三宅久雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界遺産検定の勉強をしてたら、お寺や仏像の名前がいっぱい出てきた。せっかくだから単語を覚えるだけじゃなくて、歴史から学んで由来を知りたい。そこで、イラストが多くて文章も読みやすそうなこの本を読んでみることにした。
仏教がインドで起こってから江戸時代までの仏像の変化を、その時々の歴史を説明しながら紹介していく本書。仏像に関わる日本史と仏教の日本史を紹介してくれるおかげで、「あ、そういうことなんだ!」って箇所が山ほど出てくる。仏像にも詳しくなれたが、日本史や仏教についても理解が進んで一石三鳥の価値があった。
これから仏像を見る機会があっても、「これは質素な服装だから如来ですね」「薬を持 -
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Posted by ブクログ
如来>菩薩>明王>天部
釈迦には大きく32の特徴と小さく80の特徴。三十二相、80種好(しゅごう
パンチパーマー螺髪
布ー衲衣
如来
釈迦如来の横には普賢菩薩と文殊菩薩。三尊像
阿弥陀如来の横は観音菩薩と勢至菩薩
薬師如来 左手に薬の入ったツボ。日光菩薩、月光菩薩プラス十二神将
毘盧遮那如来、奈良の大仏、でかい。
大日如来、最高仏。螺髪じゃない。密教。
菩薩
王子時代の釈迦がモデル。派手。
弥勒菩薩、56億年後に如来になることが約束されて菩薩。
観音菩薩、頭に阿弥陀如来の化仏をつけてる。三十三観音いる。
千手観音、実際の手は42本。一本25世界見てる。
不空羂索観音、第 -
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Posted by ブクログ
日本で生まれ育ったけど、仏教や仏像のことについては興味を持たず、ほとんど知らずに大人になってしまった。
色々な本を読む中で宗教に興味を持ち、その中でも日本に縁のある仏教について知りたいと思い、関係する本を読み漁っている。
仏像は歴史とともに姿を変え、形も材質も違う。
それぞれの形に意味があり、それらを知ることで、より楽しく歴史を学べる。
興味をそそられたのは、『寄木造』というイノベーション。
一本の木から削り出して仏像をつくるのに対し、『寄木造』は複数の用材を組み合わせて造る日本独自の方法。
平安時代後期に定朝という仏師が完成させた。
平安時代後期は災害、疫病、政治の乱れと不安な -