彼女と別れた時に読んで死ぬほど感銘を受ける。
今までの自分はここに書いてある理由でフラれて来ている。
内容すごくいいが、男と女しか世界にはいないと言いきっている所などから多少納得いかないところもあり★3つ。
【個人的POINT】
≪男は「解決脳」女は「共感脳」≫
女にとっては問題の解決策を探すよりも、まず気持ちに焦点を当てて共感してもらうことのほうがずっと大事(故にいつまでたっても解決に向かわないこともある)
ポンポンと言葉を次々に出すことに女は快楽を感じる
≪男は女より相手の情動に関する察知能力が低い≫
≪男はザル、女はバケツ≫
なぜ女は急に「別れよう」というのか?実は急なことでは全くない。
男はその場しのぎでトラブルから逃れようとするが、女は不快な記憶としてため込んでしまう。
女の感情記憶に「時効はない」
→why?
これは感情を処理する場所が男は扁桃体であり、女は前頭葉であることに起因する。
男が自分の気持ちをうまく言葉にできないのはこのためである。
幼いころは男女ともに扁桃体で感情を処理するため、うまく言語化できない。
*扁桃体…情動反応を処理する器官、とりわけネガティブな感情に反応しやすく、それは言葉にしようのない不快感である。短期記憶を処理する。
*前頭葉…大脳皮質の一つ。理性、分別、知性、言語司る。ここで感情を処理すると、なぜ悲しいのか、なぜ不安なのかといったことを繰り返し考えるようになる。
また言語化することができる。繰り返し考えるうちに重要事項として側頭葉に送られ長期記憶になる。
≪女はネガティブを増幅させやすい≫
不安を緩和するセロトニンが男より少ないため。
愚痴をこぼしてくれる方が精神的には安定状態。ため込むと危険。
≪男にとってメールは手紙、女にとってメールは会話≫
返信がないと、女はしかとされた気持ちになる。
≪浮気調査は一種の自己防衛本能≫
女は浮気や恋愛の情報キャッチ能力がもともと高く設定されている。
多くの情報を分析・収集するため多くの情報を流せるようになっているし、より細かい情報までキャッチできるようになっている。
「産み、育てる性」である女はかつて経済的支えをすべて男に依存していたため、その男を他の女から死守しようとする「競争原理」が働いていると考えられる。
≪そのうちなんとかなるさ、は女に通用しない≫
女は生理が始まって以降、約40年間、月に一回体の一部が破壊される。今日元気でも明日もそうとは限らない。
突然頭痛や腰痛が起こり、だるくて体が思うとおり動かないことも。だから今日一日を無事に、ハッピーに過ごすことの方が重要。
未来設計できないわけではないが、ロマンより安定が最優先。だから生理が終わった更年期、一気にはばたきたくなるのである。
男はいつも一定。一年後も同じような自分でいると思ってしまう。したがって未知の世界に飛び込むことに躊躇しない。
≪女にとってセックスはコミュニケーション≫
つながり確認作業の意味合いが強い。ろくに話をせず黙々とことに励む男は嫌われる。
女性は相手と自分の位置を確認したがる。そのために言語能力が発達したともいえる。本当に安心していい相手なのか、種を残すにふさわしい相手なのかを確認するためだ。
故に、会話は性的興奮に欠かせないアイテム。
≪男は性的バイアスをかけて女を見る≫
過度に期待し過ぎることがあるのはこのため。女性としてはただのコミュニケーションだったりする。
≪女にとって助けてくれる人か助けてくれない人かは重要な判断基準≫
助けを求めているのに、それを無視したり、気づかなかったりしては絶対にいけない。いざというときには駆けつけるスーパーマンでいよう。
大げさなことではなく、電球を替える、パソコンの調子が悪いとき見てあげる、飲み物をこぼしたとき。小さなことの積み重ねが重要。
≪口下手な男は嫌われる≫
女は会話によってドーパミンを得る。ストレスを発散できる。これは共感脳だから。
故に、話がおもしろい男が求められるのである。
しかし、「男の脳はおしゃべりに向いていない」。
左脳と右脳をつなぐパイプが女より細く、感情を織り交ぜて話すことが苦手。ポンポン言葉が出てこない。
≪男にとって言葉は相手を説き伏せる道具、女にとっては共感するための道具≫
故に、女の言葉が男のプライドを気づ付けることも多い。これは一種のセクハラである。
≪男は閉じた脳、女は開いた脳≫
閉じた…外から干渉されることが好きでない、自分の世界を深く追求していくことに快楽を感じる。ストレスからは居心地のいい世界に逃げようとする。オタク、自閉症。
開いた…いつも周りから愛されたいと思う。コミュニケーションをとって輪の中にいたい。しゃべりなしでは生き行けない。注目を浴びるためのリストカット。
≪カウンセリングは「受容」「共感」「支持」「保証」「説得」の5つの技術を持って相手の話を聞くことがベース≫
女は「受容」「共感」に力を入れるべし。話を聞くだけで解決してないのに解決することも。
男は弱みを話したがらないが「カウンセリングが問題解決につながる」ということを理解してもらえばわりとスムーズにいく。
その後はとりわけ「保証」「説得」を重んじることが重要。問題が解決できることを保証し、そのためにこうしなければならないと説得する。
*まだまだあるけど結婚系の話はその時に読んで学ぼう。
【TO DO】
・女には不快をため込むバケツがあり、ひっくり返ってもなくなるわけではなくまた下にたまっている。
自分にどうしてほしいのか常にアンテナをはり、共感をし、不満を貯めさせないこと。不満の吐き出し口になってあげよう。
プチサプライズはドーパミンを活性化させるのでお勧め。
・女は「共感したい欲求」をどれだけ満足させられるかが鍵となる。共感でつながっていたい。彼女を喜ばせるメールは効果的。
嬉しかったメールは長期的に覚えていることもある。メールでもいいので会話をすること。
聞く時は一生懸命聞く。相槌から始まり、なぜ?その時どうした?相手はなんて言ったの?そういうことを聞いてあげる。
「共感」
「会話」
「プチ幸せ」
「手助け」
「バケツにアンテナを張る」
これ重要。