姜昌勲のレビュー一覧

  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    コミュ症について知りたくて読書。

    最後のセルフケアの重要性を述べる章は、基本であり本書の幹。

    困った人たちを反面教師にしつつ、常に自分が他罰的になっていないかなど自己確認、客観視を高めることが必要。原因は自分にもあるという認識は、円滑な人間関係やセルフケアでも有効。

    黒柳徹子氏や勝間和代氏への分析は面白い。

    パーソナリティ障害もアスペルガー症候群、ADHD見た目では分からないので、KY、変な奴で片付けられてしまい理解が進まない。人間、目に見えない障害には冷たいので。

    ADHDや軽い発達障害は人間誰しも持っているもの。その上で、自分の状況、状態を客観的に知る努力をして個性として生かすと

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    2015年09月15日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    ネタバレ

    チェック項目12箇所。この本を通じて、「自分を一番大切にしながら、コミュ障な人に上手に対応する方法」をみなさんに学んでいただき、すべての人の暮らしが豊かになれば。「障害有病率」でいうと、15%というデータがあります、つまり、6人から 7人に一人は、一生のうち、どこかでうつ病になるということです。「こうすればいい」と教えるのではなく、「どうすればよいか」を一緒に考え、ベストなのは自然な会話の流れのなかで、その人自身から答えが出てくることです。10分話を聴く……時間が限られていることを最初に告げて話を聞く。コミュ障な人と付き合う時には、自分がどこまで援助できるのか、自分のなかでの時間的「限界設定」

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    2013年01月27日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    近年激増している「コミュ障」、コミュニケーション障害とはどのようなものなのか、うつ病や発達障害にまで言及しつつ一般の人間にもコンパクトかつ分かりやすく解説。人間関係をスムーズに進めるためのアドバイスも随所に書かれていて、今現在困っていない人にも大いに参考になる。

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    2013年06月01日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    学校のレポートを書くために手にとった本でしたが、今の自分にはきっと必要な本だったんじゃあないかな、と思います。
    わたしの弟はADHDで、父はアスペルガーで、母はそんなふたりに振り回されてちょっと疲れてしまっていて。
    わたしももう、逃げ出してしまいたいなあと思っていたころだったので。
    そんな時に出会えたのは、ちょっと運命的でした(笑
    この本にあるのは、自分の考え方を変えるためのヒントたちです。
    簡単なことばかりだけれど、それによって大きく変わるのですよね、コミュニケーションが。
    この本にあるもの全てを完璧に実践しようなんて、そんなことは無理です。自分がいっぱいいっぱいになってしまいます。
    だから

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    2013年03月15日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    最近耳にするコミュ障。わかりやすくて読みやすく、自分がどうすれば生きやすいか、相手にどうやって接すればいいか、幅広い人たちにとって有益な一冊だと思う。ただタイトルは一向。

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    2013年02月19日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    一概にコミュ障と言っても、うつだったり、パーソナリティ障害だったりアスペルガーだったり、その他、ADHD、ネガティブ、不安症と多種多様な症状が見られる。
    薄い本の中に、その症状とちょっとした対策法などがうまくまとまっていてわかりやすい。
    偏りも一つの才能になることが、黒柳徹子さん、勝間和代さん、スティーブ・ジョブズ氏、尾崎豊氏、福満しげゆき氏の例でもわかるとおり、特性を活かして順応するというポジティブな考え方に深く共感した。

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    2012年12月01日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    コミュニケーション障害への対処法が書かれている一冊。

    本書のように急増しているかどうかは、自分は推し量ることは出来ませんが、日常を過ごす中で、コミュニケーション能力の差は著しく出てきているようには感じます。

    その中での対処法は色々と参考になったり考えさせられるものがありましたが、やはりどのスタンスであれ中立的に聞くことの大切さを学んだように思います。

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    2012年09月19日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    開業精神科医による本。新型うつ病もアスペルガー障害もADHDも個性と捉え、周囲の人間がうまく対処することでその人を生かすことを説いています。やさしいですね。でも、1000円もするのは財布にやさしくない。

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    2012年09月14日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    すっきりして読みやすく、そして「コミュニケーションがとりにくい人たち」への愛情を感じる本でした。

    発達のでこぼこについて、「Gifted」天から特別な才能を授かって生まれた人たち、という表現も素敵だなぁと思いました。

    コミュニケーションをとりにくい人たちも、それぞれ素敵なものを持っていて、その素敵さに出会う・気付くきっかけ作りのヒントがこの本の中でたくさん紹介されています。

    ディスカバーからの出版ということで、広く、一般の方々のもとに届くといいな、と思いました。

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    2012年08月28日
  • 児童精神科医が教える 子どものこころQ&A70

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    児童精神科医療の全体を知るためのガイドブック。

    最初から通読してみるのもいいし、気になる項目だけ読んでみるのもいいし、「入り口」として、気軽に手に取れる本だと思いました。

    確認のつもりで読み始めたら、理解が不十分な場所がいくつも出てきて、思わず熟読してしまいました。
    広く知る上で、参考になる一冊です。

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    2012年07月24日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    コミュ障=障害者かも?

    中にはただの自分に正直な人、もいますが
    確かにこういう人いるな、と。
    こういう人だと認識して、イライラしない社会なのは
    理想ではありますが、病を認識せずにそのまま、なのは
    本人に理由がわからず、もやっとするものが
    あるかもしれません。
    と考えると、今現在の方がいいのでしょうか??

    それを長所として伸ばすか、短所として閉じ込めるか。
    そこの問題もあるのだな、と。

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    2022年06月02日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    困った人・振り回す人ではなく、楽しませてくれる人・特別な才能を授かった人。周囲が理解し、上手に対応することで、本人も周囲の人も楽になる。うつ、ネガティブ、アスペルガー、ADHD特性への対応のノウハウ。

    何を持って正常とするか。偏りやこだわりがイノベーションを生み出して来たのだろうし、思い込みがなければ物事は動かなかっただろうし。

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    2015年05月23日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    ネタバレ

    フォトリ7冊目。「かみ合わない」という視点から障害や精神疾患、発達特性などを類推。障害、特性については「矯正」より「いきる環境」を作ることで「win win」になろうということですね。コレもICFかな?まず、時間を区切って話を聞く、というの、いただきです。さらっとふれた「不登校への対処」もわかりやすく良いですね。

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    2013年08月11日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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     電車に乗ってるときの暇つぶしに。

    やっぱりよく分からないんだよね私、新型うつ。なんかこの本の説明でもしっくりこないっていうか。

     聞いた話なんだけどさ、いきなり不登校になった女子生徒がいて、クラスの子が話す全てのことが自分の悪口に聞こえるんだって。ラインとかで話すことも全部自分の悪口に思えてきて怖くなって学校に来れなくなっちゃったんだって。

     わたし、その話聴いてたとき、話してる人に、
    「見なきゃいいじゃないですか、ラインなんて。」って思わず言っちゃったんだけど、「それは気になっちゃうから見ちゃうらしいよ。」っていうわけ分からない話言われたんだけど。


    でさ、その子が立ち直ったのよ

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    2013年07月06日
  • あなたのまわりの「コミュ障」な人たち

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    タイトルを見たとき、ついに本に「コミュ障」という言葉が登場したかーという、複雑な感情に襲われた。
    「コミュ障」とは書かれているものの、ADHDや発達障害などについて、こういう症状があるよ、それによってこういう困難があるよ、っていう内容でした。
    全体的に著者の主張としてある「困った人たちを周囲にいる人たちが理解してあげる、許容してあげる」というような内容にめちゃくちゃ共感しました。その点はほほえましかった。
    どうやって「困った人」を社会で包摂するか。考えさせられる。「困った人」に合わせて進んでいく社会になればいいと思う。

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    2012年10月02日