藤原万璃子のレビュー一覧

  • 甘い生活。

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    下町のしがない探偵さんと、
    ピカピカエリートの弁護士。


    アクションサスペンスとして楽しみながら、
    ツンだけど色っぽい受けに翻弄されるたくましい攻め(笑)
    徐々に甘くなってくふたりの関係も楽しめて、
    満足の一冊。

    キュン3 p2

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    2013年03月31日
  • ボディガード

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     シャルル&ハルキシリーズです。

     今回の話は某区の軽井沢の保養所にシャルルと二人でハルキが休暇に行く話とバレエのトーキョー公園を見に行ったはずが事件に巻き込まれてしまう話の2つ。

     あらすじ読んだときには「何でバレエ見るためだけにヨーロッパくんだりからトーキョーまで出てくるの!?」ってなったんですが、どうやらそれだけの価値のある公演だったらしく……
     やはりお金持ちは金銭感覚が違う……

     ってまぁ、そういう問題じゃないんですけど。

     1つ目は、シャルルは純粋な休暇のつもりだったのに、ハルキが微妙に勘違いをしていてやっぱりすれ違いな二人の話でした。
     それにしても、男湯二人で入ってるの

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    2011年11月12日
  • バースデイ・パニック!

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     今回も、閑話休題的なお話。
     本編そっちのけで、まずは「ブラックドッグ・ララバイ」というまずはアカデミーに最年少で入学した少年の話。
     その少年に「シャルルに会いたい」と言われ、シャルルをおびき寄せる為にハルキが囚われの人になる話。
     まぁ、ハルキとしてはシャルルが迎えに来てくれるなんて思ってなかったんですが……。
     ちゃんと、シャルルが迎えに来た挙句。
     普通、シャルルだけだったら断るような依頼を保留にする……ということをしてしまう。
     おまけに、結局、その少年の依頼をどうしたのかはわからないままハルキとシャルルのいちゃいちゃに移って行っちゃって……ちょっとうへぇ……感が。
     まぁ、シャル

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    2011年11月11日
  • 上海小夜曲

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     前作、ブルードラゴンで「上海での再会ってなぁに?」って疑問をまき散らした話がこちらに入っていました。
     おかしいなー……って思ってたんですよね。
     結構記憶力いい方なので、忘れてるってことはあんまりないはずなのにちっとも思い出せなくて。
     どうやら、雑誌に掲載したやつを文庫に落としてなかったみたいです。

     作者さんの後書きには「雑誌もよろしくお願いします」って書いてあるけれども、雑誌はその時期を逃したら買えないので、今更お願いされても困るなー……というのが、正直なところです。
     本は残るけど、雑誌はなかなか残らないですもんね。

     という訳で、話の内容としては。

     魔都・上海で、ハルキが

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    2011年11月11日
  • ボディ・アンド・ソウル

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     クリスマス間近のパリ――。
     ハルキは久々に訪れる平和な日常を満喫していた。
     サヴァナ公国での事件で、兄妹だとわかりあったシャルルとマリィを残して、一足先に帰国したハルキ。
     それ以来、シャルルからの連絡はなく、ごくごく普通の日常を送っていた。
     そんなハルキの元へ「観光」を理由に訪れたのは、件のサヴァナでの事件で知り合ったブラッキー。
     元ボディガードで、今はジャーナリストの卵という野生派の彼は、実はハルキにぞっこんで……。
     ハルキもブラッキーのことは、嫌いになれないでいた。

     そうやって観光を楽しみながら、ブラッキーと入ったとあるバーで、ハルキは偶然、女連れのシャルルを目撃してしま

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    2011年11月11日
  • ブルー・ドラゴン

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     サヴァナ公国――それは、地中海の華とも呼ばれた美しい国。
     そして、公にはなっていないが、実はシャルルの秘められた故郷。
     そのサヴァナで、前公王の隠し子を名乗る少年が現れたとの情報がシャルルの元に入った。
     内情を探るべく当地に飛んだシャルルとハルキだったが、自分の故郷とそして、シャルルの実の妹であり、シャルルが誰よりも大切に思っている存在であるマリィが関わってるとあって、シャルルの調子がどうもおかしい。
     そして、東洋の血を引く美貌の弁護士・ルイの出現により、事態は思いがけない方向へと向かう……。

     どうして、シャルルの生まれを知っている人が組織のボス的存在なのに、こんなことになってし

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    2011年11月11日
  • エンジェル・キッス

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     ハルキの甥・タケシがハルキの学舎であるユニバーサル・アカデミーに前触れもなく入学してきた。
     大好きな叔父との邂逅にはしゃぐタケシ。ハルキも実の兄弟よりも年の近いタケシはハルキにとって弟のようなもの、驚きこそすれ懐かれて悪い気はしていない。
     ところが、そこに突然、シャルルまでルポライターに変装し、聴講生として現れた――
     情報部の辣腕工作員がわざわざ出張って来るとは、一体、欧州一の最高学府の内部で何が起きているのか、疑問に思い、シャルルから話を聞こうとするハルキだが、シャルルはタケシに対してどうしうわけだか、冷ややかな態度で……。

     というような話。

     今回は、ハルキの家族が総出で出て

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    2011年11月11日
  • ライカンスロープの憂鬱

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     某国情報部特殊工作員……の使いっ走り、ハルキは、行きつけの店のママに頼まれて、猫探しに奔走することになる。
     ある日、突然、ママの元に現れた真っ白な毛並み、ぴんと立った耳、ビー玉みたいに透き通った空色の瞳を持つアズーロと呼ばれていたその猫は来た時と同じように突然、いなくなってしまった。
     その猫を探している最中にハルキが出会ったのは、行方不明の猫とそっくりなプラチナブロンドで空色の瞳を持つ美少年。
     突然現れて、突然消えたその少年にもしやこれはライカンスロープなのでは!? とありえないことをついつい考えてしまうハルキだったが……

     そんな話でした。

     個人的にはこの話よりも。
     シャルル

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    2011年11月10日
  • クレオパトラの夢

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     今回の本には中編が全部で4つ入っています。
    「ヴァン・ヴェール」「クレオパトラの夢」「ビヨンド・ザ・スリープ」「パパラチアン・キス」の4つ。

     ちょこっとずつだけ中身と感想を。

     1つ目の「ヴァン・ヴェール」は、いきなり叩き起こされたハルキがシャルルによって「シャンティイ」という競走馬の産地でもある土地へ連れてこられる話。
     そこでいきなり馬を見せられて、「オーナーにならないか?」と。
     ハルキはてっきりシャルルとその馬を調教している少年ができているのだと、勘違いして嫉妬する話。
     結局のところ、それはあくまでもハルキの勘違いで、実際は休暇が出来たのでシャルルがハルキを旅行に連れていきた

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    2011年11月10日
  • ワンダフル・タイム

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     今回の相手はトップダンサーのアンディ。
     実は中東のとある王国の皇太子の忘れ形見であるアンディを説得して、その王国へ帰還させること。
     ハルキはそのために、アンディが勤めるメイルレビュー・クラブにシンガーとして潜入することに……

     首尾よくアンディに近づくことはできたものの……

     という感じの話でした。

     とりあえず、見どころの一つは。
     アンディがとってもいい男である、というところ。
     見た目はメイルレビュー・クラブのトップダンサーになってしまうくらいいい男だし、中身も素直で真っすぐで、性格も控えめ。
     ちゃんと苦労も知っているし、謙虚な気持ちも持ち合わせている。
     おまけに、若さ相

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    2011年10月30日
  • 愛していると言ってくれ

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     なんというか……。
     若いな……と、言ってしまえばいいのでしょうか?

     成長した拓海が普段、めちゃくちゃいい子なのに、ぶち切れた後の性格の変わりっぷりがすごかったです。
     なんていうか……。
     登場人物たちの思い込みがすごかったなー……。

     まぁ、多分、これは作者さんたちの「許されざる」ってところに相当に重きを置いているが上に、起こった事態だと思うんですが……。

     言われてみれば、最近、BLって、この辺りの概念が、若干、どうでもいいものみたいに、なってますよね……(反省)
     しかも、こっちもあんまり読みながら、その辺りのことに何の疑問も感じてなかった……という。

     ある意味、初心に返

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    2011年10月29日
  • 甘い生活。

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     アメリカ帰りの桜井薫は、私立探偵事務所を経営する二十六歳。
     しかし、コネも何もない薫の事務所はいつも閑古鳥が鳴いていた。
     そこに突如現れたのは、秀麗な顔立ちに端整な身なりの恐ろしく似合う弁護士・三上恭一郎。

     彼は、薫の事務所の1階に入ってる花屋の店員・薫が密かに想いを寄せる相手の「兄」だという。
     おまけに、彼が攫われた……と聞き。
     薫は、恭一郎の依頼で、彼の救出に向かうが……。

     そんな感じで、二人の出会いは始まって。
     でも、なんだか、その依頼をする恭一郎の態度が出来すぎていて、裏があるように感じてしょうがなかったんですが……。
     やっぱり、ちゃんと裏はあって。
     恭一郎は最

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    2011年10月29日
  • ミスティ・ムーン

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    うーん、設定が生かしきれてない感があるけど、まあ、いいや。
    最初っていうか出会ったその瞬間から、受けも攻めも相手にベタボレ。「運命の相手」に出会いました、
    って一番最初の時点で語りで告げちゃうってどーなんだろ、と思わないでもないけど。
    まあ、それを雰囲気として継続させてってるから悪くはない、ってかんじかな。

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    2009年10月07日