坂田直樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
1.会社の存在理由は、顧客の問題を解決することだと思います。自分に当てはめてみると、何もできてないことに気づき、日本企業はどのようにして問題解決を図ってきたのかを知る
2.企業の強み・思いと顧客の悩みが一致したものが売れるというのがこの本の大切なポイントです。本書では、「重なり思考」と呼んでおり、いかに重なってる部分を増やすかというのが重要になってきます。つまり、重なりが多いほど、企業は顧客視点で物事を見れるということです。そのためには、「いかに正しい問いをつくるか」ということが鍵になってます。この問いを正しくするたまには、日頃から顧客の視点で物事を見る必要があります。顧客視点はどのように培 -
Posted by ブクログ
企業の強み・思いと生活者の本音を洗い出して、その2つが重なる部分から問題解決をするという本。様々な企業の事例からその解決に至る思考法をトレーニングするというのが趣旨(多分)。
結果的に「逆転の発想」につながっているものが多いなと思ったので、いかに普段の発想が自社の感覚に縛られているものなのかと考えさせられました。
印象に残っているのはUSJの「映画のテーマパークにこだわらない」とかです。そもそも映画のテーマパークであること自体は多くの「テーマパークを楽しみたい人」にとって必須の要素ではないわけです。「親が子供を楽しませたい」などの方が重要なので、「映画」というテーマに縛られないパークづくり