福吉潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コトラー本に挫折(時間切れ)したので、ゆるいところから入ろうと思って買ってみました。 「もしドラ」のコトラー版そのものといった感じ。 女子大生バンドがちゃんとマーケティングをしたら成功しました、という話自体は出木杉ではあるものの、主人公の絢がまっすぐに動くタイプの人間という設定がキモだと思う。 というのは途中のコラムにある「サーバントリーダー」や「情熱/Zest」というキーワードからも読み取れる。 特にマーケティングのターゲットが顧客だけでなくパートナーも含まれる、といったあたりはぜひともいろんな人に読んでいただきたいところ。 締めの評価も忘れずに。 各章のタイトルを結びつけるだけでも概要が
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Posted by ブクログ
ネタバレ正直マーケティングを軽視していた。しかしなかなか面白いなと思った。4Pは知っていたがヘタするとだめな4P戦略を立てかねなかった。なぜなら「なりたい自分」がすでに決まっていて、それを実現するためのマーケティングと思っていたから。マーケティングとはバランスというコトラーの言葉があったが、ある意味独りよがりの拘りは潔く捨てる覚悟が必要であろう。真っ新から考えた方が優れた戦略が描けるのでは。「競合相手と同じレースでベストを尽くすこと」と「競合相手と異なるレースを走ること」は違い後者が重要。しばしば「競合相手の様々な戦略の中間をとる」→道の真ん中を歩く中間戦略をとった企業がどうなったのか・・・轢かれてし
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Posted by ブクログ
さらっと読めるので、
作者がメインとしているソーシャルヘルスへマーケティングを導入する目的に合致していると思う。
病院とか保健所で働いてる人がうまいこと患者さんや住民に働きかけるときに使えるんでは無いかってコトをさらっと読みながら知識にできると思う。
あと、研究とか。
地域の病院が差別化する為にはこれ位は分析しなきゃだよな〜とかバンバン作って潰れた訪問ステーションに読んで欲しいとか思ったわ(苦笑)
メモ
SWOT
ブランドの3つのi
アイデンティティ.インテグリティ・イメージ
4つのP
プロダクト、プレイス、プライス、プロモーション
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Posted by ブクログ
ネタバレ[読んだ理由]==================
マーケティングに関する本が読みたくて検索してて、割と評価が高かった1冊だったので。あと著者が「統計学が最強の学問である」と同じ西内啓氏だったので。「高校野球のマネージャーが~」以来、ラノベ形式の解説本は意外とバカにできないと思ってることもあり読んでみた。
[読んだ後の感想]==============
事前にコトラーがどんな人でどんな主張を持つ人かを少しでも良いから知ってると読みやすいかも。そういう予備知識なく読むと、素人が思う「マーケティング」とは少し話の内容が違ってて面食らうかも。顧客第一とかビジョンとミッションが何より大事、とか。
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Posted by ブクログ
ネタバレ導入としてはいいですね。
さっくり読めるところもよし。
P46
古典的なマーケティングの考え方
「良いものを安く作って広く販売し、大規模に宣伝すれば売れるだろう」
現代的なマーケティングの考え方
「顧客を中心として相手を深く理解した上で、相手が欲する価値を届けるというプロセス」
「社会に良いことを届ける」
Societal Marketing(社会的なマーケティング)あるいは、マーケティング3.0という未来のマーケティングのあるべき姿
人々にどうすれ『良い行動』をとってもらえるか
P72
「全ての問題というものは、上手く姿を変えた機会である」
「機会が機会でなくなるより前に、それが機