春坂 咲月のレビュー一覧

  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    さらっと読むつもりでしたが、かなり専門的で難しい…
    お話はグイグイ引き込まれるので読みやすいのですが。

    …というわけで、難しいくだりは読み飛ばしてしまった…
    もっと余裕があるときに読み返したいお話しです

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    2021年08月06日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    ネタバレ

    第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。
    和服(着物)と主人公・八重の過去に纏わる謎解き。日常の謎の連作短編ミステリー。

    ハヤカワ文庫かつアガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作となると、お堅い小説を想像したけれど、書影から受ける印象通りの作品でした。(ライト文芸にあたるのでしょうか?)

    最初の2話は着物(和装)に関わる謎解き。3話目から主人公・八重の過去の謎に踏み込んでいく展開で、この辺りからページをめくる手が止まらなくなりました。

    琥珀さんのキャラクター、最初に思っていたものから、どんどんズレていった気がします。割とさらっとした性格かと思ってましたが、一途というか…。

    着物に関する蘊蓄

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    2018年12月02日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    ライト文芸。着物の柄を口で説明されてもよく分からないのは私の想像力が乏しいのもあるし、着物についてよく知らないのもあるのかな。まあ読み進めていくうちにもう柄とかなんでも良くなる。とにかく着物が着たくなる。ミステリーとしては着物がとても上手く関わっていて面白い。いやでも前半はミステリー、後半はトレジャーハンターって感じがした。八重と琥珀のあれこれは少女漫画みたいで私は好きだったし、なんならもっとイチャコラしてほしいぐらいだった。何だかんだ面白くて一気読みしてしまった。アガサ・クリスティー賞の受賞作にハズレはないと思う。

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    2018年05月08日
  • 旧暦屋、始めました 仕立屋・琥珀と着物の迷宮2

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    期待以上によかった。のだけど、前作を読んでいないので
    ところどころわからなかった・・・。
    そして着物の「絵」があると、大変わかりやすかったと思う。

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    2017年10月04日
  • 旧暦屋、始めました 仕立屋・琥珀と着物の迷宮2

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    着物に興味持ち、毎月着始めて約二年半
    いやぁー着物の世界は広くて深すぎる
    着物に和歌や暦を忍ばせて…なんて
    超粋で憧れるが…そんな域には
    一生近づけぬわ(^_^;)
    着物のルールは最低限をクリアで精一杯(笑)
    でも美しく楽しい世界
    せめて少しは粋に着られるように頑張ろう

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    2017年10月01日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    …琥珀さん、ロリのストー…怖…いや癖のあるヒーローは好きですけども。
    ラストの引っ越しの様に少々強引で都合良過ぎな展開や、登場人物の感情の動きが分かりにくい部分があったけれど、主人公八重の持つ謎が絶妙に小出しにされるのでそれが気になって手が止まらなかった。
    以前着付けを習ったことがあるので着物に関する蘊蓄も楽しく読めたし。
    予想よりも面白かったです。

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    2017年01月20日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    かなり専門的な着物の話が出てくるので、最初は読み切れるか心配したけど、読み続けていると専門的知識の難しい部分は気にならなくなるほど、話を楽しめた。

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    2017年01月07日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    笛の教室に通う女子高生で主人公「八重」と、ふとしたきっかけで出会う仕立て屋の「琥珀」が着物にまつわる事件に挑んでいくお話です。

    前半は日常で起こる事件を解決に導いていく流れとなっており、着物や花にまつわる事柄が多く出てきて面白かったです。特に花が持つ旧来の「意味」に関しては興味深く、色んな花について調べたくなりました。

    後半は主人公の八重を取り巻く謎に挑んでいくのですが、こちらも先が気になるよう展開でハラハラしながら読むことができました。ただ、前半の展開がゆっくりしているので中だるみしてしまう可能性有りです。

    また、季節の描写が細かく描かれており、メイン舞台も仙台ということもありちょっと

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    2024年03月30日
  • 祈りの守 仕立屋・琥珀と着物の迷宮3

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    着物の蘊蓄は読んでいて面白いけど、自分に教養が無さすぎて、着物や紋様のイメージが浮かばなかったり謎解きが理解出来ないことに凹む。
    和の文化はとても教養高い人が嗜むものなんだなぁと思った。日々の生活に追われてる自分には憧れの世界だなぁ。
    続きは出ないのかな?いろいろと中途半端なままで終わってる気がする。

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    2023年08月31日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    ふと親切にした相手が、通っている稽古場に現れた。

    不思議すぎる存在でしたが、ちょっとずつ正体が分かり
    なるほど…なるほど!? とまた別の謎。
    背景というか、存在の謎は解けて来たのですが
    少しずつ出てくる主人公についての謎が
    伏線が少ないせいなのか、ちりばめが少ないせいか
    ちょっと分かり辛かったです。
    話としては面白かったですが、そこがちょっと…でした。

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    2022年12月05日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    ネタバレ

    最初の方は、中断しつつ読んでいたが、中盤からは一気に読み進めた。
    着物について全く無知なので、模様など検索しつつ、楽しみました。

    ミステリ小説は往々にして気分の悪くなる犯罪が描かれるが、辻が花の古裂が、犯罪を犯してまで手に入れたいものなのかと思ったらちょっと気分が悪くなった。

    主人公が琥珀さんを好きになる描写や、琥珀の「人魚姫かと思ったら自分が人魚」という点はややわかりづらかったけど、主人公も琥珀もしっかりキャラクターが描かれているし、歌にちなんだ謎解きも興味深い。続編を書く従ってきっとさらに読みやすく面白くなると期待。

    巻末のアガサ・クリスティー賞選評も面白く読んだ。

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    2022年08月07日
  • 祈りの守 仕立屋・琥珀と着物の迷宮3

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    ネタバレ

    着物のあれこれは面白いけども、琥珀と八重はなかなか進展しないねぇ。八重ちゃんが慎重というか臆病というか。琥珀さんの理性すごい。
    この先は出る予定ないのかなぁ。

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    2022年03月30日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    蘊蓄系のミステリだけれど、着物に関するトリビアなんて、基本「一般的でない知識」だから、普通の意味でのミステリにはなっていない。その上で後半は八重の父が残した「辻が花」を巡る争奪戦・コンゲームにお話の焦点が移っていく。
    エンターテインメントとしては好きになれるキャラがあまりいないのが厳しい。ことにヒロインが微妙にやな性格をしてるんだよなあ。

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    2021年08月24日
  • 旧暦屋、始めました 仕立屋・琥珀と着物の迷宮2

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    1より好きだったな。相変わらず難しいところたくさんあったけど。
    にしても、30歳くらいの男女でも着物で会話なんてできないよ、と主人公に突っ込んだのは私だけではないはず

    2021.5.8
    63

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    2021年05月08日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    コレクターもの、のもつ展開としてビブリア古書堂とか京都寺町三条のホームズみたいな感じがあった。一歩間違えたらストーカーな男性主人公。。。ですが、ラブ要素がいい感じに話を持っていってくれたなぁ、という印象です。

    2021.5.4
    60

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    2021年05月04日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    着物をテーマにした、女子高生と和裁と笛の得意なイケメンの連作ミステリ。しかし、琥珀さんは、イケメンで優しくて一途で爽やかな感じになっているが、実は腹黒ロリコンストーカーなのでは…?いやいやいや
    着物についての話は面白かったが、若干話がぶっ飛んでいる。欲しいもののためなら、強盗窃盗詐欺も当たり前、八重ちゃんの周囲はどうなっているんだと。

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    2018年10月06日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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     アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。
     タイトルに魅かれて読んだ。着物や和装、和楽器など、和の要素がちりばめられている。途中までは日常の謎ものかと思っていたけれど、タイトルと関係してくるあたりから人間関係などが複雑になってくる。
     タイトルや着物の話は凝っていて面白いが、全体のストーリーとしては少し無理があるような気もした。
    2018/9/30

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    2018年09月30日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    お着物一つ一つに意味合いがあり、柄や織にも日本人の物に向かう心があって、凄く奥深く面白かった。
    と同時に難しかった。

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    2017年06月25日
  • 花を追え 仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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    【収録作品】プロローグ/一の裂 着物を着ると泥棒になる?/二の裂 呪いまじない、解くほどく/三の裂 花の追憶/四の裂 辻が花の娘/五の裂 花を追え/エピローグ 

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    2016年12月26日