文書の行方を探ろうとして、アタックしてみたら、シャルルの妹が出てきた……という話。
     どうやら利害が一致するように思えたので、なんとかシャルルに了解を得て協力体制に持って行こうとしたところ、シャルルに連絡が取れない。
     挙句、シャルルが帰ってきたと思ったら、マリィとシャルルは鉢合わせで、マリィを泳がせていた龍の手先に殺されそうになるし……で、散々なハルキ……と、そういう感じでした。
     発行された巻の順番に小説を読んで行ったら、完全に結末を知っている話の種明かし程度の感じになってしまうので、目新しさはありません。

     個人的にはブルードラゴンの前に、「上海小夜曲」と名づけられたこちらの話を先に読んだ方がいいんだろうな……と、思います。

     そして、ブルードラゴンの後の話の「上海狂詩曲」も収録。
     相変わらずもどかしいままですが、ちょっと時間軸に戸惑いましたが、こちらは大分ラブ要素が増えてきているように思えるものの、相変わらず、ハルキとシャルルが噛み合わなくて、戸惑う感じでした。

     何というか、ハルキが早く幸せになれればいいのになー……と思ってしまいました。

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    2011年11月11日
  • ボディ・アンド・ソウル

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     クリスマス間近のパリ――。
     ハルキは久々に訪れる平和な日常を満喫していた。
     サヴァナ公国での事件で、兄妹だとわかりあったシャルルとマリィを残して、一足先に帰国したハルキ。
     それ以来、シャルルからの連絡はなく、ごくごく普通の日常を送っていた。
     そんなハルキの元へ「観光」を理由に訪れたのは、件のサヴァナでの事件で知り合ったブラッキー。
     元ボディガードで、今はジャーナリストの卵という野生派の彼は、実はハルキにぞっこんで……。
     ハルキもブラッキーのことは、嫌いになれないでいた。

     そうやって観光を楽しみながら、ブラッキーと入ったとあるバーで、ハルキは偶然、女連れのシャルルを目撃してしまう。

     そのことから、荒れてしまうハルキはついブラッキーに身体を任せてしまう。

     身も心もボロボロになり、やっとの想いでたどりついた自宅の前にいたのは、女とホテルに消えたはずのシャルルで……

     と。
     この本、なんかただひたすらにラブい話ばかりが入っていたような気がしました。

     まずは冒頭のサヴァナ後の二人の話。
     ここまでのあらすじだととってもつらい話のようだけれど、この後がとにかくラヴい。
     一旦はハルキはシャルルから逃げ出すんだけど、結局、ブラッキーに説得されて、シャルルの元に戻って、そこからラヴラヴな数日間。

     揚げ句、ハルキがどうしても外せない用事があった、という一日で暇になったシャルルはわざわざブラッキーの元へ訪れて、きっちり自分の恋人に手を出された報復をしてるし……(それが二つ目の話)

     そして、3つ目が、クリスマスにハルキがシャルルに指輪を貰う話。
     もうこれでシャルルがハルキに惚れてるのって、普通に決定事項だと思うんですが、ハルキはなんやかんやと余計なことを考えて、その指輪に込められた気持ちをなんだかとんでもなく勘違いしていそうな雰囲気。

     それでもちゃんと指輪をシャルルに薬指にはめてもらっちゃって、その後に愛し合って……という素敵なクリスマス。
     十分ラブかったです。

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    2011年11月11日
  • ブルー・ドラゴン

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     サヴァナ公国――それは、地中海の華とも呼ばれた美しい国。
     そして、公にはなっていないが、実はシャルルの秘められた故郷。
     そのサヴァナで、前公王の隠し子を名乗る少年が現れたとの情報がシャルルの元に入った。
     内情を探るべく当地に飛んだシャルルとハルキだったが、自分の故郷とそして、シャルルの実の妹であり、シャルルが誰よりも大切に思っている存在であるマリィが関わってるとあって、シャルルの調子がどうもおかしい。
     そして、東洋の血を引く美貌の弁護士・ルイの出現により、事態は思いがけない方向へと向かう……。

     どうして、シャルルの生まれを知っている人が組織のボス的存在なのに、こんなことになってしまうのか……というような嘆きを一つ付け加えても良かったのかもしれないなー……と思います。
     これはシャルルに対する試練なのか……? と。
     一応、「組織」なんだから、シャルル以外にも人はちゃんといるだろうに……という矛盾を微妙に感じました。
     まぁ、言っても仕方のないことだってのはわかってるんだけど(苦笑)

     そういう訳で、シャルルに本格的な試練が襲ってきました……というか。
     なんていうか、今まで自身の感情をひた隠しにしてきたシャルルの本心が遂に暴かれる巻のような気がしました。
     こんなにも、理性じゃない物に振り回されてるシャルルは初めて見たし。
     3つ前くらいの巻からここまで、全てこれがための伏線だったように思いました。

     それにしても、まさかあんな形で、シャルルの秘密が明らかにされるとは思わなかった。
     必死だったとはいえ、何してるんだハルキ!? って正直、思った(苦笑)

     そして、その悲痛さに正直、ちょっとだけ泣きました。
     やっぱり辛いよなー……。

     でもこれはシャルルにとっては必要な事だったと、ハルキじゃなくてもちゃんと思う事なので。
     なんか、ここからもう一度始まる……って感じがする。

     だってほら、言葉にしたら案外楽になったりすることあるじゃないですか?
     なので、それを思えば、これからがとっても楽しみです。

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    2011年11月11日
  • エンジェル・キッス

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     ハルキの甥・タケシがハルキの学舎であるユニバーサル・アカデミーに前触れもなく入学してきた。
     大好きな叔父との邂逅にはしゃぐタケシ。ハルキも実の兄弟よりも年の近いタケシはハルキにとって弟のようなもの、驚きこそすれ懐かれて悪い気はしていない。
     ところが、そこに突然、シャルルまでルポライターに変装し、聴講生として現れた――
     情報部の辣腕工作員がわざわざ出張って来るとは、一体、欧州一の最高学府の内部で何が起きているのか、疑問に思い、シャルルから話を聞こうとするハルキだが、シャルルはタケシに対してどうしうわけだか、冷ややかな態度で……。

     というような話。

     今回は、ハルキの家族が総出で出て来る話……ですね。
     家族のいないシャルルには理解できない感情があって、シャルルがみっともない嫉妬をしているように見える……んですが、今回は殆ど、シャルル視点の話じゃないので、シャルルの内心は伺い知れず。

     そして、ユニバーサル・アカデミーの内部で起こっている事件っていうのが、何てことはない。
     学長選挙に関する不正入学問題……。
     いやまぁ、大学の規模が段違いに大きいのと、シャルルのボスが全くアカデミーと関係ない人ではないので、しょうがないのかもしれないけど、そんなくだらないことでシャルルを呼び出さなくても……と思ってしまう。
     どうも、最近のシャルルはハルキの絡む事件に自分からくちばしを突っ込みたがっているように見えてしょうがないんですが、違うんですよね……?

     そして、2つ目の話は、長らく帰っていなかった実家に里帰りするハルキとそこに突然現れるシャルル……という話。
     シャルルは順調にご家族のみなさんに気に入られたようで、地盤固めですか……? と言いたくなるような気もしましたが。
     そういう訳で、段々、ハルキにはまだ自覚は無いですが、ハルキに振り回されつつあるシャルル……という様相がどんどん色濃くなっていきます。

     この話って、シリーズのどの辺りで終わってるんでしょうか?
     まだ、かなり続きを持っているんですが、ちっとも終わってる気配がないので……
     ついつい華美で装飾過多な文章にだけ気を取られてしまいがちですが、恋愛面だけ見たら、実は相当まどろっこしいよなー……ということに今更ながら気が付いた。
     主に、シャルルの自覚の無さの点において……

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    2011年11月11日
  • ライカンスロープの憂鬱

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     某国情報部特殊工作員……の使いっ走り、ハルキは、行きつけの店のママに頼まれて、猫探しに奔走することになる。
     ある日、突然、ママの元に現れた真っ白な毛並み、ぴんと立った耳、ビー玉みたいに透き通った空色の瞳を持つアズーロと呼ばれていたその猫は来た時と同じように突然、いなくなってしまった。
     その猫を探している最中にハルキが出会ったのは、行方不明の猫とそっくりなプラチナブロンドで空色の瞳を持つ美少年。
     突然現れて、突然消えたその少年にもしやこれはライカンスロープなのでは!? とありえないことをついつい考えてしまうハルキだったが……

     そんな話でした。

     個人的にはこの話よりも。
     シャルルの過去の話。
    「初めての女」と「初めての男」の話がものすごくドキドキしました!

     なんというか……個人的にはシャルルが妹に抱いてる感情って、決して恋愛感情だと思ってなかったんですが、どうやら違わなくもないのか……と、今更ながら知りました。
     いやまぁ、知ってるのはハルキと出会ってから妹に出会ったシャルルなので、微妙にその時までの思い詰めた感情は無いのかなっていうのは確かに理解してるんですけど。

     それにしてもエロかったです。
     見るところに困るくらいえろかった……。
     そして、このシリーズを読んでて、初めてシャルルからリバ属性を感じ取りました……(苦笑)
     いやまぁ、過去のシャルルなので、今とは全然身長も違うし、体の完成度が違うので、それはなしではないかなー……とは思います。
     もちろん、シャルルの職業考えたら、経験してないはずもないっていうのも理解できますしね。

     それにしても、なんかいろんな意味でエロかったです。いい意味で。
     多分、このエロさはいろんな人の執着がうまい感じでまっちしてて、それが誰もが思う通りにはなってなくて、それでも関係を持たずにいられない気持ちがぐるぐるうずまいていて、そういうのが全部、ちょっと退廃的なオーラにうまく混ざったからなんだろうな……って勝手なことを思いました。

     このシリーズの中で一番よかった……と思いました。

     それにしても、こういう過去話とかちょこちょこ入ってくるようになって、少しずつ確実にハルキとシャルルの距離が近づいてきてるなー……っていうのを切実に感じて、それを感じるってことはラストが近づいてるってことで……という感じでちょっと寂しかったり切なかったり……でした。

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    2011年11月10日
  • クレオパトラの夢

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     今回の本には中編が全部で4つ入っています。
    「ヴァン・ヴェール」「クレオパトラの夢」「ビヨンド・ザ・スリープ」「パパラチアン・キス」の4つ。

     ちょこっとずつだけ中身と感想を。

     1つ目の「ヴァン・ヴェール」は、いきなり叩き起こされたハルキがシャルルによって「シャンティイ」という競走馬の産地でもある土地へ連れてこられる話。
     そこでいきなり馬を見せられて、「オーナーにならないか?」と。
     ハルキはてっきりシャルルとその馬を調教している少年ができているのだと、勘違いして嫉妬する話。
     結局のところ、それはあくまでもハルキの勘違いで、実際は休暇が出来たのでシャルルがハルキを旅行に連れていきたかっただけ……という話。
     これはどちらかというと、ハルキの嫉妬かしら……? でも、深読みすると、実は絶対名馬になるから、ハルキに名馬を持たせたかったシャルルのちょっとわかりにくい愛情……という気がしなくもないです。

     で、次が表題作・「クレオパトラの夢」。
     シャルルの指令を受けてハルキが潜入した先は「クレオパトラの夢」という名の高級ホストクラブで、警護を依頼された相手が、かつての恋人・ジェイだった……という話。
     これに関しては基本的に、ハルキ視点だったりするんですが、いつもよりもシャルル視点が多め……だったような気がする。
     今回のシャルルはどういう訳だか、「ハルキに」と言われた依頼だったのに、なんとか自分で片付けようとしてみたり、それでダメで結局ハルキを呼んだり、呼んだハルキに余裕無く当たってみたり……。
     ちょっと変。
     それって……という感じなんですが、今日も相変わらず、シャルルは無自覚で。
     そういうパターンなのか……という感じでした。

     で「ビヨンド・ザ・リーフ」。
    「コーリング・ユー」の続編。
     一仕事追えてハルキと共に休暇にきていたシャルルが、コンクパールを欲しがるハルキのために一肌脱ぐ話。
     ……意外なくらいにシャルルがハルキにあまあまなんだなー……というのが伝わって来る話。

     そして最後が「パパラチアン・キス」。
    「パパラチアン・パラダイス」の続編。
     シャンパンまみれのえっちをする二人の話。

     そんな感じで。
     今回は全体的に、シャルルがハルキにメロメロな感じがして。
     あー……なんかやったらハルキの片思いっぽい感じに書かれてたけど、そうじゃなかったんだ! と言いたくなるような感じでした。
     相変わらず、ハーレクインのようなきらびやかな舞台設定でしたが……。

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    2011年11月10日
  • ワンダフル・タイム

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     今回の相手はトップダンサーのアンディ。
     実は中東のとある王国の皇太子の忘れ形見であるアンディを説得して、その王国へ帰還させること。
     ハルキはそのために、アンディが勤めるメイルレビュー・クラブにシンガーとして潜入することに……

     首尾よくアンディに近づくことはできたものの……

     という感じの話でした。

     とりあえず、見どころの一つは。
     アンディがとってもいい男である、というところ。
     見た目はメイルレビュー・クラブのトップダンサーになってしまうくらいいい男だし、中身も素直で真っすぐで、性格も控えめ。
     ちゃんと苦労も知っているし、謙虚な気持ちも持ち合わせている。
     おまけに、若さ相応の無邪気な面も持ち合わせている、という完璧具合。

     これでふらふらしないハルキはなかなかだとは思うけれど、だからこそ、ハルキはアンディをだましてることに心苦しくなるし、途中つらい状況になるんですが。
     どっちかっていうと、アンディとハルキの友情メインのお話でした。

     お陰さまで、割とシャルルの影は薄かったです。
     どうしても、潜入系の話って単独行動になってしまいがちなので、なかなかシャルルが出張るのって難しいですよね。
     それでもしっかりシャルルは仕事をしていきますが。

     全体的にいい男しか出てこない辺りがハーレクイン的なアレから抜け出しきれませんが。
     それがこのシリーズのなんだと思えば大丈夫……かな?

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    2011年10月30日
  • 愛していると言ってくれ

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     なんというか……。
     若いな……と、言ってしまえばいいのでしょうか?

     成長した拓海が普段、めちゃくちゃいい子なのに、ぶち切れた後の性格の変わりっぷりがすごかったです。
     なんていうか……。
     登場人物たちの思い込みがすごかったなー……。

     まぁ、多分、これは作者さんたちの「許されざる」ってところに相当に重きを置いているが上に、起こった事態だと思うんですが……。

     言われてみれば、最近、BLって、この辺りの概念が、若干、どうでもいいものみたいに、なってますよね……(反省)
     しかも、こっちもあんまり読みながら、その辺りのことに何の疑問も感じてなかった……という。

     ある意味、初心に返った、と言えば初心に返った話だったのかも知れません。
     でも、個人的には、もう、そういう辺りのモラルって崩壊してしまっているようなので。
    「そこまで思い込まなくても……」
     と、思ってしまった様な気がします。

     難しいですね。こういうの。

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    2011年10月29日
  • 甘い生活。

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     アメリカ帰りの桜井薫は、私立探偵事務所を経営する二十六歳。
     しかし、コネも何もない薫の事務所はいつも閑古鳥が鳴いていた。
     そこに突如現れたのは、秀麗な顔立ちに端整な身なりの恐ろしく似合う弁護士・三上恭一郎。

     彼は、薫の事務所の1階に入ってる花屋の店員・薫が密かに想いを寄せる相手の「兄」だという。
     おまけに、彼が攫われた……と聞き。
     薫は、恭一郎の依頼で、彼の救出に向かうが……。

     そんな感じで、二人の出会いは始まって。
     でも、なんだか、その依頼をする恭一郎の態度が出来すぎていて、裏があるように感じてしょうがなかったんですが……。
     やっぱり、ちゃんと裏はあって。
     恭一郎は最初から、薫目当てだったんですよね。

     そんなわけで、単純で素直な薫は、自分の気持ちに気付かないまま、あっさりと恭一郎の手の中に落ちてしまう……

     作者さん、いわく。
     薫は、「運命に翻弄される攻め」らしいんです……まぁ、されてるような気はしますが。

     ちょっと、恭一郎が中途半端かなー……。
     割と、作者さんとしてはクール……といえば、クールなんだけど、その割に感情が見え見えのところもあるし……。
     というよりも、恭一郎が薫のこと、好きな割に、割と寛容なんですよね。まぁ、最後には自分のところに戻ってくるようにし向けているから、「余裕」ってやつなのかもしれませんが。

     個人的には、もうちょっと恭一郎が「嫉妬」してくれて、いらいらしたり、つんけんしてくれた方がもっと面白かったかなー……と、思います。

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    2011年10月29日
  • ミスティ・ムーン

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    うーん、設定が生かしきれてない感があるけど、まあ、いいや。
    最初っていうか出会ったその瞬間から、受けも攻めも相手にベタボレ。「運命の相手」に出会いました、
    って一番最初の時点で語りで告げちゃうってどーなんだろ、と思わないでもないけど。
    まあ、それを雰囲気として継続させてってるから悪くはない、ってかんじかな。

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    2009年10月07日