アーシュラ・K・ル=グウィンのレビュー一覧
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猫を飼ったことがないけど、猫の章が面白かった。ジョークや表現が日本にはないもので新鮮。
ちょっと大人過ぎたので、また歳を重ねてから読みたい。Posted by ブクログ -
最初からほぼずっと何かを非難したり責めたりしているので、なんだか疲れる。「鋭い指摘」とか、誰かをけなすための「ユーモアたっぷりの皮肉」とか、合う人はきっとたくさんいるんだろうけど、私がエッセイで読みたいと思っているのはそういうタイプの文章ではないな、とようやく気づいた。絲〇さんとかもズケズケ言う毒舌...続きを読むPosted by ブクログ
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途中、途中、飛ばしながら最後まで完走。内容の厚いエッセイで、読んでいると考える脳を刺激され、落ち着かなかった。すんなり入ってくることもあれば、なんとなくしか理解できないことも。読む側を想定しないまるで独白のような文章を読むことはとても心地良く、エッセイというもののほとんどがこうであるなら楽しいなと思...続きを読むPosted by ブクログ
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ル=グウィン晩年のエッセイ集。自分と家族の生活、信頼を寄せる友人、読者からの手紙、そして猫のこと。80代の生活は、最後まで充実していたのだなぁ。Posted by ブクログ
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知らない書籍への注釈が多く難しい言葉も多く読み辛い感がした。猫の話のほかは殆ど理解できない。
レベルが高すぎてついて行けない感。Posted by ブクログ -
巨匠(SFの、いや米文学の)に対して失礼かもしれないが、あまり面白くないんです。「エッセイ」とありますが、ブログをまとめたものです。ただ、80歳を過ぎてからブログを始めたのですから、それ自体はスゴイなと。
普通のお婆さんのブログだと思って読む。すると不思議なことに、ふんふんと頭に入ってくる。やは...続きを読むPosted by ブクログ -
西のはての年代記Ⅰ~北の高地のブランターに伝わっている不思議な能力はギフトと云うが,低地の人々は魔法使いだと思っている。カスプロ家に父から息子に伝わるギフトは「もどし」だ。父カノックはこのギフトで低地から妻であるメルを得て,オノックが生まれたが,オノックにはギフトの兆しが見られない。父との訓練,母と...続きを読むPosted by ブクログ
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西のはての年代記Ⅲの上巻~ガヴは西のはての都市国家群のひとつであるエトラのアルカ家の少年奴隷だが,幸せなことに姉がいて面倒を見てくれエヴェラ先生から目を掛けられ次の教師としての教育を受けている。そして,これから起こることを思い出す特別な力がある。思い出したのは,緑の幟を立てた兵士がエトラの町を荒らし...続きを読むPosted by ブクログ
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西のはての年代記Ⅲの下巻~バナーの率いる森の心臓に攫われてきたイラードはメルと云う名の妹を連れていたが,バナーから逃れるためにイラードがカヴの部屋に隠れていたことで命を狙われると恐れる周囲が森を出ることを勧めた。行く場所は故郷である水郷地帯しかない。14・5年前に攫われた時の姉と自分の名前だけだった...続きを読むPosted by ブクログ
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ゲド戦記作者による晩年作。やはり翻訳ファンタジーは語り口が微妙にとっつきにくい。そしてファンタジーのわりにはひどく地味だった。地味さに疲れた。それでもなぜか面白かった。不思議だ。首を捻りながらも3部作一気に読んでしまった。Posted by ブクログ
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ル=グウィンのファンタジーを読むのは「ゲド戦記」以来。大学時代、同じアパートの先輩に薦められて読み、自分のそれまでの価値観を変えてしまう程の衝撃を受けた。その時と同じような強い衝撃を受けることはなかったが、懐かしい読後感に浸ることができた。ハリーポッターシリーズのような勧善懲悪の図式のストーリーとは...続きを読むPosted by ブクログ
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西のはての高地に暮らすオレック
ギフト(特殊な能力)を持つ一族の領主の跡継ぎである彼に、その能力はあるのかどうか
強すぎる力を持つと思わされただけなのか
誰でも人と違う能力があると思う。強弱は別にしてね。
それをどう生かしていくか、難しいところだと思う。
グライと共に明るい未来に暮らせるといいねPosted by ブクログ