堀越希実子のレビュー一覧

  • 成田屋のおくりもの

    購入済み

    折に触れ読み返したい本

    希実子さんの細やかな心遣いがよくわかる本でした。
    市川宗家に嫁いだ女性として、ご本人にしかわからない苦労もいっぱいあったんだろうな。
    明るく柔らかく、凛とした姿と、気持ちを伝えるおくりもの。
    ただ物を贈るという行為ではなく、気持ちを伝える、届けるという背景が大事なんだろうなとあらためて感じました。
    おくりものの選び方だけでなく、希実子さんの日頃からの丁寧な暮らし方、心の持ち様など、学びが多い一冊でした。

    #癒やされる #深い #タメになる

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    2021年12月16日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    レシピと美味しいものの話も面白いが、歌舞伎役者の毎日を支える家族の大変さが知れる本。それに加えての闘病…それが終わったところで麻央ちゃんへと綴られるが、その相手のお嫁さんさえも先に亡くしてしまったのか…と思うと切なさがこみ上げる。

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    2018年09月09日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    雲南省から東京に移って、最初は羽田空港の格納庫に住んでいた。やっとまともな生活が蒲田でできるようになってから、始めたのが歌舞伎鑑賞だった。日本の伝統芸能を知りたかった。高校の後輩の奥田健太郎歌舞伎ソムリエにあってから、歌舞伎の見方がよくわかるようになった。
    歌舞伎役者で好きなのは、海老蔵である。なんと言っても、オーラをまとった存在感である。
    一般の生活とはかけ離れた梨園の食事って、どんなもんだろうと思って手にとった。
    成田屋の堀越希実子。故十一代目團十郎の妻であり、海老蔵のお母さんである。文章も品があり、凛としている。「私がお話しできるのは、毎日毎晩、家族と一緒に食べたごはんのこと」という。自

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    2020年11月28日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    12代目市川團十郎夫人の著書。
    市川團十郎家のレベルの高い食生活、著者がいかに気を配っているか家族への愛情を感じた。
    闘病についての記述には迫力があった。
    海老蔵襲名披露公演の弁慶はかろうじて拝見出来たが、舞台裏では大変なことになっていたとは。
    改めて故人の功績を称えたい。

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    2019年02月03日
  • 成田屋のおくりもの

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    ご家族のこと、お家のことが丁寧に綴られています。
    お嫁さんの麻央さんへの愛も感じました。
    素敵な方で、憧れます。

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    2018年03月07日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    ネタバレ

     十二代目市川團十郎、十一代目市川海老蔵が食べてきた、成田屋の食卓。確かにこれは梨園ならではの世界でしょ、という面もありながら、意外にも庶民の我々も真似したくなる食事も多く、参考になる。ぜひ、「タイ風春雨サラダ」と、「豆腐としらす、枝豆の和え物」は我が家のレパートリーに加えたい。
     ハッとさせられたのは、團十郎の「歌舞伎役者は肉体労働者だ」ということ。それだけに、舞台の期間中はパフォーマンスを一定にするために、毎朝同じものを食べていたり、時に朝からステーキを欲することにも合点が行く。
     最高のパフォーマンスを追求する人とそれを支える人、そして、家族愛に溢れた1冊。

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    2017年04月15日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    紹介されるお料理のレシピは 巻末にまとめられていますが 一昔前の 婦人雑誌に載っている様な 手間ひまのかかった 丁寧なお料理です 時短とは 正反対 重労働な役者の家族という役割に やりがいを持って 取り組まれているのが よく分かります 適材適所ですね

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    2017年03月10日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    レシピ本ではなく、かぎりなくエッセイですね。
    巻末にレシピが載っていたので気になったものを何品か作ってみました。庶民の揃えた材料では味の完全再現は難しそう~。

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    2016年11月19日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    梨園の妻である著者が夫・團十郎や息子・海老蔵(当時)のために作ってきた料理を紹介している。現代の日本の家庭だから当たり前といえば当たり前だけどわりと洋っぽいものやアジアンなものが普通に出てくる。
     数年にわたる闘病の末に團十郎を亡くした悲しみが、海老蔵と小林麻央との結婚や孫の誕生によって癒され、ある意味、人が羨むような注目高い時期にできた一冊だと思うけど、その後の一家のことを思うと、人の人生や一家の歴史って禍福は糾える縄の如しだなと思う。

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    2024年12月28日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    ざっと目を通した程度だけど、手間のかかる食事が多い印象。おいしそうだし、こんな食事が出てきたら嬉しいわ…。

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    2021年08月02日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    歌舞伎のことはよく知らないのだけど、このお母さんは素晴らしい人なのではないか?と思い、希実子さんについて知りたくなり手に取った。
    しゃんと着物を着こなして、すがすがしい居住まいの方。
    読んでみると、お嫁入りされてからいろいろ頑張ってこられた様子で、伝統とか家庭の味とはこうやって作られていくのかなと、しみじみした。
    こんなふうに家庭の形を作っていける姿に憧れと感激の気持ちを抱きました。
    洋風の料理も和食器に盛り付けられて、見ていて違和感なくとてもおいしそう。
    家族やお嫁さんである真央さんへの態度も暖かくて、見習いたい点がたくさんありました。
    やはり料理は誰か大切な人のために作るのが、上達やおいし

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    2021年06月19日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    何品か真似して作ってみました!
    素朴な味わいのレシピが多かったかな。

    印象的だったのは、希実子さんがご自身のことを歌舞伎も何も知らない素人、と言うフレーズが何度か出てきていたことです。
    梨園の世界はとても想像が出来ませんが、いろいろ大変なことも多かったと思います。
    そんな中で、家族のことを想い、料理を作る姿は一般家庭の奥さんと変わらないのかな、と感じました。

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    2021年02月13日
  • 成田屋のおくりもの

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    十二代目市川團十郎の奥さんが嫁いでから成田屋の暮らしや年中行事について書いた一冊。團十郎さんのご両親が早逝されていたこともあるでしょうが、「こういうしきたりだから」とただ言われるばかりに従ってきたのではなく、伝統と自分たちらしさを両立させて生きてこられたことが、よく分かりました。
    歌舞伎の世界を代表する市川宗家を支えてきた方の言葉は控えめながら重みを感じます。

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    2018年11月20日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    伝統を担う重責というものが
    ずっしりと伝わってくるような内容でした。
    そして希実子さんの亡き団十郎さんに対する愛も。。。
    出てくるお料理は、どれも厳選された食材を
    シンプルに仕上げているので
    来客の時などに役立ちそうです。

    希実子さんがこの本を一番に読んで欲しいのは嫁の麻央さんだそうです。
    いつか麻央さんが勧玄君のお嫁さんに
    この成田屋の味を伝える日が来てほしいと
    心から思いました。

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    2017年02月06日
  • 成田屋の食卓 團十郎が食べてきたもの

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    お店の料理を家で作り続けたらこんな感じ??素敵ですが、贅沢です。コレ長生しないよーという感じです。粗食のが寿命は延びるのかもやっぱり。と思わせる一冊。

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    2016年12月17日