佐々木とく子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
取り組みの様子はすごく良かったけれど、最後の一言で台無し。
所詮それかよっていう。
この本で扱われるタイプの孤独死は、未必の故意の自殺のようなものだ。
人に迷惑をかけることを恐れるあまり、助けをうまく求められない人が、孤独になってしまう。
そうならないための取り組みについて書かれた本なのに、なぜ「孤独死されたら迷惑」なんて言ってしまえるのか。
たとえば自殺だったら、「自殺を防ぐために一番必要なことは自殺したくないと思うことです」なんてトートロジーは使わないと思うんだけど。
「死にたがるな」じゃなくて「どうしたら死にたがらずに済むか」を考えなければ意味がない。
「迷惑だから孤独死するな」ではな -
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