大塚敦子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
島根あさひ社会復帰促進センターという社会復帰を特に重視した刑務所において行われた盲導犬育成プログラムを取材したノンフィクション新書。
日本盲導犬協会を筆頭に、全国視覚障害者情報提供施設協会、法務省矯正局、刑務官、地域住民など多くの人々や組織の理解と協力のもとパピープログラムは行われた。
まだ幼く小さい子犬たちを、平日は訓練生(受刑者)たちが、休日はウィークエンドパピーウォーカーという民間の有志のボランティアが、約1年間がかりで育てていく。
そこでは、多くの楽しいこと、苦悩、ぶつかり合いが当然起こってくる。
盲導犬を育てるという体験を通して、変化していく訓練生たちの姿を読み、想像すると、胸 -
Posted by ブクログ
アラブの春についてはほとんど知識がなく、猫をきっかけにしてでも、中東の現状を少しでも知ることができてよかったと思う。子ども、動物など、苦しめられるのはいつも弱者であること、体制側でも反体制側でもないごく普通の一般人が大量に殺されている、ということに心が痛む。また、悲惨だった独ソ戦のスターリングラードの戦いですら殺されるとしたら敵国ドイツ軍だった(粛清は別…)のに、ここでは自国の兵士や盗人に殺されてしまうという説明も悲惨さを伝えてくれる。
「猫を救う」アラーさんは非常に危険で悲惨な状況のなか、(少なくともこの本のためのインタビュー時点までは)よくぞご無事でと思った。アラーさんは出版翌年に逮捕さ -
Posted by ブクログ
行き場のない多くの難民を生んだシリア内戦。悲惨な内戦だとは知りつつも、遠い国の出来事ゆえあまり深く知ることはしなかった。
そんな激戦地で医療従事者でもないただの一般市民が取り残された猫や犬たちの救助をし、「アレッポのキャットマン」としてその活動が広く支援を集めていることをこの本で初めて知った。
自然災害などの被災地でも取り残されるペットや家畜は目にしてきた問題。ましてや現在進行形の戦場で人の命を守ることさえ困難な状況で、動物たちを残してでも逃げざるを得ないのは容易に想像がつく。
銃撃戦が行われている中をすり抜けて救助にあたっていた彼の行動は「素晴らしい」と言うだけでは足りないです。
たまたま日 -
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