瑞本千紗のレビュー一覧
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想像以上に良作でした。
私にとっては。
てっきり、一巻で提示されていた件は解決して、二巻以降は新たな事件が起こるのかと思い、割引期間中だったので軽い気持ちで手を付けましたが、全三巻通して漸く決着が着きます。
主人公カップルは終始(アナベルは無自覚ですが)甘々なので、恋愛成分に安定を求める方には向いていると思います。
因みに私はそのタイプなので、安心して読めました。
イラストの方は……素人が失礼言いますが、正直あまり上手とはいえない感じなので(角度によっては相貌がちょっと崩れていて安定しない)、私は無い方が良かったな。それでも、セインのふわぽよ具合は絵で見せてくれたお陰で想像しやすかったですが。
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婚約者の仕打ちがあまりに酷すぎてこれじゃ殺人未遂罪でしょと腹立ちが収まらなかった。やり込めても解決はまだしてないですから。
なので当然先を読んでしまいます。 -
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呪いの腕輪
「月の欠片」のおかげで、遂にアナベルにかけられた呪いの腕輪が外れました。これで彼女は半年後に死ぬことはなくなりました。彼女はセインの屋敷で今夜開催される夜会で、参加者に婚約者として紹介されることになりました。しかし、ジャンは2人の関係を疑っているようです。
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婚約者
アナベルとともに屋敷に戻ったセインは彼女を使用人たちに婚約者として紹介しました。彼女が上級魔法使いであると紹介されたこともあり、使用人たちは皆彼女を歓迎しているようです。そしてセインの側近ジャンが宝物庫の鍵を持って現れました。そこで彼女はついに「月の欠片」を見つけました。これで彼女にかけられた呪いが解けるといいのですが。
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女避け
アナベルはセインからの突然の婚約の申し出に驚きましたが、女避けのための形だけの婚約だと知って、快く受け入れることとしました。おまけにセインにかけられている呪いも解いてあげました。セインからの2つめの頼みとは、国王の病を癒して欲しいというものでした。彼女はこれについても引き受けることにしました。「月の欠片」の代償とはいえ、彼女にとって本当にこれでいいのでしょうか?
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セイン・マーヴェリット公爵
男性に呼び止められたアナベルは事情を話し始めました。呪いのためあと半年で死ぬということも。男性は彼女の力になると約束し、セイン・マーヴェリット公爵と名乗りました。いきなり「月の欠片」の持ち主の登場です。彼女が「月の欠片」を望むと、快く譲ってくれることになりました。その代わり2つの頼みを聞いて欲しいと言いました。1つ目の頼みは婚約者になって欲しいというものです。これがタイトルにある偽装婚約なのでしょうか。そしてもう1つの頼みとは?
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飛竜
婚約破棄されたアナベルは母方の祖母が住んでいるベリルの王都セレストに向かいました。祖母に事情を話すと「月の欠片」を所有しているのは王家とマーヴェリット公爵家のみだとのことです。当てもなく出かけた彼女が川のほとりに腰かけていると、飛竜を抱いた上流階級と思われる男性に出会いました。その飛竜は呪いのせいで死にかけていたため、彼女が魔法で助けてあげました。その場を立ち去ろうとする彼女でしたが、男性が呼び止めました。まあ当然ですよね。少なくとも何かお礼をしないと。
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月の欠片
伯爵令嬢であるアナベルは婚約者である従兄弟から婚約破棄を告げられました。自由の身になったことを喜ぶ彼女でしたが、従兄弟に半年後に死に至るという呪いがかかった腕輪をはめられました。実は彼女は白黒両方の魔法が使える強力な魔法使いなのですが、その力をもってしてもこの腕輪は外れません。従兄弟を問い質すと「月の欠片」というものが必要なようです。彼女はこれから「月の欠片」を探しに行くことを決意したようです。