磯部潮のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今までにも何度も授業で発達障害のことを聞いてきましたが、正直知識の整理ができていない部分があって、アスペルガーもLD,ADHDもごちゃまぜに覚えてたところがあったのですが、これを読んで大分整理がつきました。
同時に発達障害の勉強がもっとしたくなって、今さらだけど養護免許取れるようにしたら良かったとか思った。
発達障害って、見た目には分かりにくい分、身体障害を抱えているのとは違う苦労がある。障害が理解されないというのは、彼らが社会生活を送っていくことをより困難なものにします。
でも、誰しも不愉快なことをされたり、言ったりしてくる人と喜んで付き合いたいなんて思わないですよね。
なので、一般の人々が -
Posted by ブクログ
当時の診断基準と実際に診断した患者のエピソードを交えて人格障害がどのようなものであるかを解説する。
本筋とは関係ないので基本的に例として挙げられた患者は転勤で診断が終わるか受診に来なくなるかなので読者としては気になる。しかし解決した、みたいなエピソードがないのが現実なのかもしれない。
7, 8章の犯罪者、著名人の行動から人格障害の診断を付けられるという話題は内容の展開に当てはまる人を探したという感じであまり好きではない(内容の正誤はわからない)。
特に7章は書かれた当時にセンセーショナルに報道された事件を挙げた印象で人格障害かというよりも時事ネタの感がある。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
人格障害と診断が可能な人たちのなかには、特異な才能を持った人が一部に存在します。
彼らの多くは生活が破綻し、アルコールや薬物に手を出したり、自殺を何度も試みたり、実際に自殺してしまったり、友人関係や異性関係がいつも不安定だったりします。
その一方で彼らは非常に精力的に創作活動を行い、創造的な仕事をしています。
これらの代表的な人物として、本書では尾崎豊、太宰治、三島由紀夫を取り上げています。
[ 目次 ]
第1章 まず「人格」とは何かを考えてみる
第2章 人格障害(境界性人格障害)の人
第3章 精神科医療と人格障害について
第4章 人格障害の一〇のタイプ
第5章 人格障害の治療 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
わがまま、自分勝手、友達付き合いができないといわれるのは、なぜ?
高機能自閉症、アスペルガー症候群を知る、そして気づく。
[ 目次 ]
第1章 軽度発達障害とはなにか
第2章 自閉症、高機能自閉症の基礎知識
第3章 アスペルガー症候群の基礎知識
第4章 高機能自閉症、アスペルガー症候群の症状
第5章 LD、ADHDと軽度発達障害
第6章 軽度発達障害の実際のケース
第7章 軽度発達障害を治す
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆ -
Posted by ブクログ
人格障害の症状や特徴、治療法などが分かる上に、具体的に人格障害だったと思われる有名人(良い例)・犯罪者(悪い例)についての記述もオマケで付いてくる。人格障害にも良い面があるということを知らせようとしている割には、ちょっと突き放した感じの書き方をしている。
人格障害について概要を理解できたのでこの本自体は役に立ったが、著者のことは医者としてはあまり好きになれないという印象を持った。だって症例っつって具体的な患者の話が出てくるけど、全然治してないんだもんこの人。
自分が人格障害かチェックできるような箇所がないから「かもしれない」という人向けではない、というレビューをどこかで見たが、本書を読んで「 -
Posted by ブクログ
(著者のことば:本の扉に書かれている紹介文)
人格障害と診断が可能な人たちのなかには,特異な才能を持った人が一部に存在します。彼らの多くは生活が破綻し,アルコールや薬物に手を出したり,自殺を何度も試みたり,実際に自殺してしまったり,友人関係や異性関係がいつも不安定だったりします。その一方で彼らは非常に精力的に創作活動を行い,創造的な仕事をしています。これらの代表的な人物として,本書では尾崎豊,太宰治,三島由紀夫を取り上げています。
彼らは人格障害であるが故に苦しんでいましたが,それ故のエネルギーも有していたのです。このエネルギーは多くの人格障害の人に認められます。
この本は,書店で偶