何事も”始める”のは簡単だけど、
それを”やり続ける”のは難しいもの。
事業で言うと、
「起業」は簡単だけど、「経営」はとても難しい
と言えます。
本日ご紹介する本は、
小さな会社を続けるための
断捨離の考え方を紹介した1冊。
ポイントは
「吉野家」
小さな会社は、資源が限られているため
何をするにも、大きなパワーをかけることができません。
そこで、小さな会社の戦略は、はやい、やすい、うまい。
はやい=手っ取り早く真似る
やすい=商品化にコストをかけず、中高級品を素早く提供する
うまい=顧客満足のツボをおさえる
中でも、顧客満足のツボを押さえていることが
商品価値であり、最も重要な要素になります。
「商品企画」
商品価値を上げる最も重要な要素は企画力。
技術力や作業効率が高かったとしても、
企画力を身につけなければ、いづれ負けます。
「仕入れ」
次に商品価値を上げることができるのは仕入れ。
仕入れは競争力の源。利益に直結します。
仕入れ先が固定化していると、
知らず知らずのうちに低成長体質、無変化体質に
なっているかも知れません。
小さな会社の得意分野はスピードと、顧客密着による精度。
余計なことは一切せず、得意分野に集中し、
これらをいかに伸ばせるかが重要。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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成長する企業は常に「加速成長」を狙って努力している
成長しない企業は常に「現状維持」のために努力している
今の自分でも登れる山を選ぶのか?、登りたい山を選んで、そこを登れる自分を作りあげるのか?
登る山を決めたらそれ以外の山には登らないと決めること
目的は1つだけに絞り、目標は相乗効果のある2つに絞る
やっていけるけど成果が出ないものからは、一旦離れる
E=MS^2 企業の成長力は、商品価値と事業展開速度の2乗に比例する
優秀な外注先を探すことは、優秀な社員を採用するのと等しく重要
商品価値は「商品企画」と「仕入れ」で高める
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◆目次◆
第1部 スモールカンパニーの経営を最小化する「決!断捨離」
第2部 スモールカンパニーの加速経営
第3部 スモールカンパニーにおける「社長」の品質管理
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