磯部潮のレビュー一覧

  • パニック障害と過呼吸
    精神疾患というのは
    得てして無理解ということが起こりやすいと思います。
    現実にパニックになる人をせっついたり
    けなしたりするのは逆効果だということ。

    それと女性が多いですが、
    男性が発症するケースもあります。
    本中の症例の一つは男性で、
    なかなか治りづらいケースとして紹介されています。

    それと、...続きを読む
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~
    自閉症スペクトラム自体が障害なんじゃなくて、正しい認知が進んでいない社会が何よりも当事者達にとって障害になってるんだってことへの理解が進みました。
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~
    自閉症スペクトラムについて知りたくて読書。

    本書は賛否両論ありそうだが、勉強させてもらった。

    21世紀に日本からエジソンやアインシュタインが生まれるかは学校や社会環境にかかっている。

    現状、日本だと高確率で学校でいじめにあい社会不適合者の烙印を押される。結果、自信喪失して、能力は社会で発揮でき...続きを読む
  • パニック障害と過呼吸
    過呼吸とパニック発作の関係性について述べ、それを踏まえた上での治療法について書かれている。
    私の周りでも同様の症状を持った人がいるので本書に書かれている対処法を実践していきたいと思う。
    特に呼吸法を身につけることや考え方を変化させることのコツのようなものが書かれてるが、素人でも実践しやすいのが良い。
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~
    うつを知りたい方にはとってもいい本。
    内容がわかりやすい。
    うつの本はたくさん出ているが、
    あまり信用できないという方はこちらの本へ。
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~
    太宰治、三島由紀夫、尾崎豊などの有名人に関する記述が面白かったです。素晴らしい作品を残しながらも、絶えず自らの存在の不安定さを感じ、壮絶な最期を迎えたのは、まさに人格障害の光と闇。
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~
    作者は医師であり、産業現場において医師との連携は必ずしもスムーズでないという話はよく聞きますが、この作者の方の理念とスタンスはとても信頼できると思いました。

    また、診断基準・区別が難しい他の病気(人格障害等含む)との比較・認知療法と投薬の併用など、産業カウンセラーがぜひ押さえておきたい知識がわかり...続きを読む
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~
    私はいわゆる当事者側です。
    ADHDに関してはどうもそうではなさそうですが
    別方面のほうはまったくもって該当です。

    ただし、いわゆる発達障害でありがちな
    言葉通りに受け取るのと
    気持ちを読み取れないだけは該当しません。

    恐らくこれは該当はしていたのかもしれませんが
    個人の範疇でなんとかしたいと
    ...続きを読む
  • 体にあらわれる心の病気 「原因不明の身体症状」との付き合い方
    2001年の段階で、いわゆる『身体表現性障害』にもっと着目すべきだ、との警鐘を鳴らしている点に、まずは敬意を表したい。まことに慧眼である。

    内容面では、分析的論述が厚く、優れていると感じた。

    一方で、患者視点で、どう対処すべきか?という面に関しては、若干内容が薄いきらいは否めないと思う。

    患者...続きを読む
  • パニック障害と過呼吸
    とても実践的な本である。私も呼吸法など、できるところから試してみたいと思う。
    以下のような気付きがあった。
    ・「発作の感覚をわざと生じさせる」というように、パニック障害に積極的に向き合って治療する方法があることがわかった。これは効果がありそう、と思った。
    ・「良くなろうという意志があれば必ず回復する...続きを読む
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~
    いわゆる人格障害について書かれた本。

    個人的に参考になると思った部分を以下にメモ。
    人格において正常か異常かの区別は専門家であっても大変難しい。病的な人格はひところでいえば「日常生活、社会生活に支障をきたすもの」
    境界性人格障害の特徴は「見捨てられ不安」「不安定で激しい人間関係」「極端な両価性...続きを読む
  • パニック障害と過呼吸
    いくつかのケースと実際の治療セッションの流れがコンパクトにまとまっていて,とても理解しやすい。コンパクトにまとまっているため,CBTやエクスポージャーの細かい点は省かれてはいるが,パニック障害の対応をざっくりと理解する上での要点はつかめると思う。
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~
    発達障害、アスペルガー症候群などは、近年本当によく聞くようになった。
    今までなんとなく知っている気になっていたけれど、読んで勉強になったことも多かった。

    こういう病名が知られてくると、「もしかして自分も…?」と思ってしまうけれど、この病気の人の生きづらさは、そんな甘っちょろいものではないということ...続きを読む
  • パニック障害と過呼吸
    【速読(前半ほぼ飛ばし)】投薬治療は可能な限り抑えめに、認知行動療法でドドンといきましょう、というタイプの本で、その方法を漏らさずかつ簡潔に記しています。あまり呼吸については意識してませんでしたけど、確かに緊張といえば深呼吸て無意識にやってますね。これからは浅めで。一番の収穫はストレッチ法。自分の場...続きを読む
  • パニック障害と過呼吸
    私はパニック障害ではないけれど、体調を崩した時、過呼吸になったことが、ありました。
    私の周りにも、パニックで苦しんでいる人がいます。
    理解して、付き合っていきたいと思い手にとった本でした。
    パニック障害には、呼吸法やリラクゼーションなどの、認知行動療法が効果的と言われています。
    いつか、彼女が心から...続きを読む
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~
    「心の病気」と称される様々な症状と、病名、特徴についてまとめられた一冊。病気の兆候や対処を知る事ができ、また読む事で自分の中にもある偏見に気付く。
    病気の特徴について、往々にしてマイナスからかプラスからのどちらかしか見られていないことを改めて実感した。例えば尾崎豊。アーティストとしての才能という面、...続きを読む
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~
    9月の通勤読書Ⅴ

    「アスペルガー症候群」(岡田尊氏)の次に読んだのでスーっと頭に入ってきた。発達障害とあるがほとんどが自閉症スペクトラムについての記載である。自閉症:LD、ADHD=9:1くらいの比率だ。

    本文中にでてくる、「症状」「治療」という言葉が適切かどうかはわからないが、発達障害であまり...続きを読む
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~
    興味深い分野なので、面白かった。
    今まで知り合った人たちを思い浮かべながら読んだ。
    当てはまりそうな人は、やっぱりいますね。
    とか言いながら自分もその傾向あるんじゃないかと不安になったりした。
    1つ言いたいのは、尾崎豊は全然好きじゃない。
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~
    [ 内容 ]
    その身体の不調、自律神経失調症ではなく、実は「うつ」かもしれない。
    臨床の名医が、患者さんに寄り添って「うつ」の対処法を解説。

    [ 目次 ]
    第1章 「うつ」とはなにか
    第2章 長期化する「うつ」
    第3章 「うつ」と区別が難しい病気を知る
    第4章 「うつ」の治療
    第5章 「うつ」によ...続きを読む
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~
    115ページ。
    ----
     私が考えている「休むこと」というのは、「無理をしない」「焦らない」ことであって、適度な外出と運動は、「休むこと」と同じなのです。つまり、ただ寝ていれば良いということではないのです。
    ----
    うつ病治療の2本柱は投薬と休養というが、休養とは上記のようなものとのこと。自宅療...続きを読む