小口日出彦のレビュー一覧

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    情報参謀
    著:小口 日出彦
    講談社現代新書 2377

    自民党政権奪還のための情報参謀の話
    生きたデータ分析基盤と活用の教科書のような書
    おもしろかった

    気になったのは以下です

    自民党大敗の総選挙結果をデータだけで80%超的中させた分析がきっかけに、自民党本部の情報分析会議が始まる

    メタデータとは、ある情報の構成要素となっているデータのことを示す。
    データのデータである。SNS上での「安倍晋三」が、メタデータである

    情報の趨勢を分析していればきかなくても、政治的情勢がわかるーこれはきわめて当たり前の古典的な原則だと思う

    民主党は、昼間の時間帯を中心にCMを流した。昼間のターゲットは、

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    2024年08月27日
  • 情報参謀

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    野党時代の自民党のメディア分析と戦略を綴った手記。マスメディアの内容分析とインターネットの検索結果などを分析し、政治戦略に繋げた事例を垣間見ることができる。

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    2020年01月22日
  • 情報参謀

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    いやぁ、面白かったなぁ。
    あとがきにもあるけど、これはプロジェクトに関わった事自体がとてつもなく面白かったろうなぁ。

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    2019年10月24日
  • 情報参謀

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    【流れを読み作る人】自民党が野に下ってから党勢を改めて軌道に乗せるまで,党の「情報参謀」として汗を流した著者の経験を記した作品。世論を味方につけるためにはいかなるデータを集め,それをどう活用すれば良いのかを徹底的に考え抜いた日々が綴られています。著者は,日経ベンチャー編集長,日経E-BIZ編集長等を歴任された小口日出彦。

    映画化もされた『マネーボール』の政治・選挙版といった印象を受けた一冊。勘や経験がモノを言わせていた選挙の世界に,データや統計といった乾いた情報を持ち込み,それらがいかに影響を与えたかを考察する上で欠かせない作品だと思います。

    〜支持するか支持しないかは別として,世論は「前

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    2018年07月18日
  • 情報参謀

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    自民党が民主党に政権を取られたときから政権奪取を実現するまでの4年間で自民党の広報戦略を参謀さながら陰から支えたよという本

    テレビやネット、SNSの情報を人力・システムの両面で総チェックをかけ、報道やネットの話題を逐次追跡。自民党の広報戦略として深い分析や示唆を与え続ける。

    平田、小池、平といったなんとなく見聞きしたことある政治家の方もちらほら。

    インプット、プロセス、アウトプットの全肯定にビジネスの特異性・専門性を感じるセクシーさがある。
    ・あまりにも泥臭く他では入手できないデータ生成(交代制で担当者をつけてテレビを24時間ウォッチ)
    ・過去のデータ収集・分析結果の蓄積で醸成された分析

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    2023年03月17日
  • 情報参謀

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    自民党が野党になった際に、どうやったら自民党が政権与党になれるのか、について情報面から支えた人の話。現代においては、選挙に勝つのは情報戦だという認識はあったけど、思った以上に情報を活用して選挙戦を戦っていたんだな、というのがよく分かって面白かった。この当事のノウハウが未だに使える面もあるだろうし、今現在においては全く使えないノウハウもある気がするし、この手の話は日々進化しているんだろうな、と言うことを考えたりした。

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    2019年02月15日
  • 情報参謀

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    自民党が大敗して政権を失った2009年夏の総選挙直後から、2013年夏の参議院議員選挙に勝利して政権を完全に奪還するまでの4年間、同党の「情報参謀」役を務めた著者が、自民党が政権奪還に向けて行った戦略的な情報分析活動について、政権奪還にいたる4つのフェーズ(第1フェーズ(2009年秋~2010年7月参院選)、第2フェーズ(2010年秋~2011年夏)、第3フェーズ(2011年秋~2012年12月衆院選)、第4フェーズ(2013年1月~7月参院選))に分けて、その全貌を明かしている。著者は、本書で明らかにしたいことは、「政治に、テレビやネットの情報の分析が組み込まれ、人びとの小さな行動の集積が大

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    2017年11月19日
  • 情報参謀

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    仕事の話はかなり面白い!!特にテレビの露出は人力でカウントしてると言うはなし。でもどっぷり自民党に傾倒しすぎ。もっと悪いところも見ないと。麻生の演説が盛り上がってすごい雰囲気とか、客観的に見なすぎてあきれる。

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    2017年04月12日
  • 情報参謀

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    自民党が野党に転落してから復活するまでの情報戦略がどのように行われていったかが書かれた一冊。メタデータの分析しレポート化する過程などが非常に面白かった。

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    2017年01月09日
  • 情報参謀

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    2009年に政権の座を奪われた自民党が政権を奪還するために、どのようにIT・インターネットを活用したのかという情報戦略を、その中枢に外部コンサルタントとして活動した著者が明らかにする。

    インターネットを用いた情報戦略はアメリカ大統領選におけるオバマ勝利を導いた要因として話題になっていたが、実は日本においてもここまでの緻密な戦略が実行されていたという点にまず驚きつつ、ITの利点である施策の展開とその評価、そして次の計画への反映までを極めてスピーディーに展開していくプロセスは、IT利活用の模範例とも言え、企業活動への応用を意識して読むのも面白い。

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    2016年12月31日
  • 情報参謀

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    自民党が野党に転落し、そこから与党へと返り咲き、参院選でねじれを解消するまでの間、自民党のネット戦略の傭兵として戦った方の本。
    情報戦略としてテレビだけでなく、それとネットが関係しあって世論が作られていくという流れが作られていく歴史としても楽しめた。
    また、自分たちが何気なく行っている、「ニュースを知る→ネットでさらに情報を得る→SNSで拡散させる」という一連の行動について非常にロジカルに分析し、それを提示していて、興味深い。
    政治家だけでなく、マーケティング論としての側面もあると思った。

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    2016年11月14日
  • 情報参謀

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     表題からは、過去あるいは現在の軍やインテリジェンス機関の話かと思うが、全く違う。
     著者が、国政選挙結果予測を出口調査によらず、インターネットやマスコミ報道の分析して80%当てたことを、そのときの選挙で下野した自民党が聞きつけて、筆者を呼びつけたことから本書は始まる。そして著者を、テレビやネットの情報分析させて行動を提案する「情報参謀」‥こういう役職名ではないが、‥として働かせるのである。
     ニコニコ超会議に参加したり、FBやtwitterなどネット活用では自民党が他党に先んじたのは、筆者らの仕事の結果である。
     野党時代に自民党が何をしていたのか、自民党の仕事の進め方などもわかって、たいへ

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    2016年11月12日
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    09年から13年にかけて選挙戦で自民党が完全復活するまで、裏方で支えたメディア報道・ネット世論の情報分析チーム。そのリーダーが語るドラマ。

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    2016年08月21日
  • 情報参謀

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    心底、驚愕する内容はないが、具体的、体系的に自民党の情報分析手法が描かれており、興味深い。対する野党はどうなのだろう?

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    2016年08月17日
  • 情報参謀

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    政治の世界で、タイトルに相応しい仕事をして来た著者の
    回顧録かな。
    書いてあることを見ると確かに自民党が野党に下ってから
    野党に返り咲くまでの期間に政局においても情報戦略の比重がだいぶ変化したと感じた

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    2019年06月12日
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    自民党が野党だった4年間、情報、特にマスメディア、インターネットにおける情報を自民党に提供していた著者の本。自民党の茂木氏、平井氏、世耕氏らと共に活動していた。テレビ番組をテキスト化するにはまだまだ人力での作業のようだ。

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    2019年01月20日
  • 情報参謀

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    自民党惨敗からの復活、第二次安倍政権までの情報戦略を担った民間人の一冊。一言の重みがあるからこそ緻密なデータ分析とあんにゅいな戦略が必要。

    思っているよりも自民党の党員や議員は優秀だなと。
    あと、自民党の外部業者への予算は少なそうだから思想が無いとアプローチしても損しそうだな。

    エム・データの社員は3交代制でテレビを見てメタデータを取得して販売している。

    <登場人物>

    茂木敏充
    平井卓也

    <登場企業>
    株式会社パースペクティブメディア
    株式会社エム・データ
    株式会社ホットリンク

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    2017年11月16日
  • 情報参謀

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    情報を報道で知って、ネットで検索し、ブログ等で自分の意見を書き込むという流れになっている。

    3章途中まで。

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    2018年10月31日
  • 情報参謀

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    陸軍中野学校の書籍を検索する中で出会った本書。自民党が下野してからの巻返しにITを活用すべく、著者のベンチャー企業に目を付けた。最小不幸社会を党公約にしてしまった民主党よりも、自助・共助・公助を前面に出す自民党にシンパシーを抱く著者。個人的には理解できるが、現在の政権与党が進める国民不在の政治運営には肯けない。インターネットとSNSが政治と政治家に及ぼす影響がたいへん大きくなった現代の情報戦略を考えさせられる一冊だった。

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    2017年08月14日
  • 情報参謀

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    「ほどほどの努力では、ほどほどの幸せもつかめない。一生懸命頑張って、一生懸命働いて、豊かな、イチバンの国をつくりましょう」
    棒ほど願って針ほど叶う

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    2016年11月21日