小木真のレビュー一覧

  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    図式化が秀逸。論も思いの外、骨太。若者を批判するのでなく、また、迎合するでもなく、フラットな関係を提案する。最後の事例が図式にいまいちフィットしていないが、それ以外は深く唸らされた。冒頭の年表も便利。対談の内容も位置付けもよい。

    ・若者は不満ではなく、自分の将来と日本の将来に不安を抱えている。
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  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    「若者の○○離れ」という言葉の本質は
    大人や社会の「若者離れ」では?
    をテーマに若者を分析。
    「若者が抱く自分らしさ」は年代ごとに
    帰属欲求→優越欲求→承認欲求→肯定欲求と変遷。
    肯定欲求である今の時代は、
    世の中ゴト・内輪ゴト・私ゴトという3階層に分かれ
    私ゴトまでメッセージを届けなければ
    若者を...続きを読む
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    【超逆境】
    今の若者はよく理解できないので、大人が離れていくという意味だと思ったのですが全然違いました。
    ボリュームゾーンではないので、社会が若者に注目(重視)しなくなっているというなんとも悲しくなるストーリーです。

    若者は「優柔不断になっている」の見解はなるほどです。
    なんでも簡単に比較でき、比...続きを読む
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    若者はもともとくっついているという前提を覆すところからスタート。
    確かに、大人の見方からすると当然であるものが、現代の若者からしたら当然ではないことの方が多くなっている。
    その部分には気をつけているものの、まだまだ考えと洞察が甘いなあと、読んで感じた。
    インタビューを重ねて深いところまでついていると...続きを読む
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    「今どきの若者は〜」といつの時代にもよく言われるが、その今どきの若者について、彼らの思考、彼らに対するコミュニケーションの方法を説く。ゆとり教育やインターネットが何をもたらしているか、ねっとの利用状況、シェアの度合いなどで、タイプ分けをして解説。電通若者研究部(通称「ワカモン」)が著者だけど、博報堂...続きを読む
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    「最近の若者は・・・。」はいつの時代も繰り返されてきたセリフですが、実際に僕たちの世代(僕は88年生まれ)は、車を欲しがらない、恋愛に興味ない草食系、野心がないなど言われ「若者の●○離れ」が深刻だと批判されることもある世代です。
    この本はそういった「若者の●○離れ」の問題は、若者のことを理解できない...続きを読む
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    40代以降の世代が、若者世代を理解するための本。自分は30代でどっちつかずではあるが、若者とコミュニケーションをとる時には「他人目線でなく、自分目線でどう思うか」「集団ではなく、個人として向き合う」「上からモノを言うのではなく、相手を尊重する」というのは参考になった。
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    <ホントの自分?>

     大人に理解されたい欲に飢えた、若者。就職して、一層感じる所です。大人に限らず、やと思いますが。
     誰かから理解された時、"承認"された時にこそ、生きてる感じがするんですよね。

     『若者クラスター図鑑』こんな事を大人が真面目に分析して纏めたという事実がもう、アホっぽいやけど、...続きを読む
  • 若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術
    電通が(それがお仕事に直結するから故)「若者離れ」というなんだかよくわからない現象を大真面目に分析した結果をまとめた本。「イマドキの若者」を部下に持つ主に40代~50代のおっさんをターゲットに、時代の変化と関連付けながら若者について論じている。多様化の時代に対象のカテゴライズを(無謀にも)試みている...続きを読む