三原聡一郎のレビュー一覧

  • 触楽入門
    伊藤亜紗さんの「手の倫理」で知り、読んでみた

    めちゃくちゃ面白かった
    まさに入門編ですが、触覚の未開拓の広さ、そしてまたもやアリストテレスなんですが、あいつすげーなーほんと

    アリストテレスを超克することにほとんどの現代科学の端緒はある
    期待大

    なんか関わりたい
  • 触楽入門
    触感は触り方で左右される。
    握っているか握られているか。
    いろんな触感を楽しむ。分類してみる。
    五感の複合体験。
    目で見て、触れてみる。
    指先を人は注目してしまう。
    指先だけでなく、いろんな場所で食感を感じてみる。
    心を落ち着かせる触感のお守りを作る。
  • 触楽入門
    非常に興味深い本でした。
    何気なく人の肩に触れたり、握手したり、ハグしたりすることや、面と向かって誰かと会って話した時の「物理的な実感」をもっと大事にしたいと思えるようになりました。

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    ・・・私たちが当たり前の自然な感覚だと思っているものは、すでに技術によって拡張された後の感覚...続きを読む
  • 触楽入門
    触覚にまつわる科学の話。読みやすい。
    触れるとはどういうことかをわかりやすく解説してくれて、五感すべてで触れているという事実が腑に落ちていく。
    メディアの発達が目覚ましい反面、コミュニティやワークショップなど実際に会うことが重要視されている理由も納得。同じ空間にいることが、振動になって触れているんだ...続きを読む
  • 触楽入門
    触覚に関する錯覚や仕組みなどがわかりやすく書かれている。特に熱い、冷たい、熱い、と指で同時にさわると冷たい、がわからない、など、初めて体験する錯覚があり、面白かった。
  • 触楽入門
    私たちはすでに感覚が拡張された世界に生きている。
    著者のワクワク感が伝わってきて面白かった。
    「心臓ピクニック」とか、驚きのある事例もたくさん載っていて楽しく読めた。ソーシャルディスタンスが唱えられる中で、触感伝達ってすごく重要なだテーマになるかもね。


    ★かもめブックス@神楽坂で購入
  • 触楽入門
    いかに観念の世界に使っているか,特に視覚情報に頼った文字や映像から構成する表象世界だけで世界を認識している。

    さまざまな感覚,本書では特に触覚,に満ちあふれた世界であるにも関わらずそれに気づかない,気に留めない,毎日を送っていることがもったいないと思った。

    心ここにあらざれば見えども見えず云々の...続きを読む
  • 触楽入門
    面白い。確かに触感について、深く考えてこなかったなあと振り返る。さまざまな研究成果の紹介は、ほんとにわくわくしながらよめる。「バイオ・フィードバック」とか、「おお未来だ」と感嘆。

    にしても「錯触」って、僕は全然感じられなかったんだけど、なんか特殊なのかな。
  • 触楽入門
    「触楽」はじめて聞く言葉ですが、とても面白い内容でした。参考資料もたくさん言及されているので、また読んだり体験したりしてみたいです。
  • 触楽入門
    視覚や聴覚については絶えず認識していて、コミュニケーションに欠かせないものですが、触覚については普段はあまり意識していないように思う。でも実際、直接触れるものを通して私たちは世界を理解していますが、ほとんど自覚していない。この本を読むことで改めて触覚の面白さがわかりました。
  • 触楽入門
    読書にせよWebにせよ、視覚ばかりに頼っている日常を考えさせられる。 触り心地が生む『錯覚』、ハグのリラックス効果。“触れる事は、心の接触” 皮膚感覚で感じ得られるものは、おどろくほど多い。