【感想・ネタバレ】ケルトの解剖図鑑のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

最新の知見からケルトの文化に触れられる本。神話だけ、アーサー王伝説だけ、という切り口なら他の本もあるが、地理、言語、歴史なども幅広くケルト人について知りたいならおすすめの1冊。

0
2023年05月19日

Posted by ブクログ

「ケルト」とは何か?
古代からの歴史と民族、諸語、そして文化を、
様々な角度から探り、分かり易く解き明かしてゆく。
・まえがき
CHAPTER1 ケルトとは何か CHAPTER2 ケルトの国と地域
CHAPTER3 ケルトの文字と言語 CHAPTER4 古代ケルト文化
CHAPTER5 ケルト人の生活と社会 CHAPTER6 ケルトの信仰と神話
CHAPTER7 ケルト的修道院文化 CHAPTER8 アーサー王伝説
CHAPTER9 ケルト復興
・おわりに
関連年表、索引、推奨参考文献有り。

ケルトの基礎知識が分かる内容で、簡潔。
近年の発見、評価や定説の変化が記述されているのも、良い。
文字、ケルト語と諸語、巨石文化、古代ケルト美術、暦。
衣食住、階層社会、信仰、神話、異界や妖精などの民間伝承。
キリスト教との関係、ケルト十字のハイ・クロス。
ヴァイキング、アーサー王伝説。
ケルトの再発見と復興運動は、近・現代の美術、音楽、
映画、アニメ、民族主義など。
ケルトって、かなり広い地域に存在してたことが分かり、
特にケルト語関係の繋がりは興味深いものでした。
また、3大装飾写本はカラーで見たくなりました。
但し、アルバ(スコットランド)とスコットランド(アルバ)の
ような2種の表記は統一して欲しかったです。ちょっと混乱。

0
2024年05月22日

Posted by ブクログ

ケルトについて興味はあるが何から読めば良いか分からない人におすすめかもしれない。
挿絵多めで読み進めやすい。ケルトに関する多岐にわたるジャンルに触れているため、読んで琴線に触れるジャンルがあれば別途各人で調べてみると理解が深まるかもしれない。
最新のケルト研究で分かった事(ケルトの起源が中央ヨーロッパではなく大西洋沿岸からではないか)にも触れており興味深い。

0
2022年09月23日

Posted by ブクログ

#2024年に読んだ本 15冊目
#2月に読んだ本 5冊目

ケルト神話を読もうと思ったけども
そもそもケルトに関する知識が
なさすぎるな〜…と思って参考書として
読みました

素人向けに書いてくれていて
読みやすかったです

ケルトも復興ブームってのがあって
今に繋がるのは日本の民俗学と同じだな
なんて思いましたわ

イラストが豊富ですけども
カラー写真で見たいなぁ…ってものも
多かったですにゃ

0
2024年02月09日

Posted by ブクログ

ケルトってどこなのか、そんな疑問を持って読みはじめました。
古代ケルトと呼ばれるものから始まり、とても歴史の古い民族であることがわかります。
イラストも多くとても読みやすい本でした。

マクドナルドのマックはゲール語系のケルト語で「息子」。ドナルドの息子ということらしい。
ドナルドはと言うと、古いケルト語で「世界の王」なんだとか。

0
2024年01月28日

Posted by ブクログ

「ケルト文化とはケルト諸語を基盤にしている」
現代のケルト諸語圏から見ても広範囲。多数の「民族」がケルト諸語を「共用語」として使っていたと考えられているよう。

0
2023年07月27日

Posted by ブクログ

ケルトについて、歴史から衣服、音楽、慣習、観光地まで幅広く紹介している。
ローマ帝国のブリテン島への進出やヴァイキングの歴史と読み合わせると面白そう。
読みやすく、カバーしている分野が幅広いので、ケルトの全体像を知る上で有意義。

マーリンとアーサー王に関する記述があったためそこを見てみたく手に取った。
その辺の記述も、他の既存文献の要約みたいなもの。
広く浅い内容なので、知っている内容と知らない内容の切り分けや、知っている内容の再確認となった。

0
2023年03月24日

Posted by ブクログ

ケルトのことを知らなくとも手軽に読めます。若干気楽過ぎて、辻褄合ってる?と思わない箇所もないことはないですが。。。
アーサー王伝説とか、巨石とかも楽しく想像を掻き立たせてくれます。が、何よりキリスト教と英語の圧倒的制圧力。何か現在の世界の動きと同期しているように思えてきて、考えさせてくれます。

0
2022年10月15日

「学術・語学」ランキング