福吉潤のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「もしドラ」同様の小説仕立てのビジネス入門書。
読みやすくて、マーケティングについてよく理解できます。
しかし、小説としては、都合が良すぎるパターンがあり、展開が読めるところもあるので、ちょっといまいち。ほろりとするシーンもなく残念。
ただ、本書で語られている「失敗した4P」についてはとても参考になりました。4PはマーケティングミックスでProduct, Price, Place, Promotionの頭文字をとったもの。
失敗例では、Price,Promotionあたりで、友達からの信頼を失いそうになってしまいます。確かに、その組織が真に顧客に提供したいもの、届けたいものをしっかり考えないと、陳腐なPrice,Place,Promotionになってしまうなぁと理解しました。
とはいうものの、最終的なライブのイメージは、この失敗した4Pがなくても、そこまでの話の流れを考えると、なんとなく想像できてしまいます。そこが小説としては、ちょっと残念なところ。逆に考えると、そこにいたるまでの活動がいかに重要かがわかります。顧客を見ることってとても重要ですよね。
あと、本書で初めて「ソーシャルマーケティング」なる言葉を知りました。
良い行動を売るためのマーケティング、社会に良い価値を生むマーケティング。こういったことを推し進めているコトラーさんってすごいですね。
最後に、コトラーのMarketing Insights from A to Zで、マーケティングに関する重要なキーワードに収められているキーワードの最後のZがZest(情熱)。
情熱が重要って語るコトラー。
マーケティングだけでなく、リーダシップそのものに必要な言葉ですよね。