会川いちのレビュー一覧

  • 座卓と草鞋と桜の枝と

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    表題作は江藤家三男の話、別にもう一編、次男の話。江藤家兄弟、いいな~。長男の話もあったらよかったのに。自分に対して誠実であること、真面目に生きていくことは難しい。でもそうやって生きていくことは悪くないと思えるお話でした。激しい何かがないぶん心にじんわりきました。大きめな字と広い行間もこのお話にあっていたし、話の展開の仕方もよかったです。思わぬいい本にめぐりあえました。

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    2017年04月22日
  • 湯屋の怪異とカラクリ奇譚2

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    1巻では想像出来なかった設定もあったり、初っ端から何となく分かってしまう設定もあったり。
    消化不良のところもある気がするんだけど、続きは出ないのかなぁ。

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    2021年05月27日
  • 湯屋の怪異とカラクリ奇譚

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    妖怪とかあやかしとか、正直多すぎて手に取る気にすらならないのだが、これは表紙の雰囲気でずっと気になってた。
    湯屋で妖怪でこの雰囲気ったらねぇ……かの「千と千尋」のような物を期待していたのだが、だいぶ違った。
    重要なのは「カラクリ」で、その設定に不可欠な妖怪(怪異)と、必然的に付随せざるを得なかった「湯屋」という感じだろうか。
    所々、文章の繋げ方にも、ん?と思うのだが、決して面白くなかった訳では無いし、2巻も手元にあるので続けて読もうと思う。

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    2021年05月25日
  • 座卓と草鞋と桜の枝と

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    ネタバレ

    妻との何気ない日々を、緩やかに書いているのはいいのだが、老いを迎える前に、妻が事故で死に主人公も病気で死んでしまうのは感動しない。帯の文句はダメですね。

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    2017年10月11日
  • 座卓と草鞋と桜の枝と

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    内容は少な目だが心に残る良作。互いに尊敬しあう仲であれば言葉は不要なのかもしれない。素敵な夫婦でした。
    あらすじ(背表紙より)
    真面目で融通がきかない検地方小役人、江藤仁三郎。小役人の家の出で、容姿も平凡な小夜。見合いで出会った二人の日常は、淡々としていて、けれど確かな夫婦の絆がそこにある―ただただ真面目で朴訥とした夫婦のやりとり。飾らない言葉の端々に滲む互いへの想い。涙が溢れる感動時代小説。

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    2017年08月11日
  • 湯屋の怪異とカラクリ奇譚

    Nao

    購入済み

    ライトな内容

    妖怪、お湯屋、江戸カラクリと好きなものがつまっていそうだったので購入。結果キャラクターはいいけど情景描写がとぼしくて、せっかくの世界観設定があまり伝わって来ませんでした。わたしの読解力のなさがりゆうかもしれませんが。
    あと急に語り手か変わるのは慣れませんでした、、、、
    お嬢の「詰まらないことについて」のはなしが一番印象的かな。

    2巻は相当安くなったら買う、、、かな?

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    2017年05月25日