三宅秀道のレビュー一覧

  • 新しい市場のつくりかた

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    商品 ライフスタイルの企画ー文化開発、性能競争 技術神話ー技術開発。
    問題そのものを開発する。
    まずこういうものがひついうだという判断 問題意識が普及→新しい文化開発→技術開発。新しい市場を開発したいならまず問題開発。
    小利口になり大局を見誤る。
    暮らしのデザインから考える。
    考え方はよく理解出来る。大企業組織の中でラインにいる人間が問題開発するのは難しいが結局 大局感と社会貢献意識と人を引きつける人間力が必要。

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    2017年12月10日
  • 新しい市場のつくりかた

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    日本版イノベーションのジレンマ。
    かつては栄華を極めた日本の技術系企業が何故今苦境に陥っているかを分かりやすく説明している。今見えている表層的な問題点解決や機能の改善に腐心するのではなく、もう一段上の根本的な問題を発見し、解決して社会を良くしていくことが必要。

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    2016年10月07日
  • なんにもないから知恵が出る―驚異の下町企業フットマーク社の挑戦―

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    磯部さんの豊かな発想が仕事につながってるフットマーク社の歴史を記載してある点は通常の本だが,第6章で三宅先生が辛辣なコメントを述べているのが素晴らしい.気が付いていても,あそこまでなかなか言えないが,これまでの信頼関係から出てきたのだろう.確かにアイデアは発想の原点を変えることから生まれるものだから,適格なアドバイスになっていると感じた.

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    2016年06月26日
  • 新しい市場のつくりかた

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    一般的な商品開発=技術開発だが、文化を新たに開発することの重要性を説く書。
    「知らない人と最後に仲良くなったのはいつですか?」という言葉が印象的。

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    2016年01月09日
  • 新しい市場のつくりかた

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    いうなれば、日本人の、日本人による、日本人のためのイノベーション指南書。著者が数多くの経営の現場に密着して行った豊富な事例研究と、社会学や文化人類学など学際的な人脈との交流から得た考察をもとに導き出した新たなイノベーション論に加え、その実践にあたって企業が越えなければならない構造的な問題と対処策を明らかにした一冊。

    著者は、企業が既存の商品・サービスの改良やコスト改善といった不毛な競争を避け、新たな市場(=文化やライフスタイル)を創造するためには、技術開発よりもむしろ、その前段階にある「問題開発」が重要であり、人々がまだ気づいていない新たな幸せや価値の“機会損失”をもたらしている「問題」を「

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    2015年06月07日
  • 新しい市場のつくりかた

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    産業振興の分野で中小企業の経営者と距離の近い著者が、新しい市場を創造した製品開発の背景を元に他者の思いやりによりこれまでにない視点が産まれると解く。具体的手法は乏しいが、ケーススダディとしては参考になる。

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    2015年02月21日
  • 新しい市場のつくりかた

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    タイトルどおりのよくある話。本書の特徴はその読み易さ、分かりやすさにある。類書の中では一番最初としてお薦めできる。

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    2014年08月02日
  • 新しい市場のつくりかた

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    タイトルからして直観的に面白そうだと思い、購入。
    全体的に商品開発や企画に関する内容であり、メーカーに勤めている人にとっては非常に面白く感じられる話になっている。

    印象的だったのは、新市場をつくりだすのに必要なのは技術よりも、文化だということ。提供する商品やサービスによッテ。どんな社会をつくりたいか、どんなライフスタイルをつくりたいのかまで考えることの大切さ。
    思いがちなのは新技術が先にあって、その技術が時代をリードするという先入観。でも実はそうではないということ。
    新市場ができるためには、まず新文化の開発が必要。新しい文化があってはじめて、新しいモノやサービスが必要とされ、新市場が創造され

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    2014年07月13日
  • 新しい市場のつくりかた

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    内容は、終章「偶然を必然として発生させる態度を取り続けながら、会社の外の社会に、運や縁に恵まれるための積み重ねをたゆまず続けて、やがて新結合の臨界値を越えるのです」に集約されている。具体的事例も多い。

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    2019年04月10日
  • なんにもないから知恵が出る―驚異の下町企業フットマーク社の挑戦―

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     人柄が出るというのかこのような人が企業のトップにあることにこの国の将来が見据えるような気がする。

     ただ、多くは年齢が高すぎるようになり事業承継がうまくいかない事が多くありすぎる。このフットマークという会社にとっても前途洋々であるわけがないだろう。

     事実、会社という枠にはまり自由度がかなり落ちてきているように感じるが、果たしてこの先も今までどうりにうまくいくのだろうか。

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    2018年12月13日
  • 新しい市場のつくりかた

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    新規のビジネスは、
    ・モノや技術ありきで始めるものではない
    ・顧客が気付いていないニーズを見つける事ではない
    というお話。
    世の中を変えられる問題解決を自ら設定、創出する事が新たなビジネスになる、という視点を得る事ができる本、かな。
    最後にFLIPPER'S GUITAR の曲を持ってきた所が、個人的には一番ポイント高かったかな。w

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    2015年02月15日
  • 新しい市場のつくりかた

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    日本全体が成熟市場になっている中、新しい市場を創造することはどの業界でも重要なことになっています。この本の著者である三宅氏の本は今回初めて読みましたが、中小企業診断士の勉強をした私にとってはとても興味の惹かれる内容でした。

    中小企業の社長との会話を含めて、現場での時間をかなり費やした綿密な調査の集大成をこの本を読むことで追体験でき嬉しく思いました。

    これからの時代はかつての大量生産時代や欧米という参考にできる目標がないため、工夫を重ねて新しい市場を創造する必要があります。これは頭を使う作業ですが、今まで大企業にのみ有利であった状況から、「ヒト・モノ・カネ」がない中小企業にもチャンスがあるこ

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    2014年11月15日
  • 新しい市場のつくりかた

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    ネタバレ

    某対談記事で作者のお話がとても面白くて読んでみた。
    長かった。タイトルほど硬い本でもなく、読みやすいのだけど、やはり興味がない分野で、自分の仕事にも直接生きるわけでもないからかな。
    でもドキリとする箇所がいろいろあって、読んで良かった。日常の目線か変わるかも。
    水泳帽の話と前世のカルマと考えて介護医療用品の改革が遅れるという話が面白かった。

    市場が創造されるのは、生活をこんなふうに変化させたいという文化の話。

    市場で流通するどんな商品も、それは誰かの幸せを実現するということが前提。

    商品の価値ルーツを真っ向から考えようとすると、どうしても話が宗教論に似通ってきます。何に価値を認めるか、と

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    2014年01月29日