久住卓也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本好きの人なら、絶対に飛びつく設定、古本の屋台。フォローさせて頂いている方のレビューを読んでずっと読みたくてやっと入手。ちょっと小心者のおじさん(脳内では孤独のグルメの最後のコーナーに登場するこの本の作者でもある久住さんに変換されている)がなんやかんや言いながら意気揚々と古本屋台に通う様子が微笑ましく描かれている。
主に屋台でのやり取りなんだけど、おじさんの日常が描かれている場合もあって、公園で昼間に缶ビールぷしゅっとやった瞬間に「あーあやっちゃった」って台詞とか、面白い。気持ちわかるー。やっちゃったといいつつ、最高に楽しい気分なのだろう。厳選した文庫本を持ちこんで安宿で2泊3日、終わってみ -
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『本の雑誌』に掲載されている漫画ですね。時々読みたくなる雑誌です。(すみません。毎号購入しているわけではなく・・)
通勤の乗り換え駅にある丸善さんに『古本屋台2』が平置きされていました。2があれば1があるわけで、書店員さんに『古本屋台』を探してもらい2冊を購入しました。1冊目は2018年に発売されていたのですね。約6年ぶりの続編発売に拍手喝采というところです。見開き1ページで毎回完結するスタイルながら、それぞれ味があるというか、しみじみするというか、心が落ち着くようなお話です。本が好きな人で尚且つ、お酒が好きな人ならご自宅に置いておかないといけません。自宅で、ちびちびお酒を飲みながらこの漫画を -
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『孤独のグルメ』の原作でお馴染みの久住昌之さんが久住卓也さんと兄弟ユニットQ.B.B.で出しているコミック漫画。
これはいいなぁ。こんな屋台いいじゃないか。
店主の俯き加減で、「らっしゃい、飲むの?」と聞く感じが渋い。
白波のお湯割りひとり一杯だけで百円。
飲み屋じゃないからおかわり無しと潔い。
常連さんが、喋りすぎると「少しうるさいよあんたたち」「ウチは飲み屋じゃないんだから」と言うのも俯きながらで棘は感じられないのが、また通いたくなるのかも。
「古本あさりは足と腰が痛くならなきゃ希少本にゃめぐり会えないもんだよ…」と時折さらりとカッコいいことを言う。
今日も屋台が出てるのかなと提灯を見つ