遙士伸のレビュー一覧

  • 零の凱歌[3]決戦!フィリピン沖海戦
     戦艦同士の殴り合いに航空機による激しい空戦と贅沢な一冊だった。航空主兵に切り替えたことによって余ってしまった「大和」を始めとする戦艦群に活躍の場が与えられ、「武蔵」はじめとする空母群は米太平洋艦隊と激突。そしてグラハム・エイリーとの因縁の対決にも決着。さらに独逸と組んだことで実現した米本土爆撃。最...続きを読む
  • 零の凱歌[1]マーシャル沖の飛翔
     大艦巨砲主義から航空主兵主義へ転換する過程が対立の構図でリアルに描かれていた。兵棋演習、海軍大演習で航空主兵主義の優位性を示すくだりはなかなか説得力があった。タイトルの通り空戦メイン。航空機を有効に戦力として活用したこともあり、帝国海軍の一方的な勝利に終わった。しかし、爽快さよりも次の戦いで訪れる...続きを読む
  • 超時空世界大戦[3]日米英同盟軍、決死の反撃!
    ヒトラーも第1護衛隊群もあっけなく成敗されて終わってしまった。
    2巻までは元第1護衛隊群司令と元防衛大臣の悪辣さのようなものが目立っていたので、中途半端。
    これなら第1護衛隊群の裏切りは無くても良かったような気がする。