加藤昌男のレビュー一覧

  • テレビの日本語

    Posted by ブクログ

    間断なくしゃべり続けるテレビ。
    いつからそのようになったのか、テレビの歴史を振り返りつつ、日本語を考える本。
    テレビから影響を受ける言葉の数々。
    テレビを運営する側が考えること、それが垣間見える一冊。
    受け手となる視聴者も、乱暴な言葉をテレビのせいだと言わず、一考して使うことは必要ではないのか?
    日頃、何かにつけて「テレビのせいだ」という某保護者関係者にも読んで頂きたいと感じた。

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    2012年08月06日
  • テレビの日本語

    Posted by ブクログ

    日本語の規範たる放送における日本語(共通語)の抱える問題を、特にテレビという媒体における日本語に絞って取り上げたわかりやすい良書。まぁ、放送における日本語といえば「テレビで使われ話される日本語」をまず念頭に置くのが一般的な見方なので、タイトルからして頷ける新書である。
    さて、筆者は、てれににおける日本語の問題を、話し手(アナウンサーかタレントや俳優か)、テレビ番組携帯の歴史(映像と喋りの共存のあり方の変遷)、テレビの扱う内容(ドラマなのか大災害なのか一般ニュースなのか)という3つの面から分析している。さらに、その分析に時代で変わっていく日本語自体と放送における日本語の関わりについても織り込まれ

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    2013年03月28日
  • テレビの日本語

    Posted by ブクログ

    テレビの放送開始からの歴史がたどれて面白い.昭和天皇の逝去のドキュメントでは裏の話が出て興味深い内容だ.皇室に関連する敬語は特異なものだが,昔のような不敬罪がある時代ではないので,気楽に考えても良いと思う.

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    2012年10月25日