尾方富生のレビュー一覧
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木崎ちあき『DOPE 麻薬取引部特捜課 アナザー・ヴェノム』角川文庫。
シリーズ第2弾。第1弾にも唸らせられたが、このこの第2弾も非常に面白かった。そして、最後の最後に主人公の陣内鉄平の抱える大きな秘密の一端が明らかになる。
第1弾同様、摂取した者の能力を著しく増大させる新型ドラッグ『DOPE』が蔓延る近未来の日本が舞台である。麻薬取締部特捜課のメンバーで、異常なまでの視力を持つ陣内鉄平が、第六感が働き、直ぐ先の未来の映像を見ることが出来る特殊能力を持つ新人の才木優人の教育係を務めながら、『DOPE』に関連する不審事件の解決に挑む。
今回は、幽陀恒星と名乗る人物の予言動画通りに麻薬犯罪者が次々殺される事件が発生する。陣内と才木が捜査に乗り出すと、麻薬犯罪者による被害に遭った1人の男性に辿り着く。しかし、男性は『ヴェノム』という謎の言葉を残し、死亡する。それを切っ掛けに次々と麻薬常用犯罪者の不審死が発生し、陣内と才木の同僚の柴原、綿貫が追う事件にも幽陀恒星の予言が繋がっていく。
本体価格720円
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木崎ちあき『DOPE 麻薬取締部特捜課』角川文庫。
先に読んだ『アンエンド 確定死刑囚捜査班』が面白かったので、ラノベチックなイラスト表紙に少し躊躇したものの、勇気を出して購入。
なかなか面白い設定に思い切りの良いストーリーに驚いた。ちまちまと小賢しい小説ではなく、これまで余りお目に掛かったことのない非常に面白い小説に仕上がっている。
この作品はテレビドラマ化が決定し、7月にはシリーズ第2弾が刊行されるようだ。
摂取した者の能力を著しく増大させる新型ドラッグ『DOPE』が蔓延る近未来の日本が舞台である。第六感が働き、直ぐ先の未来の映像を見ることが出来る特殊能力を持つ才木優人は、その能力を買われ、麻薬取締部特捜課に異動する。才木の教育係となったのは、忌まわしい過去を持つ、異常なまでの視力を持つ陣内鉄平だった。2人は、バディを組み、次々と起きる『DOPE』に関連する不審事件の解決に挑むが……
本体価格760円
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(3)が出て、嬉しいよりもホッとした私
自分でも性格が悪いかもなぁ、と思ってしまう
異種恋愛を面白い、最高だ、と思っている自分を恥じた事はない
しかし、未だに世間一般的に受け入れられてないな、と感じる事はある。オカヤド先生の『モンスター娘のいる日常』や、影山理一先生の『奇異太郎少年の妖怪絵日記』などが、種族の壁を超えた恋愛の良さを説いてくれ、株こそ上がっているけど、やっぱり、イロモノ扱いだ
人が人を好きになる事は普通だ、と常識的な人は言う。でも、その「普通」の根拠が何なのか、が私には分からない。人が人でない者に惹かれてはいけない理由も分からない
人は自分が持っていない長所を持っている他人に敬意や思慕の念を抱き、その情がいつの間にか、恋心に形を変えていくのだから、人の理の外に存在し、力強さを有する異種生物に憧れが芽生え、それが愛情に育っても、何らおかしくないはずだ
「普通」と「異常」の差などありはしない、と自信を持たせてくれるのが、このアンソロジーコミックだ
『人外の嫁といちゃいちゃするアンソロジーコミック』のレベルは高かった
ただ、個人的にストーリーの良さで勝っている作品は、コチラの方が多い、と思う
絵柄やラストで好みは、人外好きでも別れると思うが、私的に推したいのは、晴智先生の『先生と恩人さん』だ。このアンソロジーコミックを次に飛び出すのは、この作品だな、と読み終わった後に感じたのだ
視力にハンデを抱えながらも、決して、己が生きる意味だけは見失っていない元・物書きの男と、そんな彼に醜い姿を見られずに済んでいる事を安堵し、同時に真実を打ち明けたいジレンマを抱える毛むくじゃらの怪物の娘、この組み合わせにグッと来ない訳がない
何より、“先生”の笑顔が最高なのだ。彼の誇りを踏み躙ってしまう気もするが、コトバよりも笑顔が思い悩み苦しむ者の心を晴らす事もあるのだ
この台詞を引用に選んだのは、もう、ほんと、シンプルに心を揺さぶられたから。真の忠義とは、形などには囚われぬ。年齢も性別も種族も関係ない。守りたいモノを揺るがぬ信念と実力で守ってこそ、真の忠誠だ -
Posted by ブクログ
たまたま書店で見つけて購入
ドラマにもなっていたそうで…
私の地区ではやってなかった…
久々にこういう雰囲気の刑事もの…違う
刑事ではなくて麻取…麻薬取調部特捜課のお話を読んだ
純粋な部分とダークな部分
両方を楽しめる物語で
主人公の新人才木優人とバディで教育係の陣内鉄平
何より陣内の口調が重たくなりがちな場面でも
和ませてくれるような軽さを持っていて
良いも悪くも空気を換えていたかなと思う
切なさもあり
重さも軽さもあり
最後は悲壮感よりも陣内のあまのじゃくが
心にほわっときた
とりあえずと思って一冊だけを買ってきたんだけど
これ、続きも気になっているので
書店に行かなきゃ!!