ジャスティン・リンのレビュー一覧

  • 貧困なき世界―途上国初の世銀チーフ・エコノミストの挑戦

    Posted by ブクログ

    貧困の撲滅には経済発展が必要であることを前提として、低所得国を中所得国に、中所得国を高所得国にするには、その国の強みに合致した産業を、政府が主な役割を演じて、様々な側面から後押しすることが必要であると論じている。
    『銃・病原菌・鉄』と『国家はなぜ衰退するのか』を読んだ方にはぜひこれも読むことをおすすめする。国家発展の成否を決めるのは、地理でもなく、民主主義でもなく、政策であり、政府の役割が経済発展に決定的に重要で、かつこれまで多くの国が失敗してきたくらい難しいことであると論じている。上2冊とはまた違った視点を与えてくれる。

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    2025年01月26日
  • 貧困なき世界―途上国初の世銀チーフ・エコノミストの挑戦

    Posted by ブクログ

    貧困なき世界 ジャスティン・リン 東洋経済新報社

    途上国初の世銀チーフエコノミストの挑戦
    混沌の時代の台湾に生まれ
    混沌からの脱出を体験し
    中国に渡って同じ種類の体験をすることと合わせて
    台湾の大学卒業の後北京大学で修士号を取得し
    シカゴ大学で博士号取得という道を歩み
    理論と実践の両面で裏付けられた上で
    北京大学の享受になるが
    2008年から4年間を世界銀行副総裁に抜擢される

    何しろ博学で視野が広いことが専門バカばかりのこの時代に
    貴重な存在となったのだろう
    又二つの貧困脱出劇を体験したことから湧き出す
    途上国への提案には現場を知る強みがあったようだ

    経済という言わば社会を運営するための

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    2017年03月20日