グレッグ・ジラードのレビュー一覧

  • 九龍城探訪
     九龍城が好きな人なら持っていて損はないバイブル的な本だと思います。写真が多いのはもちろん、当時お住みになっていた方たちのお話や成り立ちの歴史なども書かれていて勉強になる一冊です。
  • 九龍城探訪
  • 九龍城探訪
    現代日本に暮らしていては決して見る事のできない建物群に衝撃。写真を眺めているだけで面白いしワクワクする。
  • 九龍城探訪
    何故ひとは九龍城にこうも惹かれるのか。
    世には廃墟マニアという人種が存在する。私にもまたその傾向がある。
    恩田陸は著作の中でこう語る、廃墟とは人がいたところ、過去の残骸、かつてたしかにあった営みの記憶の焼きついた場所であると。
    歳月が経ちその営みの記憶が風化してもなお形骸化した器は―「建物」は残る。...続きを読む
  • 九龍城探訪
    かつて香港にあったスラム・城砦である九龍城のカラー写真満載の本。
    よくぞあれだけ無秩序に増築され、多くの人が暮らしていたものだと、感心してしまう。
    廃墟後の写真集なども出版されているが、この本は実際に生活している人がまだいた当時のものであり、とても興味深い。
  • 九龍城探訪
    写真とともに多数のインタビューが収録されていて、とても面白いです。これはいい。九龍城砦内の様々な人々の生活の様子がよく解る。
    お値段ははるが、それに見合う内容だと思います。
  • 九龍城探訪
    写真も、住居者へのインタビューもしっかりしていてとても面白い。巨大な建築物として、小さな都市として、ともに司法の手の及ばぬところで着々と人々が一日を営んでいたことがよく分かる一冊。
  • 九龍城探訪
    魔窟と言われた時代の九龍城。
    ただの写真集でなく、住民たちのインタビューがあり、
    そこでの生活がいきいきと想像できる本。
    寝床に持ち込んでちびちび読んでます。
  • 九龍城探訪
    魔窟で暮らしているのは魑魅魍魎の類か水パイプをふかす虚ろな廃人か。実は俺たちと同じ普通の人間だった。明日の食事に悩み、子供の将来を楽しみにしている人たち。九龍城に抱くイメージを大きく破壊された。
  • 九龍城探訪
    魔窟と恐れられる九龍城で、実際に生活している人達の様子を、インタビュー記事とカラー写真で綴る。見ごたえ充分で、何度読み返しても飽きません(私だけか…
  • 九龍城探訪
    九龍すげーよ、とにかくすげーよ!! 3万人も暮らしているのに、蛇口が8個しかないってどういう世界だ。なくなってしまったのが自分勝手に惜しい。
  • 九龍城探訪
    原書(洋書)を持っている人には退屈な本かもしれないけど、原書で読むのが億劫な時には重宝する本。写真集としても楽しめるし、読み物としても楽しめる1冊。九龍城砦好きならマストアイテム当然。
  • 九龍城探訪
    「東洋の魔窟」を大解剖した一冊。
    九龍城に魅了された人達には是非手に取ってもらいたい。当時九龍城砦に住んでいた人へのインタビュー、内装や生活の様子が写真付きで詳しく書かれている。
    住人の私生活メインで、今や取り壊されてしまった建物なのでしかたがないが、外観の写真がもっと沢山あれば良いと感じた。
  • 九龍城探訪
    謎に包まれた政治のブラックボックス、香港最大のスラムであった九龍城で過ごす人々の生活をリアルに描いた一冊。当時、香港はイギリスの統治下でありながら、九龍城の領有権は中国側にあり、九龍城とはその政治的空白と権利の曖昧さにより誕生した20世紀最後の魔窟なのである。犯罪が横行する無法地帯のイメージが根強い...続きを読む
  • 九龍城探訪
    九龍城を退去することになると、もう城外では営業が難しいのが主に医者・歯医者・食品含む工場、という点が後半繰り返されている。
  • 九龍城探訪
    かつて香港に存在した九龍城(クーロン)の写真集及びレポートです。
    九龍城をとりあげた本はいくつか見たことがあったのですが、ここまで詳細に撮られたものはないのでは?と思います。またそれぞれの住民の暮らしや生活の詳細の話題も書かれておりかなり読み応えのある一冊です。
  • 九龍城探訪
    かつて香港に存在したカオス空間「東洋の魔窟」の写真集。
    商店主や肉加工業者、理容師や医師など30数人のインタビューが写真と共に掲載されている。

    暗く汚いスラムのイメージなのに意外と犯罪が少ないとか、
    あんな迷路みたいな建物なのになんと郵便が機能しているとか、
    っていうか彼らがどこから来てどうして九...続きを読む
  • 九龍城探訪
    ここにしかないもの、がここにはある。
    完全にここにしかないものが、ある。
    完璧に、ここにしかないもの。
    そして、消えてしまったものたち。
    ああ、すごいなーって。
  • 九龍城探訪
    表紙に惹かれて。写真は表紙のが一番好き。幻想的なイメージを求める場合にはそぐわない本。当時の住人の話が色々載っているので生活を知るには最適。
  • 九龍城探訪
    行ってみたかった場所No1。現存してても実際怖くて行けなかっただろうけど。
    値段もそれなりですが、読みごたえたっぷりで素晴らしい!ひとの生活の匂いがする本。