川上新一のレビュー一覧

  • 変形菌 発見と観察を楽しむ自然図鑑

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    変形菌の姿かたちが大好きだけど実物は小さ過ぎて中々その美しさを堪能できないので、この図鑑はとても助かる。眺めて楽しむのにもぴったりなビジュアルで大満足。一通り読み終えた後はやっぱり実物を探しに行きたい気持ちにさせられる。ご近所変形菌マップとか作りたいな。

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    2024年11月07日
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

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    ネタバレ

    非常にインスピレーションを刺激された。良い出会いだった。

    自治体が自らとかいなかと名乗った土地で幼少期をすごし、そこそこ自然に触れながら育ったのに、粘菌を見かけた覚えがない。住まいのそばにはまあまあ豊かな自然があるので、機会があれば観察を試みたい。

    この図鑑は多くの写真が掲載されているが、粘菌のスケール感がわかりにくいのが小さな傷で、一緒に写ってたキノコから類推してなんとなく把握した。
    楽しい図鑑だが、被写体がアレなので、集合体恐怖症とかカビっぽいものが苦手なら避けるが吉。

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    2024年02月16日
  • 変形菌

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    キモ美しい自然の世界。写真そのものとしても楽しめるけど、どうしてこんなふうになったんだろう、どうしてこんなふうに進化したんだろう、とか、この本を眺めながら自然に出てくる疑問に好奇心を刺激されて、科学に興味をもってくれたら嬉しいな。

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    2020年04月02日
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

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    ほぼ日刊イトイ新聞で毎週菌曜日に「きのこの話」を連載する新井文彦さんは、阿寒のネイチャーガイドもしている。

    ねんきんは奥が深い。北海道大学にも、イグノーベル賞を受賞している人がいる。風の谷のナウシカにもねんきんはちょっぴり出てくる。

    ねんきんは、粘菌がただしいんだけど、みんな年金とかと間違えちゃう。

    この不思議な生命の美しさに大宇宙を重ねてしまう。粘菌には、人を惹きつけてやまないなにかがある。

    糸井さんのキャッチコピーがいいんだなぁ。

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    2019年07月15日
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

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    驚きますよ。
    この不思議な生き物の魅力に。
    ぜ〜んぜん知らなかった世界です。
    粘菌ってきのことも菌類ともちょっと違う。
    ネンキンって発音してみることもなかった。
    動き回って微生物を捕食するアメーバ動物的状態から、
    きのこのように子実体を形成し、
    胞子で繁殖するっていう
    動物でも植物でも菌類でもない不思議な生き物。
    明治時代の知の巨人・南方熊楠がその生涯を通じて研究したのが隠花植物で
    中でも粘菌だったんだそうです。

    何種類か紹介されてるんですが、
    その粘菌の名前が「マメホコリ」「ムラサキホコリ」「クダホコリ」「ツノホコリ」とか
    いうんですよ。なんだよホコリって〜、ってほっこりしちゃう。

    キレ

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    2016年06月23日
  • 粘菌 知性のはじまりとそのサイエンス:特徴から研究の歴史、動画撮影法、アート、人工知能への応用まで

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    ネタバレ

    イギリス国内 映画 (The Creeping Garden)
    水木しげる 漫画 (猫ー楠)

    粘菌の魅力を映画作品の苦労話と一緒に説明している。
    粘菌に記憶力はあるのか?唸り声、採取行動で描く模様のアート、情報処理能力の可能性の実験をおこなっている。
    意外なのがコンピューターとの関係性。
    知的なものがあると思わせてくれる本でした。
    粘菌がいま負のストレスを受けている。らしい。

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    2022年06月12日
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

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    キレイだ〜。
    白、ピンク、赤、黄と色もさまざま、形もさまざま。
    実物を見てみたいな。
    しかし、自然の造形って美しすぎる。

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    2016年07月18日
  • 粘菌生活のススメ:奇妙で美しい謎の生きものを求めて

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    こんな不思議な生き物がいただなんて、知らなかった!
    ある粘菌には美を感じるし、あるものには芸術を感じる。

    〈本から〉
     粘菌は、アメーバー動物の一種。動物でもなく、植物でもなく、菌類でもない、進化系等の異端児(もしかしたら王道?)と言いたくなるような存在なんです。

    ひそひそ話をしている異星人の姿を連想させるコムラサキホコリの子実体。

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    2016年06月16日