原聖のレビュー一覧

  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    最新の知見からケルトの文化に触れられる本。神話だけ、アーサー王伝説だけ、という切り口なら他の本もあるが、地理、言語、歴史なども幅広くケルト人について知りたいならおすすめの1冊。

    0
    2023年05月19日
  • 興亡の世界史 ケルトの水脈

    Posted by ブクログ

    ヨーロッパの始まりの本という感じ。ゲルマン民族の大移動前には誰が住んでいたのかの謎解きの感もある。フランスのブルターニュ地方を中心に民族や言語や宗教などからケルトについて書かれている。石器時代からギリシア・ローマの時代、そして中世から現代まで通史として知れるのでとてもよかった。民族として覇権を握ることがなくとも、何もかもが消えて無くなるわけではないのだと当たり前のことに気付かされた。

    0
    2025年11月26日
  • 興亡の世界史 ケルトの水脈

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ギリシャ・ローマ文化・キリスト教に並ぶヨーロッパ文化の基層とされるケルト文化を、歴史と受容史の両面から解説した書。フランス・ブルターニュ地方を中心としたケルト文化の歴史を詳説すると共に、その中で「ケルト」という概念が何を意味してきたのか、そしてそれがどのように変遷・受容されていったのかを考察する。
    本書は、2007年に刊行された同名本の文庫化である(学物文庫化に際して掲載写真がフルカラーから白黒になっているほか、最新の研究動向について補足したあとがきが追加されている)。ブルターニュ地方を軸としたケルト文化(≒ケルト語圏)の歴史から、「ケルト」という概念の再考を試みたものである。近年のケルト研究

    0
    2024年05月25日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    「ケルト」とは何か?
    古代からの歴史と民族、諸語、そして文化を、
    様々な角度から探り、分かり易く解き明かしてゆく。
    ・まえがき
    CHAPTER1 ケルトとは何か CHAPTER2 ケルトの国と地域
    CHAPTER3 ケルトの文字と言語 CHAPTER4 古代ケルト文化
    CHAPTER5 ケルト人の生活と社会 CHAPTER6 ケルトの信仰と神話
    CHAPTER7 ケルト的修道院文化 CHAPTER8 アーサー王伝説
    CHAPTER9 ケルト復興
    ・おわりに
    関連年表、索引、推奨参考文献有り。

    ケルトの基礎知識が分かる内容で、簡潔。
    近年の発見、評価や定説の変化が記述されているのも、良い。

    0
    2024年05月22日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    ケルトについて興味はあるが何から読めば良いか分からない人におすすめかもしれない。
    挿絵多めで読み進めやすい。ケルトに関する多岐にわたるジャンルに触れているため、読んで琴線に触れるジャンルがあれば別途各人で調べてみると理解が深まるかもしれない。
    最新のケルト研究で分かった事(ケルトの起源が中央ヨーロッパではなく大西洋沿岸からではないか)にも触れており興味深い。

    0
    2022年09月23日
  • 興亡の世界史 ケルトの水脈

    Posted by ブクログ

    ケルト、私の考えるのは古代アイルランドだったが、古代ケルトは大陸のブルターニュ地方が中心だったらしいという事が発見だった。

    0
    2019年10月12日
  • 興亡の世界史 ケルトの水脈

    Posted by ブクログ

    雑多な内容でまとまりに欠けていたが、ブルターニュに焦点を当ててケルト文化を扱っている。参考文献もいくつか読んだうえで本書に帰って来ると、新たな発見があるかもしれないと思わせてくれる。

    0
    2017年12月14日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    言語の系譜など思ったより本格的だった。ドルイドや巨石文化などファンタジー寄りの情報がもっと欲しかった。アーサー王伝説や昔からの物語についてのページを楽しんだ。

    0
    2024年11月02日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    ケルトの基礎知識がないと入り込みづらい。
    ガリア、アーサー王しかわからなかった
    エンヤの音楽のイメージ。文化独特のデザイン。小説の魔法の国のイメージ

    0
    2024年07月02日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    #2024年に読んだ本 15冊目
    #2月に読んだ本 5冊目

    ケルト神話を読もうと思ったけども
    そもそもケルトに関する知識が
    なさすぎるな〜…と思って参考書として
    読みました

    素人向けに書いてくれていて
    読みやすかったです

    ケルトも復興ブームってのがあって
    今に繋がるのは日本の民俗学と同じだな
    なんて思いましたわ

    イラストが豊富ですけども
    カラー写真で見たいなぁ…ってものも
    多かったですにゃ

    0
    2024年02月09日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    ケルトってどこなのか、そんな疑問を持って読みはじめました。
    古代ケルトと呼ばれるものから始まり、とても歴史の古い民族であることがわかります。
    イラストも多くとても読みやすい本でした。

    マクドナルドのマックはゲール語系のケルト語で「息子」。ドナルドの息子ということらしい。
    ドナルドはと言うと、古いケルト語で「世界の王」なんだとか。

    0
    2024年01月28日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    「ケルト文化とはケルト諸語を基盤にしている」
    現代のケルト諸語圏から見ても広範囲。多数の「民族」がケルト諸語を「共用語」として使っていたと考えられているよう。

    0
    2023年07月27日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    ケルトについて、歴史から衣服、音楽、慣習、観光地まで幅広く紹介している。
    ローマ帝国のブリテン島への進出やヴァイキングの歴史と読み合わせると面白そう。
    読みやすく、カバーしている分野が幅広いので、ケルトの全体像を知る上で有意義。

    マーリンとアーサー王に関する記述があったためそこを見てみたく手に取った。
    その辺の記述も、他の既存文献の要約みたいなもの。
    広く浅い内容なので、知っている内容と知らない内容の切り分けや、知っている内容の再確認となった。

    0
    2023年03月24日
  • ケルトの解剖図鑑

    Posted by ブクログ

    ケルトのことを知らなくとも手軽に読めます。若干気楽過ぎて、辻褄合ってる?と思わない箇所もないことはないですが。。。
    アーサー王伝説とか、巨石とかも楽しく想像を掻き立たせてくれます。が、何よりキリスト教と英語の圧倒的制圧力。何か現在の世界の動きと同期しているように思えてきて、考えさせてくれます。

    0
    2022年10月15日