松本利明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「いつでも転職できる」を武器にする 市場価値に左右されない「自分軸」の作り方
著:松本 利明
転職力とは、一発当てると言っても「成りあがる」こととは限らない。自分の持ち味=自分軸を知り、活かすことで、いつでも転職できるが武器になる。転職力は、自身を守ることに繋がる。流動的な世の中で生きていく「安心保険」とも言える。転職力は「自分で人事異動」できる力と言える。「転職できる」を武器として持つことで、はじめて自由になれる。
本書の構成は以下の6章から成っている。
①日本の転職の前提が全て変わってしまった
②自分軸にあった市場を見極める
③自分軸で売れるキャラを確立する
④自分軸で市場価値をつくれ -
Posted by ブクログ
この本を読む前は、早く仕事を終わらせ、メンバーが定時に帰るにはどうすれば良いか?ばかり考えていて、どのようにラクするか考えていなかった。ラクするとは、サボるとは違い、無駄な努力を無くすという視点の一つで興味深い。
さて、気づきは3点。
1つ目は、報連相ではなく「ソラ→アメ→カサ」の順で伝えること。例えば、ソラを見ると雲が多いな(事実)→アメが降りそう(推測)→カサを持っていこう(行動・提案)と3段階で考えるということ。特にアメの予測は、課題を探しがちなため、どうなりそうか?という未来志向で考えることが肝要。
2つ目は、落とし所よりもあえて理想の姿を追い求めること。先日出席したロジカルシンキ -
Posted by ブクログ
「はじめに」に書かれている以下がこの本のテーマ
「実際に活躍しているのは、眉間にシワ寄せて一生懸命働く人ではなく、涼しい顔でサクサク仕事を進めている人です。」
仕事を丁寧にコツコツ時間をかけてやっても、求められたものをアウトプットできないと意味がない。
以下に求められているものをスピード感をもってアウトプットするかがキー。
そのための考え方、テクニックが記載されている。
一つ一つは目新しいものではないが、改めて日々の自分を振り返ると、やってないよなーと思えるので、サクッと振返ることができる。
テーマが統一されているかというと、そうでもなく、仕事に対する考え方の小技がたくさん書いてある。 -
Posted by ブクログ
タイトルからは少し軽い内容を想像していましたが、いい意味で裏切られました。
自信の意識改革を目指す自己啓発本やビジネススキルや読書術、ノート術、手帳術などの時間管理法など、様々なビジネス書が出てきますが、それらを読んで実践しても劇的に効率が上がるとは限りません。著者が指摘するように、他者との関係性の中で仕事の生産性が決まることがほとんどであることを考えると、それを前提として、個人がどう動くべきかを紹介した本書は、非常に実践的な内容であるといえます。
▼「ラクして速い」の定義
・「ラク」:力の「入れ所」と「抜き所」を押さえ、ムダな仕事を減らすこと
・「速く」:1秒でも早く仕事を終わらせること -
Posted by ブクログ
タイトルだけ読むと、
ラクするノウハウが得られるのかな
というとそうではない。
ラク=当たり前のことを
速くするために必要な最低限のことを理解して、
それを実践に持っていける人がすごいという意味。
既に実践済のものもあるが色んなノウハウが詰まってて、
すごく勉強になった。追加でやってみようと思う。
【勉強になったこと】
・相手に依頼された資料を作るときは、
一端作ってみて相手から突っ込みをもらうこと。
1回で正しく伝えられる人のほうが少ないので、
そもそも内容は変わるものだと割り切って取り組む。
つまり、上記を実現するためには、
完成よりも前段階で一度チェックしてもらうという
-
Posted by ブクログ
楽をしたくて投げやりにするのと、『ラクして速い』は違います。論理的に紐解き、効率的に進める事で仕事のとり進めはグッと速くなります。
時間は有限だから、作業時間の短縮のヒントがたくさん詰まっています。
『どんなありがとうを言われているかを素直に聞いてみる(文中より)』
やりたいことがあったり、見つけている人の方が少数なのが実状。
私もいまの仕事を『やりたかったことか』って聞かれたら違って、チャンスが来て、それに便乗したのが今の私。波に乗るように生きています。
どの仕事も、自分の趣味がベースだったり、必要だと感じているものをチョイスしているので、時間を効率的に使えて人生を有意義に感じて