小林信也のレビュー一覧

  • 大の里を育てた〈かにや旅館〉物語(集英社インターナショナル)

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    めちゃめちゃ面白かったです!

    元々相撲観戦が好きでしたが、大相撲の世界しか知りませんでした。この本を読んで、学生相撲やアマチュアの世界も知ることができ、相撲に対する視野が広がりました。

    私は勝手に海洋高校は昔から相撲が強い高校なんだと思い込んでいて…
    今に至るまでに、こんなに苦労があったなんて…

    これからはかにや旅館出身力士達を一生懸命応援します!

    この本は、新潟海洋高校アンテナショップ能水商店で購入しました。糸魚川が相撲の町としてもっともっと発展してくれるといいなと願っています。

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    2025年08月31日
  • 真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球

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    まあ昨今の甲子園に関する話題の沸騰ぶりをみると、なんだかんだいってみんな甲子園(ネタ)が好きなのね、と思ってしまいます。
    (くしくも今日は慶應が優勝したそうで)

    この本自体は、真夏の甲子園に対する批判ではありますが、どちらかというと、それに関わるマスメディア(朝日新聞社、毎日新聞社、NHK)に対する批判であるかなと思いました。
    私は受信料を払ってNHKを観ていますが、正直、大相撲と高校野球をNHKでやる必要があるのかと思っています。そもそも、スポーツをNHKでやる必要があるのかなと。
    NHKオリジナルのコンテンツを楽しみにしている自分としては、それらで通常編成時の番組がないのが結構ストレスです。
    (まあとりあえず、今日の7時のニュースのトップニュースが甲子園ではなかったので、まだニュースの矜持はあったかと思いますが)

    自分はこの本に書かれている意見にほぼ賛同しているのですが、私自身は最近甲子園野球のことは関心がなくなりました。なので、やりたきゃやりゃいいし、やめたきゃやめりゃいいというのが本音です。
    逆に多様性というのであれば、昭和ばりの高校野球を残す場として、甲子園野球を存続するのもありなのかなと。高校の野球部はどこも、入部前に、スパルタ式、坊主でやります(あと、男尊女卑で、マネージャーは女子限定、身の回りのことは全部マネージャーがやるとかも昭和方式)とちゃんと公表して、それを受け入れる生徒だけ入部して、ひたすら甲子園を目指す。
    そして、高校を卒業と共に、野球を辞めることも入部条件にするとか。
    プロに行きたい生徒は野球部には入らず、プロ球団のスクールに中学から通って、科学的指導を受けられるように、別コースにしたり。
    ただし、体罰等はまずいでしょうね。あと、辞めたいときに、誰に妨げられることなく部活を辞められること。これは保証されていないといけません。

    理不尽に辛い思いをする生徒、教員がいなくなることを切に願うばかりです。

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    2023年08月23日
  • 真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球

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    最近の高校野球は、私立高校ばかりが甲子園に出場し、公立高校は、ほとんど出場することができなくなった。確かにこの本に書かれているとおり、猛暑の中で試合することに問題があるし、トーナメントで負けたら終わりという高校野球の現状にメスを入れる必要がある時期であると思う。また、主催が大手新聞社であることから、改革するのは難しいと思われるが、今の神聖化された甲子園での高校野球に対する貴重な提言本である。

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    2023年06月06日
  • 真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球

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    賛成半分、反対半分。
    そこまで全てを悪者にしなくても…って思うとこもあったけど、真夏の高校野球の開催方法を変えていこうよ、ってところは賛同。
    近年の猛暑の中の高校野球は、著者は経験してないわけで。
    当事者である現役野球少年やそこを通過してきたばかりの若者の意見をもっと取り入れて、主催の新聞社や高野連や、NPBや少年野球連盟など、バラバラな野球組織全部みーんなが、うまく共存できればいいのだけどな。

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    2026年02月08日
  • 生きて還る 完全試合投手となった特攻帰還兵 武智文雄

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    近鉄の大投手武智文雄のドキュメンタリー。生き残った特攻兵は戦後のプロ野球で活躍。関根潤三とは対照的に記憶に残らなかった大投手にスポットを当てた秀作だ。

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    2024年08月13日
  • 真夏の甲子園はいらない 問題だらけの高校野球

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は中学までは野球少年だったが、高校ではアルペンスキー部、その後もトライアスロンや自転車ロードレースなど日本ではあまり馴染みのない競技しか好きになれなかった。それ故に甲子園や箱根駅伝だけに異様なまでに熱狂する日本人が奇異に思え、日本の未来のためにもこれらの宿痾は改めるべきだと思っていたので、本著の提言にはほぼ賛同する(夏休み中の開催と、トーナメント制は現状でも良いと個人的には思う)。

    私が甲子園が日本の青少年にとって一番弊害だと思うのは、本来は野球以外の競技の方が適していたにも関わらず、日本では野球が一番ポピュラーであることから、或いは身近な人から野球を勧められて何となく野球を始め、身体的才能があるせいで野球でも頭角を現し、十代の一番大事な時を野球漬けで過ごし、結局は肘を痛めてその後のアスリート人生を台無しにすることである。

    もしかしたら彼には野球ではない他の競技でオリンピックで金メダルを獲れる才能があったかもしれない。しかしスポーツ万能の彼に対し、周囲の人々は野球かサッカーなど日本でポピュラーな種目しか勧めない。その辺のところを、スポーツは見るものだとしか思っていない人々は自戒すべきである。

    とにかく、高校球児や大学生ランナーはエアコンがガンガン効いたリビングで寝転ぶ人々の見世物ではない。何より20歳そこそこで燃え尽きてはいけない。スポーツ科学が確立している今となっては、特に持久系のスポーツなら40歳でも続けられる(種目によってはその辺をピークにすることさえ可能である)。

    改革が必要だ!

    以下に印象に残った記述をランダムに
    ※本文そのままの引用ではなく、勝手に自分の言葉で言い換えているので悪しからず…

    野茂英雄がアメリカに渡った1995年当時、MLBとNPBの市場規模は1500億円位で同等だった(13頁)

    朝日新聞社は1911年に「野球害毒論」と称して野球をバッシングしていたが、1915年に掌を返すごとく夏の甲子園を主催した経緯がある。この時点から矛盾だらけだったし、批判精神や制度改革は一切しなくなったんだろうなぁ


    日本のスポーツには「スポーツそのものが目的ではない」という考え方が色濃く残った(加納治五郎が「人格形成の手段」と捉えたことが大きな要因らしい)。
    Jリーグは日本で初めて「スポーツ以外の別の目的を持たない」団体である。

    多くのマスメディアがスポーツをスポーツ以外の目的(自社やスポンサーの宣伝、感動をありがとう効果)のために利用している。

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    2023年07月06日