蜜樹みこのレビュー一覧
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「帝都初恋心中」のコミックを買っても理解できないとこがあるなと思っていたら、このコミックの中に載っている短編が始まりだったんですね☆これを読んで、ますます「帝都…」が好きになりました!他の短編は1話目がまぁまぁ良かったです。「帝都…」の話で星5つにしたので、そのコミックに興味がないともう少し低いかも...続きを読む
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やっぱり世間知らずな部分もあるし 根が素直だから麗は 自分が諦めることはあっても何かを貫くために 決断するという事がなかなかできないんだと思う。自分の大切な人たちを傷つけるのは避けたいのは当然だけど。 終盤にはちょっと驚いてしまった。
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どこかに甘さが残っていた麗に突き付けられた、突然の展開。和臣がこの通りの末路になったとはとても思えないので 何か大きな背景と絡繰りがあるのでしょう。 そこで年月が過ぎたのちの 更なる麗の連としての立ち居振る舞いがなんとも悲しい。
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射的で あの小さくて細い口紅に一発で落とすなんて やっぱりちょっと表に出していない所がまだまだあるんだという事が分かってきたので いよいよ和臣の本当の背景が詳らかになっていくのかなとワクワク。ちょっと不敵な笑みも気になる。
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撫子との初めての出会いからしても やっぱり美しく目立つ容姿だった故に 危険な目にあったり 嫌な汚らわしい思い出ばかりがあったようで 苦しみの共有もあるいみ 蓮とはできたのかもしれないね。 女性だという事がわかってからも 連であっても麗であっても 特別な存在には違いないんだろうね。
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麗の幼少期を知れば知るほど 父親に腹が立つ。最初から 娘の麗としては全く無視するどころか ほとんど排除のような扱いをしていて 妻と息子が亡くなったからと 突然 麗を息子の蓮としてしまうなんて。 和臣は麗として最初から受け入れてくれている。気持ちがやっとつながったのかなと思える。
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かなり食い下がってくる菊宮と 麗を抱えたまま飛び降りた和臣。どちらが麗を本当の意味で守れるか、といった焦点で 和臣が 菊宮に麗を託したとしても 結局 麗の囚われる場所が変わるだけ、という旨の言葉を発したのは 凄く格好いいと感じた。
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やはり今の状態ではどう考えても 和臣と麗の結婚は無理そうであり ましてや体裁を繕うためにも撫子という婚約者の存在は重要。でもお互いの気持ちはそれなりに一つになりつつあるようだし なんとかなってほしいなあと思いながら読んでます。
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まさかここまでやってくるとは 当初は思えなかった菊宮だけど よくよく話を聞いていると 言い分も少しはわかる所もあるし どうしたらよいかという所で 麗が毅然と立ち向かう言葉を発したのは大きい。 あとは理解を得られるかどうか。
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本当にどんな手を使うか分からない恐ろしい父親に対して 初めて反抗した姿はとってもスカッとした。自分を人質に、という発想は なかなか凄いけれど ここから又 どういった展開になっていくのか気になる所です。
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息子として生きていくことが宿命のようになってしまっているヒロインが やはりついついじゃれあううちに女性の表情になってしまうから その先を考えるとちょっと切ない。画が綺麗なぶん 切なさもアップ。
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撫子の表情がどうにも嘘っぽいと思っていたら やっぱり和臣を陥れる罠だった。本当に和臣は色々な人たちに陥れられる困難だらけの日々。気になって尾行していた麗に 頑張って解決してもらうしかないのか。
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菊宮の所業を知った一方で 和臣はしっかりと 「蓮でしか生きられない」という諦めの気持ちが支配している麗に 「麗が好きだ」と伝えている。素直に受け入れられたらどんなに良いかと思ってしまった。