ダレル・ハフのレビュー一覧

  • 統計でウソをつく法

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    世の中に出回る統計やグラフに騙されないようにするための本。この本を読んで、グラフで人を騙そうなどという邪な考えを持ってはならない。正直かなり古い本なので文体も古く事例も分からないものが多く(アメリカの昔話…)なかなか読むのには苦労する。似たようなコンセプトでもっと新しい本にあたってみてもよいかもしれない。

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    2024年02月06日
  • 統計でウソをつく法

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    そもそも提示された数字やグラフに疑問を持てる程度にその分野に精通していないと気づけないようなウソについて書いてあるか、まあそうでしょうなと思う当たり前の例しかなかった。
    そういう考え方もあるのか!と感動するような本ではなかったのは残念。

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    2022年09月19日
  • 統計でウソをつく法

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    統計の読み方に関するイロハのイにあたる一冊である。
    初版が今から50年前ということもあり、さすがに今の時代にはそぐわない内容の例なんかもあったりするんだけど、基本的な考え方は実はあんまり変わっていないというのが率直な印象だ。

    本書で挙げられている事例に関していえば、ニューヨーク州とニューヨーク市の話以外はすぐにツッコミを入れることができたので、まあ私個人としてはそこまで刺激を受ける内容の本ではなかったかなというところはある。
    とはいえ、本書に出てきたキーワードの中で普段いちばん目にする機会があるのはたぶん「平均値」だと思うんだけど、例えば「平均値」と「中央値」の違い、使い分け方、注意点等をぱ

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    2022年06月18日
  • 統計でウソをつく法

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    ネタバレ

    以前興味を持ったのだが、今回書店で発見し読んでみた。

    出たのがかなり前なので、事例の古さは否めない。それでも、イラストでの表現やグラフの見せ方など今でも十分に通用しそうなテクニックが豊富で、ずっと読まれているのも分かる気がした。

    統計は分かれば便利だが、データを見るときなどここに出ているようなところは気をつけないといけないと、感じた。

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    2022年05月25日
  • 統計でウソをつく法

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    中身は大変参考になる内容でした。
    自分がこんなに新書を読まなくなっていたのだと思い知らされました。字が細かくて細かくて。

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    2021年08月08日
  • 統計でウソをつく法

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    1968年の初版から既に100刷を超えようとする名著です。
    統計自体に罪はないが、それを意図的に操作する連中には気をつけろといった内容です。それにしても、本書で語られるように統計ほど簡単に人をだませるツールはないし、大手のマスコミや権威ある機関でさえも平気で(気づかず?)嘘をつくので気が抜けません。しかし、そもそも統計が使われる目的を理解できれば、だましの構造がビルトインされている宿命にあるのもうなづけます。その動機とは、物事をよく見せるためにコピーライターが、「薄っぺらで安っぽい」商品を「軽くて経済的」と書くのと同じです。
    では、統計のウソを見破るためには?筆者によれば5つのカギがあります。

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    2021年06月30日
  • 統計でウソをつく法

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    統計についてのリテラシー。

    誤謬もあれば、意識的な誤誘導もある。

    今の、コロナなんかまさにそうじゃないか。

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    2021年05月04日
  • 統計でウソをつく法

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    ネタバレ

    語り口の軽妙な、専門化による入門書。統計数値は人をだましたり、ごまかすために利用されてるよ、と言うことに気づかせてくれます。新型コロナ感染が拡がってから、新聞にも多くの統計数値が掲載されるようになったがいったどれだけに人がその意味を正確に理解しているのか。初歩的なことでも正確に理解しなければならないと思わされる。
    原著の出版が1954年というものすごく古い本であることに読んでみてから気づいた。出てくる(アメリカの)例や価格などに古さを感じるけど、その内容には古さを感じない。この本で紹介されるのは平均値だとか中央値だとかかなり初歩的な内容のみで、現代人がタイトルから期待するような内容はあまりなく

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    2020年05月23日
  • 統計でウソをつく法

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    1968年発行とのことで、今でも読まれていることに驚き。出てくる例えも今とは感覚が違っていて趣深い。しかしながら、統計と直感のズレを補正するための基礎的な知識が確認できる歴史的良著には違いありません

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    2020年05月03日
  • 統計でウソをつく法

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    とんでもなく数学が苦手なので、とりあえず何か本を、と手に取る。
    最初は基本的な話だったので理解できたが、最後の方はやはり難しい。
    でもここで諦めずにもうちょっと勉強してみよう。
    ところでこの本は統計に騙されないようにするにはどのように考えればよいか、という本だが、どう料理すればこの数字から自分たちが持っていきたい結論に持っていけるか、を考えて数字をつくるのもまた面白いよなあ、と真逆のことを考えながら読んでいた。

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    2019年03月03日