磯部潮のレビュー一覧

  • パニック障害と過呼吸

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    精神疾患というのは
    得てして無理解ということが起こりやすいと思います。
    現実にパニックになる人をせっついたり
    けなしたりするのは逆効果だということ。

    それと女性が多いですが、
    男性が発症するケースもあります。
    本中の症例の一つは男性で、
    なかなか治りづらいケースとして紹介されています。

    それと、一度壊れてしまった
    コントロール機能を治すには、
    相応の時間が必要だということ。

    思い込みを変えないといけないことや
    きちんと体の緊張を取ってあげること
    さらに、壊れた体のコントロール機能を
    少しずつ戻す生活スタイルを樹立すること。

    この按配は本当に難しいんですよね。
    だからこそ、しかるべき場所

    0
    2017年03月05日
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~

    Posted by ブクログ

    自閉症スペクトラム自体が障害なんじゃなくて、正しい認知が進んでいない社会が何よりも当事者達にとって障害になってるんだってことへの理解が進みました。

    0
    2015年07月17日
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~

    Posted by ブクログ

    自閉症スペクトラムについて知りたくて読書。

    本書は賛否両論ありそうだが、勉強させてもらった。

    21世紀に日本からエジソンやアインシュタインが生まれるかは学校や社会環境にかかっている。

    現状、日本だと高確率で学校でいじめにあい社会不適合者の烙印を押される。結果、自信喪失して、能力は社会で発揮できなくなる。

    親はもちろん、教師なども自閉症スペクトラムについての知識を共有していくことが大切。本書から10年。日本の発達障害を取り巻く環境はどう変わったのだろうか。

    周りの理解と協力が必須で、適切な訓練が、社会への適合率を大幅に変える。そのためにも早期発見と。、早期治療(訓練)が何よりも大切と著

    0
    2015年02月11日
  • パニック障害と過呼吸

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    過呼吸とパニック発作の関係性について述べ、それを踏まえた上での治療法について書かれている。
    私の周りでも同様の症状を持った人がいるので本書に書かれている対処法を実践していきたいと思う。
    特に呼吸法を身につけることや考え方を変化させることのコツのようなものが書かれてるが、素人でも実践しやすいのが良い。

    0
    2014年04月02日
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~

    Posted by ブクログ

    うつを知りたい方にはとってもいい本。
    内容がわかりやすい。
    うつの本はたくさん出ているが、
    あまり信用できないという方はこちらの本へ。

    0
    2009年10月07日
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~

    Posted by ブクログ

    太宰治、三島由紀夫、尾崎豊などの有名人に関する記述が面白かったです。素晴らしい作品を残しながらも、絶えず自らの存在の不安定さを感じ、壮絶な最期を迎えたのは、まさに人格障害の光と闇。

    0
    2009年10月04日
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~

    Posted by ブクログ

    作者は医師であり、産業現場において医師との連携は必ずしもスムーズでないという話はよく聞きますが、この作者の方の理念とスタンスはとても信頼できると思いました。

    また、診断基準・区別が難しい他の病気(人格障害等含む)との比較・認知療法と投薬の併用など、産業カウンセラーがぜひ押さえておきたい知識がわかりやすく書かれています。

    0
    2009年10月04日
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私はいわゆる当事者側です。
    ADHDに関してはどうもそうではなさそうですが
    別方面のほうはまったくもって該当です。

    ただし、いわゆる発達障害でありがちな
    言葉通りに受け取るのと
    気持ちを読み取れないだけは該当しません。

    恐らくこれは該当はしていたのかもしれませんが
    個人の範疇でなんとかしたいと
    思ったからそうでなくなったのかもしれません。
    (子供時代は気持ちを汲み取れないは該当しています)

    私が言われるのならばいいけれども
    本当他人にあのひどい言葉を言うのだけは
    本当勘弁してほしいんですよね。

    0
    2023年09月11日
  • 体にあらわれる心の病気 「原因不明の身体症状」との付き合い方

    Posted by ブクログ

    2001年の段階で、いわゆる『身体表現性障害』にもっと着目すべきだ、との警鐘を鳴らしている点に、まずは敬意を表したい。まことに慧眼である。

    内容面では、分析的論述が厚く、優れていると感じた。

    一方で、患者視点で、どう対処すべきか?という面に関しては、若干内容が薄いきらいは否めないと思う。

    患者向けの本というよりは、医師向けの本なのかな?というのが、率直な感想である。

    0
    2022年08月11日
  • パニック障害と過呼吸

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても実践的な本である。私も呼吸法など、できるところから試してみたいと思う。
    以下のような気付きがあった。
    ・「発作の感覚をわざと生じさせる」というように、パニック障害に積極的に向き合って治療する方法があることがわかった。これは効果がありそう、と思った。
    ・「良くなろうという意志があれば必ず回復する」といのは、とても力強い言葉である。
    ・過呼吸の時は、深呼吸はいけない、息を止める方がいいのだと、わかった。

    0
    2020年04月07日
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いわゆる人格障害について書かれた本。

    個人的に参考になると思った部分を以下にメモ。
    人格において正常か異常かの区別は専門家であっても大変難しい。病的な人格はひところでいえば「日常生活、社会生活に支障をきたすもの」
    境界性人格障害の特徴は「見捨てられ不安」「不安定で激しい人間関係」「極端な両価性」「衝動性」「空虚感」
    人格障害はその特徴からおおまかにA群、B群、C群に分けられる。
    A群(精神分裂病系) 被害妄想が極度に強い、極度にマイペースで他人と正常なコミュニケーションがとれない
    B群(境界性人格障害、自己愛性人格障害) 感情の起伏が激しく、他人を振り回す傾向にある
    C群(回避性

    0
    2017年09月09日
  • パニック障害と過呼吸

    Posted by ブクログ

    いくつかのケースと実際の治療セッションの流れがコンパクトにまとまっていて,とても理解しやすい。コンパクトにまとまっているため,CBTやエクスポージャーの細かい点は省かれてはいるが,パニック障害の対応をざっくりと理解する上での要点はつかめると思う。

    0
    2015年05月06日
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~

    Posted by ブクログ

    発達障害、アスペルガー症候群などは、近年本当によく聞くようになった。
    今までなんとなく知っている気になっていたけれど、読んで勉強になったことも多かった。

    こういう病名が知られてくると、「もしかして自分も…?」と思ってしまうけれど、この病気の人の生きづらさは、そんな甘っちょろいものではないということがまず、わかった。

    発達障害とLDなどの違いも、よくとは言い難いがわかった。

    それに、ADHDや発達障害の薬物治療もできるということも初めて知った。
    この本は十年前に出たもの。
    だから今はもっと進んでいるのかもしれない。

    0
    2015年02月14日
  • パニック障害と過呼吸

    Posted by ブクログ

    私はパニック障害ではないけれど、体調を崩した時、過呼吸になったことが、ありました。
    私の周りにも、パニックで苦しんでいる人がいます。
    理解して、付き合っていきたいと思い手にとった本でした。
    パニック障害には、呼吸法やリラクゼーションなどの、認知行動療法が効果的と言われています。
    いつか、彼女が心から安心して人生を送ってくれる日を願っています。

    0
    2012年12月18日
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~

    Posted by ブクログ

    「心の病気」と称される様々な症状と、病名、特徴についてまとめられた一冊。病気の兆候や対処を知る事ができ、また読む事で自分の中にもある偏見に気付く。
    病気の特徴について、往々にしてマイナスからかプラスからのどちらかしか見られていないことを改めて実感した。例えば尾崎豊。アーティストとしての才能という面、死に際や日常の奇行という面。両面が語られるけれども、常に賞賛か批判か、ゴールが決められて語られている。
    病気も様々あるが、必ず両面がある。

    0
    2012年11月16日
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~

    Posted by ブクログ

    9月の通勤読書Ⅴ

    「アスペルガー症候群」(岡田尊氏)の次に読んだのでスーっと頭に入ってきた。発達障害とあるがほとんどが自閉症スペクトラムについての記載である。自閉症:LD、ADHD=9:1くらいの比率だ。

    本文中にでてくる、「症状」「治療」という言葉が適切かどうかはわからないが、発達障害であまり目にし耳にしない言葉がでてきてすこし驚いた。

    自閉症スペクトラムの五感の過敏についてが興味深かった。もっと知りたい、物足りないと思ってしまった。他にあたるしかないのかな…。
    あとは、「何度も繰り返すが…」が何度も繰り返され頭がグルグル。それだけ要点をおさえたい。大切だよというメッセージが強く伝わっ

    0
    2011年09月28日
  • 人格障害かもしれない~どうして普通にできないんだろう~

    Posted by ブクログ

    興味深い分野なので、面白かった。
    今まで知り合った人たちを思い浮かべながら読んだ。
    当てはまりそうな人は、やっぱりいますね。
    とか言いながら自分もその傾向あるんじゃないかと不安になったりした。
    1つ言いたいのは、尾崎豊は全然好きじゃない。

    0
    2011年07月14日
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    その身体の不調、自律神経失調症ではなく、実は「うつ」かもしれない。
    臨床の名医が、患者さんに寄り添って「うつ」の対処法を解説。

    [ 目次 ]
    第1章 「うつ」とはなにか
    第2章 長期化する「うつ」
    第3章 「うつ」と区別が難しい病気を知る
    第4章 「うつ」の治療
    第5章 「うつ」による自殺
    第6章 なぜ自殺を選択するのか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速

    0
    2011年04月09日
  • 「うつ」かもしれない~死に至る病とどう闘うか~

    Posted by ブクログ

    115ページ。
    ----
     私が考えている「休むこと」というのは、「無理をしない」「焦らない」ことであって、適度な外出と運動は、「休むこと」と同じなのです。つまり、ただ寝ていれば良いということではないのです。
    ----
    うつ病治療の2本柱は投薬と休養というが、休養とは上記のようなものとのこと。自宅療養の診断書をもらったといっても、寝ていなければならない、ということはなく、ストレスを避けつつ適度に活動することが「休養」になるという。

    0
    2010年10月28日
  • 発達障害かもしれない~見た目は普通の、ちょっと変わった子~

    Posted by ブクログ

    比較的初心者、入門書向け。自閉症、高機能自閉症、AS、LD、ADHDなどを、実際の事例なども引用しつつ分かりやすく書かれています。
    既に発達障害に関しての勉強をしている方にとっては物足りないかもしれませんが、まだよく知らないので勉強したいという方には非常にお勧めです。

    特に、発達障害児(者)と接する機会の多い、またはその可能性のある方(主に教師の方など)に読んで頂きたい1冊です。

    0
    2010年04月17日