中野美代子のレビュー一覧

  • 西遊記 5

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    旧訳版。
    こうがいじとか獣の三仙とかいっしょうきんとか。
    八戒がましになっとったのに五十回でまたうざいし、三蔵の命乞いもへたれで自分本位でにやけてしまったわ。
    心理描写があっさりなので想像の余地がいっぱいあるよ。やけんこれ以外の西遊記は独自解釈もりもりなんやろな。

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    2015年06月17日
  • 西遊記 4

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    金角銀角と烏鶏国の話。あとこうがいじ(変換めんどくさい)も登場したよ。
    相変わらず八戒がうざい。三蔵も毎回のパターンやのに悟空じゃなくて八戒の方に寄せるとゆー胸糞展開が続いております。悟浄は影が薄い。
    なんか思った以上に悟空いいやつやで。

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    2015年06月12日
  • 西遊記 3

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    八戒がクズすぎる。あと悟浄の空気感。破門エピソードは割と好きなんだけどね。
    本によって扱いがだいぶちがう白馬が、ここではどんななんかが気になっとったけど、喋ったり人の姿になったりするのはここだけかなあ。何で八戒のことを師兄とか兄貴って呼ぶの??

    どうでもいいけど、観音と太上老君仲良しか。何へんな遊びやってんだ。遊び道具も神仏級だわ。

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    2015年06月05日
  • 西遊記 2

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    面白い。
    三蔵は鬱陶しいくらいへたれでわがままで心配性なくせに、悟空が強いからか弟子以外に対しては態度でかいし。
    八戒エピソードではちょっと卑猥な表現が出てくるんじゃないかと期待したけどもそんなことはなかった。

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    2015年05月26日
  • 西遊記 1

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    西遊記大好きだから、基本の岩波文庫読もうと思って買った後、積んでたのを読み始めました。
    詩っぽいのは漢字やことばが難しくて読み飛ばしたとこもあったし、注釈の方が意味不明な場合もあったんやけど、それでも分かりやすいと思う。
    考えてみると道教と仏教ちゃんぽんなんよなあ。ふしぎ。

    天界で悟空がやりたい放題するこの辺りのとこは、ある意味パワーインフレが起きてるのかなあと思う。仏教に帰依して取経の旅に出てからは、力を振るえないので、ルールインフレになりがち。

    ちなみに小野さん訳版も持ってます。積んでます。

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    2015年06月10日
  • 西遊記 8

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    前巻に続いて神々の管理ミスの問題だ^^;
    ちょっと目を離した隙に逃げだして。。。
    今も昔も変わらないね。

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    2015年05月02日
  • 西遊記 7

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    終巻に近づくにつれ、妖怪たちもパワーが増している。
    観音や天帝そして神々に応援を頼んで解決しているのが
    「困ったら上長に相談」「関係者を巻き込む」など、
    マネジメントぽくっていいね。
    更に、その妖怪が神々の(上長の)管理ミスで誕生しているところが面白い。

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    2015年04月23日
  • 西遊記 10

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    簡略本と異なり、今までの艱難がひとつひとつ書かれているし、南無仏もひとつひとつ全て書かれていて、ありがたいというイメージを抱かせるようになっている。

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    2013年11月21日
  • 西遊記 9

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    女妖だけでなく、菩薩が飼っている獅子が逃げ出したという設定がある。国王が仏を粗末にしたために日照りがあったという設定は珍しい。

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    2013年11月20日
  • 西遊記 8

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    悟空が菩薩や如来に助けてもらうということがパターン化してきた。さらに三蔵が弱々しい描写が多くなてきたと思われる。

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    2013年11月20日
  • 『西遊記』XYZ このへんな小説の迷路をあるく

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    植物図鑑とか駄洒落とか、『西遊記』って原本を中国語で読めばもっと面白いってこと?
    西遊記の違う一面が知れて面白かった!
    あと三蔵法師を女性だと思っている日本人は本当にいるのか。
    自分の周りにはいないから疑問だ。

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    2011年07月14日
  • 『西遊記』XYZ このへんな小説の迷路をあるく

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    中国四代奇書の一つで日本人にも人気のある『西遊記』を、日本語訳した中野美代子氏が独自の視点で分析。
    題材である実在の三蔵法師・玄奘の旅から、物語が成立してゆく過程、完成した時の時代背景の影響などが述べられています。
    作品自体は荒唐無稽なファンタジー冒険物語ですが、実は中国語のダジャレがふんだんに盛り込まれ、百科事典の性質も帯びていた!?
    またキャラクターの説明では、孫悟空の正体が猿というだけでないことや、しばしば無視されがちな三蔵法師の乗る白馬についての言及もあり。
    いまだ解明されていない謎について、著者自身の推測も述べられ、今後の研究課題として挙げられています。

    ただし・・・、到る所で著者

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    2010年09月03日
  • 西遊記 5

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    どうしてこんなに何度もあるのに、八戒のいうことの方を信じるんだろう、三蔵さんは…。

    悟空偉いなあ。
    それでも師匠を思う気持ち、助けだせる実力。
    なんだか普通に偉くてかっこいい。

    ラストはなかなか孫悟空ピンチ、だったので、
    次巻の展開が気になります。

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    2010年03月07日
  • 西遊記 10

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    読み終わりました。
    長かった。
    でも、面白かった。


    読めば読むほど、奥の深い話なんだな、と。
    素人には上っ面把握するだけでも大変でした。
    目出度くお経も貰えて、良かった。

    私の知っているラストは、着いたと思ったらまだまだだった、
    頑張ろう、というようなものだったのだけれど
    結構普通にもらえたので良かった。
    賄賂を要求されたのには驚きましたが…。
    しかも、如来様もそれを知ってて、安いよね、なんて言うし。


    悟空が物凄く、可愛いです。
    それに凄く洞察力があるし。頼りになる。
    三蔵さんが誤解されないよう気を配ったり、
    与えられる難を知っていて、でも受けなきゃいけないということも
    分かっていて

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    2010年03月02日
  • 西遊記 1

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    中国でとても有名な本です、唐の太宗のとき、玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が国禁を犯して出国、困難を克服してインドに取経旅行した史実は、唐代に早くも伝説化された。
    とても面白いで、中国で、子どもから、老人まで、みんな好きです。

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    2010年02月01日
  • 西遊記 6

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    キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
    ニセ孫悟空!
    大河ものはこうでなくちゃ。
    ますます三蔵法師のダメぶりが晒される巻。

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    2009年10月04日
  • カニバリズム論

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    我々はまさに〝気が狂ったネズミ〟
    ヒトは〝直立した殺戮ザル〟と呼ばれるにふさわしい
    辛辣ぅー!

    世界各地の食人鬼のいろんな実例を淡々と列挙してて、こういうのが1番いいんだから

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    2024年04月20日
  • カニバリズム論

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    ネタバレ

    以下4点がキッカケで読む事になった『カニバリズム論 』(中野美代子)

    ❶『フォギーフット2』(紗与)読んでて出てきたワード【カニバリズム(人が人の肉を食べる事)】が気になり、

    ❷⑴『ロビンソン・クルーソー』(デフォー)で、主人公が無人島生活をしている時に、カニバリズムな野蛮人が描かれていたシーンを、

    ⑵ 『文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの』(ジャレド・ダイアモンド)でアメリカ南西部・アナサジ遺跡から出土したものから【人肉食】の痕跡があった事を知り、

    ⑶ 『トマトの歴史』(クラリッサ・ハイマン)で「スペイン人がベラクルスからテノチティトランまでメキシコ内陸に進んでいた時、先住

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    2023年06月01日
  • なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?

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    「西遊記」のあらすじをおさらいするのに資料として読んだが、非常に奥深い話で大人向けの物語だったことに気づいた。著者の他の作品も読んでみたい。

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    2022年11月27日
  • なぜ孫悟空のあたまには輪っかがあるのか?

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    すんごい難しい〜〜〜。
    色々数字のこだわりがあったり、悟空の金属の性質とか、河童と山童・龍王と馬の関係とか、四神・十二支と方角との関わりとか、色んな要素が複雑に絡み合っている難解なお話だということは分かった。
    まだ消化し切れていないことが多すぎるので、西遊記を読みつつまた見返せるといいなぁ。
    あとがきに書いてあった、ロボットとして孫悟空を捉えるという見方もとても面白い。筆者の著作を追っていけばいつか分かるだろうか。
    色んな翻訳で、自分自身も分析しつつ読みたい。

    同筆者の『西遊記ートリック・ワールド探訪』『西遊記XYZーこのへんな小説の迷路をあるく』は三蔵法師のからだ・性にかなり踏み込んでいる

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    2022年06月27日