尾方富生のレビュー一覧
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木崎ちあき『DOPE 麻薬取引部特捜課 アナザー・ヴェノム』角川文庫。
シリーズ第2弾。第1弾にも唸らせられたが、このこの第2弾も非常に面白かった。そして、最後の最後に主人公の陣内鉄平の抱える大きな秘密の一端が明らかになる。
第1弾同様、摂取した者の能力を著しく増大させる新型ドラッグ『DOPE』が蔓延る近未来の日本が舞台である。麻薬取締部特捜課のメンバーで、異常なまでの視力を持つ陣内鉄平が、第六感が働き、直ぐ先の未来の映像を見ることが出来る特殊能力を持つ新人の才木優人の教育係を務めながら、『DOPE』に関連する不審事件の解決に挑む。
今回は、幽陀恒星と名乗る人物の予言動画通りに麻薬犯罪 -
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木崎ちあき『DOPE 麻薬取締部特捜課』角川文庫。
先に読んだ『アンエンド 確定死刑囚捜査班』が面白かったので、ラノベチックなイラスト表紙に少し躊躇したものの、勇気を出して購入。
なかなか面白い設定に思い切りの良いストーリーに驚いた。ちまちまと小賢しい小説ではなく、これまで余りお目に掛かったことのない非常に面白い小説に仕上がっている。
この作品はテレビドラマ化が決定し、7月にはシリーズ第2弾が刊行されるようだ。
摂取した者の能力を著しく増大させる新型ドラッグ『DOPE』が蔓延る近未来の日本が舞台である。第六感が働き、直ぐ先の未来の映像を見ることが出来る特殊能力を持つ才木優人は、その能 -
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(3)が出て、嬉しいよりもホッとした私
自分でも性格が悪いかもなぁ、と思ってしまう
異種恋愛を面白い、最高だ、と思っている自分を恥じた事はない
しかし、未だに世間一般的に受け入れられてないな、と感じる事はある。オカヤド先生の『モンスター娘のいる日常』や、影山理一先生の『奇異太郎少年の妖怪絵日記』などが、種族の壁を超えた恋愛の良さを説いてくれ、株こそ上がっているけど、やっぱり、イロモノ扱いだ
人が人を好きになる事は普通だ、と常識的な人は言う。でも、その「普通」の根拠が何なのか、が私には分からない。人が人でない者に惹かれてはいけない理由も分からない
人は自分が持っていない長所を持っている他人に敬意