ダレル・ハフのレビュー一覧

  • 統計でウソをつく法
     ずっと昔に読んだんだけど,なぜか,今頃,上位の売り上げらしい。不思議。
     というわけで,以前の感想を転載しておくことにする。なんと,1998年の時にサークルに提出したもの。

    「グラフ化するときには,よほど注意をしないとウソの情報・極端な情報を伝えてしまうことがある」-ということは,仮説実験授業研...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    大学の研究室で読んだ本。久しぶりに読み返した。
    50年近く前の本で、開いて1ページ目に100年前の統計データが出てくる(笑)が、その時を超えても語り継がれる名著。
    難しい数式なしに、統計・データに騙されない知識が身につく。特に文系・経済系の人にお勧めしたい。
  • 統計でウソをつく法
    「統計を学ぶ」というのは2通りあると思っている。1つは統計手法を学ぶといった「統計学を学ぶ」。もう1つは、統計資料やデータの読み方や・使い方を身に着ける「統計リテラシーを学ぶ」。そして、実生活では「統計リテラシーを学ぶ」が重要なのだが、これはしばしば見落とされがちだ(現に、とんでもないデータの使い方...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    完全文系人間だけど楽しめた、と書くと語弊があるかもしれない
    〇〇入門書系は「文系だけど…理系だけど…」という宣伝文句が付きがちだが、この本はそういったことは何も関係なく、ただ統計学の面白さを知ることができる

    何十年も前の本なのに、その中で紹介されている統計を使った小賢しい術は変わっていないことが可...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    統計を学ぶ、扱うなら必読定番とされているが
    わかりやすい解説書が多数出回るようになったので、事例も古い本書は役割を終えたか
    読む価値はあると思うけど
  • 統計でウソをつく法
    統計学的な考え方の入門書。
    サンプリングの章がよかったな。
    統計データはうそをつくこともある、ではなく、
    よほど対策をしないかぎり、うそをついていることが前提
    くらいでデータをみた方が良いんだろうな。

    調査方法は当然、調査主体が誰かにも
    影響を受けるのは案外盲点。
  • 統計でウソをつく法
    統計学に関する古典的名著。
    心理学を学びはじめて7年目にしてようやく読んだ。
    初版が1968年で、現在まで版を重ねつづけているというのがすごい。

    「クリティカルシンキング」についての本を何冊か読んだことがあるので、書かれている内容にそれほど発見はなかったが、刊行当時ダレル・ハフの洞察はさぞ多く...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    古い本である(1968年出版)のと文章が読みづらい(原著の言葉使いに癖があるのと訳が拙いのが原因らしい)のとで、ちょっとてこずった。
    この本で語られている統計のウソやごまかしはさすがに今では知られた手法だけれど、かといって今使われていないとはけっしていえない。素人がだまされないようにするのは難しいけ...続きを読む
  • 統計でウソをつく法

    「科学をあなたのポケットに」でお馴染みの講談社ブルーバックスの本。

    本書は古い、原著が1954年に出版され邦訳版が1968年、手元の本で2016年の94刷、どこの書店でもブルーバックスのコーナーの一番左端にあるような気がする。

    本のタイトル通り統計に関する基本的な考え方、サンプルの偏りや、「平...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    数式を使わないで統計学の話題を解説。よくその数字の出所を考えないとだまされる。だますつもりがなくても間違えた結果を表す。う〜む、難しいものだ。それがよく分かったけど、統計数字にだまされないようにするのはなかなかタフだな。
  • 統計でウソをつく法
    これを読むと、いかに身の回りでデータに騙されている事がわかる。逆にきちんと正確なデータで説明しないといけない事もわかる。

    サンプルの片寄、平均の母数の取り方、少なすぎるサンプル、小さな差を大きくとらえる、グラフの書き方、数字のこじつけ、直接関係のない因果関係、などで「ウソをつける」

    ウソを見破る...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    古典。同じ手法が半世紀以上連綿と使われているのだから、鴨に付ける薬はないと言うべきか。鷺も鴨も一度は読んでおくべき本。
    統計の基本。
  • 統計でウソをつく法
    ビジネスでも政治でも、プランや政策の根拠となったり、大いに説得力を持たせることになる統計であるが、その裏側には様々な思惑を絡めることでいかようにも表現できるというもの。サンプルの偏り、幾つかの「平均」、確率の使い方、グラフの表現手法、こじつけ、因果関係、出典、問題のすり替え・・・。現在でも日常的に行...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    扱われる具体例が古いのはまあそれとして、内容は普遍的なもの。昨今の“信じあえない”世の中を前に、最低限本作で述べられている内容を心掛けておくことは、“騙されない”ための必修項目と思える。平均のウソ、グラフのウソなどなど。噛み砕いて説明されれば誰にでも分かることなんだけど、パッと見のインパクトは絶大で...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    タイトルの通り、統計でウソをつく(情報を操作する)方法が具体的に書かれています。

    騙したくてウソをつくこともあるが、多くの場合は統計の仕方が悪い(愚か)。

    最終章では「逆にウソを見抜く方法(5つのカギ)」も書かれており、質・量ともに良書だと思います。
  • 統計でウソをつく法
    「ファクトベース」と言っても、ファクトとして提示されている物が間違っている、または恣意的に作成されているケースは多い。
    定量的なデータにおいて、そのような統計に惑わされないために読んでおくと役に立つ。

    平均、標準、因果関係など、数学が苦手でも理解しやすいように書かれている。

    算術平均、中央値、最...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    統計学の入門書。訳が洒脱で読みやすい。例が1910年~1950年代なのも時代を感じさせてくれて良い。
    さらっと読めて、面白く、役に立つ良書。
  • 統計でウソをつく法
    世の中に出回る統計やグラフに騙されないようにするための本。この本を読んで、グラフで人を騙そうなどという邪な考えを持ってはならない。正直かなり古い本なので文体も古く事例も分からないものが多く(アメリカの昔話…)なかなか読むのには苦労する。似たようなコンセプトでもっと新しい本にあたってみてもよいかもしれ...続きを読む
  • 統計でウソをつく法
    そもそも提示された数字やグラフに疑問を持てる程度にその分野に精通していないと気づけないようなウソについて書いてあるか、まあそうでしょうなと思う当たり前の例しかなかった。
    そういう考え方もあるのか!と感動するような本ではなかったのは残念。
  • 統計でウソをつく法
    統計の読み方に関するイロハのイにあたる一冊である。
    初版が今から50年前ということもあり、さすがに今の時代にはそぐわない内容の例なんかもあったりするんだけど、基本的な考え方は実はあんまり変わっていないというのが率直な印象だ。

    本書で挙げられている事例に関していえば、ニューヨーク州とニューヨーク市の...続きを読む