川勝宣昭のレビュー一覧
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ネタバレ永守さんは、話を聞いても、本を読んでも、やっぱり、すごい!M&A立て直し50連勝は、奇跡だと思う。。
1番以外は、皆ビリ。2番に甘んじていると、トヨタ日産ホンダ→トヨタホンダ日産に、すぐにかわる!
人の能力差はせいぜい5倍だが、意識差は100倍!企業を強くしたければ、社員の意識を磨け!!
QCD SSS クォリティ、コスト、納期は当たり前!スピード!サービス!差別化が肝!!
すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!!
結果報告は⚪︎✖︎△だけで良い!これからどう戦うかが大切!!
原単価を把握しない、ディテールを把握しない経営は経営ではない!!!
困難は解決策を連れてやってくる -
Posted by ブクログ
商売の基本である「営業」。M&Aの成功事例で有名な日本電産ではどのように営業を捉え、買収先の企業に植え付けていくかという一連のノウハウを紹介している。ここで特筆すべきなのは、「植え付ける」という難題に何度も取り組んだ実績があるため、他の会社文化を変更しながら営業力を高めるという再現性がある点である。企業で働く者として、(単一の業務でない限りは)how-toをそのまま移植することの難しさを身に染みて理解しているので、この再現性には高い価値がある。
営業のhow-to部分の内容はキーエンスの営業を聞き取ったものに大変よく似ている。ぱっと見聞きした限りは驚きを伴わないような当たり前の内 -
Posted by ブクログ
川勝さんは日産自動車での勤務を経て55歳で日本電産に入社、同社のカリスマ社長永守さんに仕え、指導、薫陶を受けながらM&Aで買収した子会社の再建に取り組まれた方です。
永守さんは日本電産の創業者であり、今でもトップとして牽引、強烈なリーダーシップを発揮し、大きく成長させている名経営者です。
本書は永守さんから毎日のように届くファクスによる指示、指導の中から42枚をセレクトして解説を加えています。
その一つ一つは組織を運営していく上で、とても大切な考え方、行動が書かれており、とても参考になりました。
難しいことが書いているわけではありません。どれも基本的な、その気になればできるようなことばかりです -
Posted by ブクログ
現在経営コンサルタントとして活動する著者が、日本電産在籍時にカリスマ経営者と呼ばれる永守重信氏からもらったFAXを通して氏の経営の真髄について書いた一冊。
著者が日本電産からグループ会社に派遣された7年間に受けた永守氏の薫陶から氏が残してきた功績を知ることができ大変刺激を受けました。
1番にこだわることや経営者が率先して主導することなど経営において外すことのできない根幹の部分と納期のスピードにこだわることや営業を主役の会社にすることなど技術的な部分を叱咤激励しながら浸透させていく永守氏の手腕には読んでいて脱帽しました。
あと、著者が在籍した日産のゴーンと永守氏の経営の手法の比較は読んでいて非 -
Posted by ブクログ
50社以上のM&Aを行い、今まで1社の例外も無く1年以内に黒字化させてきた実績を持つ永守重信社長。しかも、資産の切り売り、人員整理も一切行わずにである。
その秘訣は、意識改革にあるという。赤字会社は、どの会社も判で押したように同じような特徴を持っている。社員は下を向いて仕事、慢性未達病、負け犬根性、負け戦慣れ。これらを変えるのである。
「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の日本電産カルチャーを伝播させるのである。最も重要なのが、経営者による集団への価値観の刷り込みであるということだ。
時間をどう使うか。
モーターのサンプルの事例が鮮烈である。普通は1ヶ月程度かかる試作品を、日本